菊池流帆

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菊池 流帆 Football pictogram.svg
名前
カタカナ キクチ リュウホ
ラテン文字 KIKUCHI Ryuho
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-12-09) 1996年12月9日(23歳)
出身地 岩手県釜石市[1]
身長 188cm
体重 80kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ヴィッセル神戸
ポジション DF
背番号 17
利き足 右足
ユース
2012-2014 青森山田高校
2015-2018 大阪体育大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2019 レノファ山口FC 35 (3)
2020- ヴィッセル神戸
1. 国内リーグ戦に限る。2019年11月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

菊池 流帆(きくち りゅうほ、1996年12月9日 - )は、岩手県釜石市出身[1]サッカー選手Jリーグヴィッセル神戸所属。ポジションはディフェンダー

来歴[編集]

7歳からサッカーを始めたが、中学2年の時に東日本大震災に遭遇。自身や学校に直接の被害はなかったものの、小学校時代の地区選抜チームのコーチを亡くし、練習グラウンドに仮設住宅が建ち並ぶ状況にサッカーを断念しかけるが、横浜FCが釜石市で開いたサッカー教室で三浦知良と一緒にプレーしたことや、同じく被災地を訪問したラモス瑠偉名波浩福西崇史らの姿に元気づけられ、再びサッカー選手への道を歩み始める[2]

その年に見た第88回全国高等学校サッカー選手権大会決勝で山梨学院大附属高校と対戦した青森山田高校の存在を知り、特待生を決めるセレクションを受けに行くも不合格。その悔しさをバネに、一般入学で青森山田高校に進む[3]。当時はサイドハーフだったが、周りのレベルの高さを実感し、ヘディングができたことから自らセンターバックへのコンバートを志願[4]。そこから努力を積み重ねてエアバトル(空中戦での競り合い)に磨きをかけ、一番下のDチームから上り詰めて3年次にはついに公式戦に出場できるまでになり、夏の高校総体(インターハイ)では4強進出の立役者となり優秀選手に選出される[5]。最初で最後の出場となった第93回全国高等学校サッカー選手権大会は初戦PK戦敗退で不完全燃焼に終わるも、大会優秀選手に選ばれるとともに、日本高校サッカー選抜のメンバーに選ばれ、翌年2月のFUJI XEROX SUPER CUP2015の前座試合として行われた「NEXT GENERATION MATCH」では後半から出場[6]、直後に行われたヨーロッパ遠征にも参加した。

高校卒業後は大阪体育大学に進学。2年生の時は怪我に泣かされたものの、コンスタントに大学選抜に選出され、3年生のときにはユニバーシアード台北大会日本代表に選出され、優勝メンバーの一員となった[7]

2019年よりレノファ山口FCに加入[8]、釜石出身として初のJリーガーとなった[2]。3月24日、第5節・栃木SC戦でプロ入り初先発[9]、4月14日の第9節・鹿児島ユナイテッドFC戦で挙げたプロ初ゴールが決勝点となり、2019年シーズンのホーム初勝利に貢献した[10]

2020年にヴィッセル神戸に加入。

人物[編集]

  • エアバトルの際に大声で雄叫びを挙げるのが特徴。高校時代はむしろ、周りからコーチングを要求されても声を出せないタイプだったと言うが、大学に入ってから段々と声が大きくなっていったという[11]
  • 「いつも日記を書くのが好き」といい、大学卒業間際にブログ (note) を開始。最初の投稿には、鈴木翔登米田隼也中野誠也といったプロサッカー選手からも反応があったという[12]

所属クラブ[編集]

ユース経歴
プロ経歴

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 山口 49 J2 35 3 - 2 0 37 3
2020 神戸 17 J1
通算 日本 J2 35 3 - 2 0 37 3
総通算 35 3 - 2 0 37 3
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2020 神戸 17
通算 AFC

タイトル[編集]

代表[編集]

ユニバーシアード日本代表

個人[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 菊池流帆. “サッカーとは。”. note. 2018年12月27日閲覧。
  2. ^ a b “レノファで誕生 津波被害の釜石出身初Jリーガー 東日本大震災から8年”. 山口新聞. (2019年3月10日). https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2019/0310/4p.html 2019年4月5日閲覧。 
  3. ^ 森田将義 (2017年11月19日). “第10回 大学サッカー通信 ~ 菊池流帆(青森山田高校→大阪体育大学3年)~”. 青森ゴール. 2018年12月27日閲覧。
  4. ^ 安藤隆人 (2015年12月30日). “高校選手権、前回大会のスターはいま。大学で、プロで、もがき前進する3選手。”. Sports Graphic Number. pp. 4-5. 2018年12月27日閲覧。
  5. ^ “[MOM1121]青森山田DF菊池流帆(3年) 攻守で輝いたエアバトラー”. ゲキサカ (講談社). (2014年9月9日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?146827-146827-fl 2018年12月27日閲覧。 
  6. ^ “渡邊凌、前川ゴール!日本高校選抜が昨年に続き、U-18Jリーグ選抜撃破!!”. ゲキサカ (講談社). (2015年2月28日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?157947-157947-fl 2018年12月27日閲覧。 
  7. ^ “戸嶋→ジャーメインで決勝点!ユニバ代表はフランス下し、3大会ぶり6度目V”. ゲキサカ (講談社). (2017年8月30日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?224764-224764-fl 2018年12月27日閲覧。 
  8. ^ “菊池 流帆選手 大阪体育大学より加入のお知らせ” (プレスリリース), レノファ山口FC, (2018年12月9日), http://www.renofa.com/archives/39974/ 2018年12月27日閲覧。 
  9. ^ 「いつもと違うことをした」プロ初先発でCB→FW…山口の霜田監督は“雄叫びのエアバトラー”菊池流帆に高評価”. 講談社 (2019年3月24日). 2019年4月5日閲覧。
  10. ^ “お待たせ!ホーム初勝利 レノファ、鹿児島に1-0”. 山口新聞. (2019年4月16日). https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2019/0416/8p.html 2019年4月17日閲覧。 
  11. ^ “「スポーツライター平野貴也の『千字一景』」第40回:帆を上げ、叫び、前へ進め(大阪体育大:菊池流帆)”. ゲキサカ (講談社). (2016年12月12日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?205266-205266-fl 2018年12月27日閲覧。 
  12. ^ “大体大DF菊池流帆の大学4年間は「最高でした」、話題の『note』は「終わりじゃなくて始まり」”. ゲキサカ (講談社). (2018年12月20日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?262001-262001-fl 2018年12月29日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]