菊池誠 (大阪大学)
菊池 誠 | |
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| 生誕 |
菊池 誠 (きくち まこと) 1958年(67 - 68歳) |
| 居住 |
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| 国籍 |
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| 研究分野 |
物理学 統計力学 生物物理学 計算物理学 |
| 研究機関 | 大阪大学 |
| 出身校 | 東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了 |
| プロジェクト:人物伝 | |
| と学会 |
|---|
| 関連項目 |
| トンデモ本 |
| 日本トンデモ本大賞 |
| 運営委員 |
| 永瀬唯 - 藤倉珊 |
| 皆神龍太郎 - 眠田直 |
| 一般会員 |
| 明木茂夫 - 天羽優子 |
| 伊東岳彦 - 江藤巌 |
| 開田あや - 開田裕治 |
| 声 - 瀧川鯉朝 |
| 立川談之助 - 原田実 |
| 稗田おんまゆら - 前野昌弘 |
| 元会員 |
| 伊藤剛 - 植木不等式 |
| 岡田斗司夫 |
| 菊池誠 - 柳下毅一郎 |
| 鶴岡法斎 |
| 物故会員 |
| 志水一夫 - 唐沢俊一 - 山本弘 - 横田順彌 |
| 公式サイト |
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www |
菊池 誠(きくち まこと、1958年 - )は、日本の物理学者。専門は、統計力学・生物物理学・計算物理学。学位は、理学博士(東北大学・1986年)(学位論文「モンテカルロ法による臨界現象の研究」)。大阪大学D3センター招聘教授。日本SF作家クラブ会員。大阪大学名誉教授。
概要
[編集]学生時代からSFファンで、「仙台SFクラブ」「ESIF」「THATTA友の会」「BAMU」「科学魔界」など、多くのSFファングループに参加。
SFの翻訳に、フィリップ・K・ディック『ニックとグリマング』などがある。また、木口まこと名義で『SFマガジン』などでルーディ・ラッカーの短編などの翻訳を行っている。また、2008年に開催された日本SF大会「DAICON7」では顧問をつとめた。
また、疑似科学、オカルトやスピリチュアルなどの社会的な問題点を指摘している。
なお、2010年4月に自身のTwitterにおいて、「百科事典の項目としては無意味」[2]、2015年3月に「wikipediaの僕の項目は全部消してもらいたい」[3]、2022年3月に「Wikipediaの僕の項目は全削除を要求したい」[4]と、複数回本項の削除を要望する発信をしている。
プログレッシブ・ロック、ブリティッシュ・ハードロックなどを愛好し、テルミン奏者としてソロアルバムをリリースしている[5][6]。プログレッシブロック・デュオ「andmo'」や、即興ノイズ・フォークロック・デュオ「Light Novels」でライブ活動も行っている[7][8]。
2011年、『科学と神秘のあいだ』で第42回星雲賞ノンフィクション部門の候補となる。
経歴
[編集]- 青森県立弘前高等学校、東北大学理学部物理学科卒業。
- 1986年 - 東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士修了、理学博士(1986年) 論文名は「モンテカルロ法による臨界現象の研究」[10]
- 1987年 - 文部教官採用、大阪大学理学部物理学科助手
- 1991年 - マックス・プランク研究所研究員(ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ)
- 1993年 - 大阪大学理学部物理学科助教授、1996年大阪大学大学院理学研究科助教授(改組)、1999年教授昇格を経て、2000年より大阪大学サイバーメディアセンター大規模計算科学研究部門教授、大阪大学大学院理学研究科物理学専攻学際計算物理学グループ教授、大阪大学理学部物理学科教授[11][12][13]。
- 2008年 - 第47回日本SF大会「DAICON7」の顧問をつとめた[14]。
- 2024年 - 定年退職[15]。同年より、大阪大学D3センター招聘教授[16]。
批判
[編集]日本原子力研究開発機構J-PARCセンター研究副主幹(当時は研究副主任)の井田真人は、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)の報告書の明らかな誤読・曲解例として、菊池誠のTwitterを挙げており、完全に誤読していると指摘している[17]。菊池誠は、2018年8月4日のTwitterで「最大でも50ミリシーベルト程度」と書いたり、8月7日では「甲状腺癌は増えません」と書いている[17]。2013年の報告書は75ページで「推定では、強制避難区域で地域平均で最大80mGy、避難区域外で地域平均最大50mGv」、253ページでは「推定では、その平均の2-3倍の被ばく量の人もいる」としているため菊池は平均値を最大値だと誤解しており、「チェルノブイリのような多数の甲状せんがんの発生は考慮しなくていい」とチェルノブイリ並みの多数の発生が否定されているだけである[17]。「研究者、教育者として大事な何かを忘れ始めているのではないだろうか」とコメントされている[17]。
家族
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『科学と神秘のあいだ』筑摩書房〈双書zero〉、2010年3月。ISBN 978-4-480-86072-9。
共著
[編集]- 香山リカ『信じぬ者は救われる』かもがわ出版、2008年3月。ISBN 978-4-7803-0155-7。
- 渋谷研究所X『おかしな科学--みんながはまる、いい話コワい話』楽工社、2009年7月。ISBN 978-4-903063-33-1。
- 松永和紀、伊勢田哲治、平川秀幸、片瀬久美子『もうダマされないための「科学」講義』光文社(光文社新書)、2011年9月。ISBN 978-4334036447
- 小峰公子、おかざき真里(イラスト)『いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話』筑摩書房、2014年3月、ISBN 978-4480860798
- 宋美玄、姜昌勲、NATROMほか『各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと』メタモル出版、2016年7月、ISBN 978-4895958981
- 髙野徹、緑川早苗、大津留晶、菊池誠、児玉一八 共著『福島の甲状腺検査と過剰診断 子どもたちのために何ができるか』あけび書房 2021年8月
訳書
[編集]- フィリップ・K・ディック『ニックとグリマング』筑摩書房、1991年8月。ISBN 4-480-83117-7。
- フィリップ・K・ディック『メアリと巨人』細美遥子と共訳、筑摩書房、1992年12月。ISBN 4-480-83133-9。
監修
[編集]- ミチオ・カク『アインシュタイン--よじれた宇宙の遺産』槙原凛訳、WAVE出版、2007年7月。ISBN 978-4-87290-290-7。
日本語版編集委員
[編集]- ロバート・T・キャロル『懐疑論者の事典』 上、小久保温・高橋信夫・長沢裕・福岡洋一訳、楽工社、2008年10月。ISBN 978-4-903063-12-6。
- ロバート・T・キャロル『懐疑論者の事典』 下、小久保温・高橋信夫・長沢裕・福岡洋一訳、楽工社、2008年10月。ISBN 978-4-903063-13-3。
その他
[編集]- 鈴木みそ『僕と日本が震えた日』 (リュウコミックス) 本人役として出演。
論文
[編集]脚注
[編集]- ↑ “"かわいい物理学/音"”. 2026年4月7日閲覧。
- ↑ 菊池誠 2010年4月4日の発言、2014年6月2日閲覧。
- ↑ kikumacoの2015年3月14日のポスト- X(旧Twitter)
- ↑ kikumacoの2022年3月1日のポスト- X(旧Twitter)
- ↑ Personal Information 2012年2月13日参照。
- ↑ “andmo’/Light Novelsの菊池誠による初のソロ・テルミン・アルバムがリリース”. 2026年4月7日閲覧。
- ↑ テルミン・ユニット and_more.. 2012年2月13日参照。
- ↑ “Lite Novels”. 2026年4月7日閲覧。
- ↑ “第10回 受賞作品詳細”. 日経「星新一賞」. 日本経済新聞. 2024年6月21日閲覧。
- ↑ 博士論文書誌データベース
- ↑ 「大阪大学サイバーメディアセンター教員一覧」、大阪大学サイバーメディアセンター、2014年12月22日閲覧。
- ↑ 「研究者詳細」、大阪大学、2014年12月22日閲覧。
- ↑ 物理学専攻のスタッフ、大阪大学大学院理学研究科・物理学専攻、2014年12月22日閲覧。
- ↑ 『SF大会は関西から始まった ファン活動のはじまりといま』(スモール・ベア・プレス)P.282
- ↑ 退職教授による記念講義大阪大学
- ↑ “菊池誠”. 2026年4月7日閲覧。
- 1 2 3 4 井田真人「曲解されたUNSCEARレポート : その2」『科学』第88巻第10号、2018年10月、1033-1038頁。
- ↑ “菊池 楯衛(きくち たてえ)”. 弘前市. 2024年6月21日閲覧。
- ↑ 「菊池楯衛」。コトバンクより2024年6月21日閲覧。
- ↑ 2023年03月13日 星新一賞
- ↑ “弘前公園最長寿のソメイヨシノ”. 弘前市. 2024年6月21日閲覧。
- ↑ 2008/03/31 桜
- ↑ 「菊池秋雄」『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』。コトバンクより2025年8月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 菊池誠の物理ページ
- 大阪大学研究者詳細「菊池誠」
- 菊池のホームページ
- あ〜る菊池誠(反緊縮) (@kikumaco) - X(旧Twitter)
- 菊池のnote
- kikulog - ニセ科学関連のブログ。
- テルミン・ユニット and_more.. - ウェイバックマシン(2007年2月4日アーカイブ分)
- ヒルベルト空間便り--ラッカーの数学SFをめぐる座談会 - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分) -「SFマガジン」1994年5月号に掲載された、SF作家ルーディ・ラッカー特集での座談会。座談相手は大森望、志村弘之(数学者)。
- てらさんは名探偵 - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
- 水鏡子誘拐事件 - ウェイバックマシン(1999年10月3日アーカイブ分) - ファンジン「ZHATTA」に発表したパロディ小説。
- “著者 菊池誠”. 楽工社. 2009年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月5日閲覧。