葉千栄

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葉千栄
プロフィール
出生: 1957年4月14日(57歳)
出身地: 中華人民共和国の旗 中国上海市
職業: 東海大学文学部アジア文明学科教授
各種表記
繁体字 葉千榮
簡体字 叶千荣
拼音 Yè Qiānróng
和名表記: よう せんえい
発音転記: イエ チエンロン
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葉 千栄(よう せんえい、1957年4月14日 - )は、中華人民共和国上海市出身の評論家ジャーナリスト、元俳優である。現在は東海大学教授。神奈川県横浜市在住。専門は現代中国政治、中国経済の分析、東アジアの外交と安全保障、中国文明史、中国社会論など[1]

略歴[編集]

1981年上海戯劇学院卒業。上海人民芸術劇院の俳優として舞台劇、映画、テレビドラマなどに出演。1985年、上海人民芸術劇院『家』(巴金作、曹禺脚色、黄佐臨演出)上演団の団員として初来日した[2]

1992年より早稲田大学大学院政治研究科に在籍し修士課程修了。また、香港の政治経済誌「亜州週間」の日本特派員を務めた[3]

MXテレビのトーク番組『アジア電視台』(終了)の司会として、多くのゲストとトークを行う。キャスターを務めた朝日ニュースター『ニュースの深層』(木曜日)では、山崎拓小沢一郎鳩山由紀夫石破茂麻生太郎亀井静香などの政治家、田岡俊次森田実などのジャーナリスト、姜尚中宮台真司高橋哲哉小此木政夫などの学者らと共演した。また岡崎久彦など、右派とみなされる人物の出演も多かった。現在は東海大学教授として教鞭をとるかたわら、執筆・講演を行い、「朝まで生テレビ」「ニュース23」「みのもんたの朝ズバッ!」「サンデーモーニング」などのテレビ番組にゲスト出演する。

人物[編集]

  • 青年期に文化大革命を経験した。
  • 小泉チルドレンが大量当選した衆議院議員選挙直前、担当番組の『ニュースの深層』において、「私も投票に行ってきます。」との発言をしており、日本での投票権があると解されるため日本国籍を取得していることが推測された。
  • 経済にも明るく、銀行や証券会社など、金融関係の会社の講演も数多く行っている。

主張[編集]

  • 「現在の北朝鮮は文革時の中国に似ている」と語ったことがある。
  • 日中経済に関しては以下のような発言が多い。
    • 「リーマンショック後の中国経済の一時的な減速は米国発の金融危機よりもむしろ中国政府の金融引き締め政策行き過ぎによるマクロコントロール失敗が最大の原因だ」
    • 「今後の中国はこれまでの輸出依存から内需主導型の成長モデルへとシフトしていく。日本企業はこれに合わせ、新たな市場戦略を打ち出すべきだ。」
    • 「民主党政権は無駄な支出を削るだけでなく、歳入を増やすための大胆な経済政策を打ち出さない限り、根本的な解決にはならない。」
    • 「国際化を果たし新興国を市場に持つ大手企業の状況は世界的な景気回復につれて好転するだろう。だが、生産も市場も国内頼みの中小企業は、政府の金融支援など一時的な救済策だけでは生き残りが難しいだろう。地方の中小企業は新興国ともっと関わりを持ち、どんどん製品を売り込むべきだ」

出演[編集]

  • よく出演する番組
    • 「なかよしテレビ」(フジテレビ
    • 「朝まで生テレビ」(テレビ朝日
    • 「筑紫哲也のニュース23」(TBS
    • 「みのもんたの朝ズバッ」(TBS)
    • 「愛川欽也のパックイン・ジャーナル」(CS朝日ニュースター)

著書[編集]

  • 『中国が知りたい』(1994 KKベストセラーズ
  • 『日本経済の意見・卓見』共著(1996 日本実業出版社
  • 『大中国はどうなる』共著(1996 文藝春秋
  • 『そして中国は変わった』(1998 KKベストセラーズ)
  • 『リアル・チャイナ!~中国はどこへ向かっているのか』(2003 ダイヤモンド社
  • 『チャイナ・ビッグバン~スーパーインフラ投資と巨大消費市場の争奪戦』(2010 アーク出版)

脚注[編集]

  1. ^ 葉 千栄 教員紹介(東海大学) PDF
  2. ^ 葉千栄プロフィール、ビデオニュース・ドットコム、2002年7月9日
  3. ^ 葉 千栄 講演依頼.com

関連項目[編集]

外部リンク[編集]