蓑輪裕之
蓑輪 裕之 | |
---|---|
出生名 | 蓑輪 裕之(Hiroyuki Minowa) |
生誕 | 1952年12月28日(70歳) |
出身地 |
![]() |
学歴 |
旧西ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学マスターコース卒 旧西ドイツ国立ロベルトシューマン音楽大学マスターコース卒 |
ジャンル | ジャズ |
職業 | ベーシスト、コントラバスプレイヤー |
担当楽器 | コントラバス |
活動期間 | 1960年代後半 - 現在 |
蓑輪 裕之(みのわ ひろゆき、1952年 12月28日 )は、ジャズベーシスト、コントラバス奏者。
人物[編集]
大阪府高槻市生まれ。3歳の頃よりクラシックピアノを習い始める。10歳を過ぎるころより、ビートルズやプレスリーをカヴァーする実力を持つ。
大阪府立春日丘高等学校卒業。高校在学中より、ライブハウスで、ジャズベーシストとして、プロとしての活動を始める。高校卒業後、横須賀U.S.Baseのクラブミュージシャンとして、ステージに立つ[1]。その後1972年に名古屋芸術大学へ入学、本格的にコントラバスを専攻する。大学卒業後、旧西ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学マスターコースにて、Prof.フィリッツ・ラオに師事。1978年より旧西ドイツ国立ロベルトシューマン音楽大学マスターコースにて、Prof.ルードウィッヒ・エシュマンにドイツモダンコントラバス奏法を師事、習得。在学中より国立シュトゥットガルトオペラハウス、国立デュッセルドルフオペラハウス等の出演他ヨーロッパ各地でのコンサート活動を行う。
1980年に帰国。高槻市にジュピター音楽院を設立し、1997年より大阪インターナショナルスクールにて在日アメリカ人及び帰国子女を対象にジャズバンドの指導に当たる。1991年から1997年まで、タンゴ楽団『アストロリコ』のコントラバスを担当。
1999年より実現した『高槻ジャズストリート』の総合企画、運営に携わり代表を務める。
2015年6月3から8日開催のブリスベイン・インタナショナル・ジャズフェスティバルに招聘され、自己のトリオと共に、現地のブルース・ウッドワード(G)、メリッサー・フォーブス(Vo)とも共演。地元新聞やメディアで高く評価される[2]。
2018年10月第73回文化庁芸術祭参加公演『和JAZZ』コンサートを開催。豊竹芳穂太夫(文楽太夫・浄瑠璃語り)と義太夫《心中天網島》常磐津美佐希と常磐津《乗合船》を自己のジャズトリオと共演。ジャズと古典芸能とのコラボレーションは芸術祭総覧において、高い評価を受ける[3]
主な共演者[編集]
グラミー賞シンガーのダイアン・シューア (ボーカル)をはじめ、ニューヨーク・ヴォイセス (コーラス)、リー・コニッツ (サックス)、スコット・ハミルトン (サックス)、アーネスティン・アンダーソン (ボーカル)、ローランド・ハナ (ピアノ)、バッキー・ピザレリ (ギター)、ウォーレン・バシェ (トランペット)、ジェームス・ムーディ (サックス)、グラディ・テイト (ドラム)、ハワード・アルデン (ギター)、ハリー・アレン (サックス)、ジェフ・ハミルトン (ドラム)、ケン・ペプロフスキー (クラリネット) 等々、ジャズ界を代表するミュージシャンと深い親交を持つ。