蔡栄喆

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蔡 栄喆(チェ・ヨンチョル、朝鮮語: 채영철/蔡榮喆1926年6月25日 - 2019年11月6日)は、大韓民国政治家。第9・10代韓国国会議員。

本貫平康蔡氏朝鮮語版政厳(ジョンアム、정암/政巖)。庚斉(キョンジェ、경제/庚齊)。カトリック教徒[1]。元無任所長官李炳玉の妻の兄弟である[2]

経歴[編集]

1926年6月25日、日本統治時代の朝鮮全羅北道裡里(現・益山市)に生まれ。陸軍士官学校(8期)、陸軍歩兵学校朝鮮語版陸軍大学卒業。ソウル大学校経営大学院を修了した[3]

中央情報学校長、陸軍本部情報参謀部部長、全北日報社長[3]、韓国新聞協会理事を経て、1973年2月27日に実施された第9代総選挙民主共和党の公認で立候補して当選し、国会議員となった[1]

その後、1978年12月12日に実施された第10代総選挙にも同党の公認で立候補して当選し、再び国会議員となった。また、大韓卓球協会会長、大韓体育会委員を務めたこともある[1]

2019年11月6日、93歳で死去した[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 대한민국헌정회”. rokps.or.kr. 2022年5月20日閲覧。
  2. ^ 휴양도 겸한 대만방문” (朝鮮語). 중앙일보 (1971年1月18日). 2023年9月13日閲覧。
  3. ^ a b c 배재성 (2019年11月6日). “채영철 전 국회의원 별세” (朝鮮語). 중앙일보. 2023年9月25日閲覧。