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荒鷲の要塞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
荒鷲の要塞
Where Eagles Dare
監督 ブライアン・G・ハットン
脚本 アリステア・マクリーン
原作 アリステア・マクリーン
製作 エリオット・カストナー
ジェリー・ガーシュウィン
出演者 リチャード・バートン
クリント・イーストウッド
メアリー・ユーア英語版
音楽 ロン・グッドウィン
撮影 アーサー・イベットソン
編集 ジョン・ジンプスン
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 イギリスの旗 1968年12月4日
日本の旗 1968年12月14日
アメリカ合衆国の旗 1969年3月12日
上映時間 155分
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
ドイツ語
興行収入 2億6349万円 日本の旗
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荒鷲の要塞』(あらわしのようさい、原題:Where Eagles Dare)は、1968年のイギリス・アメリカ合作の戦争スリラースパイ映画。監督はブライアン・G・ハットン、主演はリチャード・バートンクリント・イーストウッド。原作の小説はイギリスの作家アリステア・マクリーンによるもので、自ら脚本を担当した。

あらすじ

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第二次世界大戦の最中、ヨーロッパ大陸反攻作戦を担当するアメリカ陸軍の将軍、カーナビーが飛行機事故によりドイツ軍の捕虜となる。連合国の最重要機密の漏えいを防ぐため、イギリス軍情報部(MI6)のローランド提督とターナー大佐は救出作戦を立案。スミス少佐を中心とするイギリス軍情報部員6名と、アメリカ陸軍レンジャー英語版のシェイファー中尉からなる混成部隊が結成される。

カーナビー将軍が収容されているのは、アルプス山脈の断崖絶壁に建てられた「鷲の城」(Schloss Adler)と渾名される難攻不落の城塞である。一行はカーナビー将軍救出のため、この「鷲の城」に向かう。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
日本テレビ旧版日本テレビ新版
(吹替追録版)
ジョン・スミス少佐リチャード・バートン木村幌木村幌
星野貴紀
モリス・シェイファー中尉クリント・イーストウッド山田康雄山田康雄
多田野曜平
メリー・エリソンメアリー・ユーア英語版武藤礼子弥永和子
木村香央里
ワイアット・ターナー大佐パトリック・ワイマーク英語版加藤正之宮川洋一
原田晃
ローランド提督マイケル・ホーダーン巌金四郎塩見竜介
中村浩太郎
オラフ・クリステンセン大尉ドナルド・ヒューストン英語版竜門睦月
テッド・バークリー大尉ピーター・バークワース英語版
リー・トーマス大尉ウィリアム・スクワイアー英語版
ジョージ・カーナビー将軍ロバート・ビーティ英語版宮川洋一田中康郎
ハロッド軍曹ブルック・ウィリアムズ英語版
ジョック・マクファーソン軍曹ニール・マッカーシー英語版村井雄治
セシル・カーペンター中佐ヴィンセント・ボール英語版
ポール・クラマー親衛隊大佐アントン・ディフリング仁内建之仁内建之
小原雅人
ユリウス・ロゼマイヤー将軍ファーディ・メイン英語版千葉耕市大木民夫
上別府仁資
フォン・ハッペン少佐ダーレン・ネスビット仲村秀生青野武
(多田野曜平)
ヴァイスナー大佐ヴィクター・ビューモント英語版
ハイジイングリッド・ピット英語版北浜晴子有馬瑞香
弘松芹香
ヴィルヘルム・ヴィルナー少佐ガイ・ディギー英語版
(クレジットなし)
藤本譲
ヴィルデン・ヒルシュ少佐ジョン・G・ヘラー
(クレジットなし)
アンヌ=マリー・カーニシャー中尉オルガ・ロウ
(クレジットなし)
空軍通信士フィリップ・ストーン
(クレジットなし)
その他北原義郎
塩見竜介
加藤治
飯塚昭三
鈴木泰明
清川元夢
神山卓三
田中康郎
村山明
桜本晶弘
若本規夫
幹本雄之
鈴木れい子
木戸太一
細井重之
峰恵研
平林尚三
村越伊知郎
寺島幹夫
筈見純
小島敏彦
石森達幸
北原義郎
追加録音部分
橘諒
日本語版制作スタッフ
演出左近允洋本田保則
吉田啓介
翻訳秋元良介榎あきら
(五十嵐江)
調整坂巻四郎桑原邦男
効果南部満治
テクニカル・ルーム
録音シネビーム・スタジオ
制作グロービジョンオムニバスプロモーション
(グロービジョン)
ムービープラス
初回放送1975年4月23日(前編)
1975年4月30日(後編)
水曜ロードショー
BD収録[1]
1979年5月23日
『水曜ロードショー』
吹替追録版

2021年5月16日
ムービープラス

※日本テレビ新版は2021年5月16日にムービープラスで放送される際、初回放送時にカットされたシーン(約36分)を代役で追加録音した「ムービープラス吹替追録版」が製作された[2][3][4]

スタッフ

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小説版

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映画の脚本を元に、マクリーン本人による小説化も行われた。マクリーンはそれまでもイアン・スチュアート名義でいくつかのアクション小説を発表していた(*マクリーンとして作家デビューしたが、1960年代初頭、彼は自らの作品の人気が作家名ではなく作品の面白さに依ることを確認するために「イアン・スチュアート」名義で2つの作品を出版した) が、「アリステア・マクリーン」名義で発表されたものとしては『荒鷲の要塞』が最初のアクション小説だった[5]。(*「女王陛下のユリシーズ号)1955はマクリーン名義。それ以降の作品も同様)小説版と映画では、人物の名前や設定、一部の展開などに差異が見られる。日本では平井イサク訳(早川書房、1968年、のち文庫)。

影響

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イギリスのヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデンの楽曲「Where Eagles Dare」(邦題:イーグルス・デア)(1983年発表のアルバム『頭脳改革』に収録)は本作をモチーフにしている。

「鷲の城」の撮影はオーストリア中部のホーエンヴェルフェン城英語版で行われた[6]。現在、ホーエンヴェルフェン城は観光地として公開されている。

参考文献

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  • アリステア・マクリーン 著、平井イサク 訳『荒鷲の要塞』早川書房、1977年。ISBN 4150401624 

脚注

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  1. 同枠で1981年5月27日に放映された再放送短縮版
  2. 荒鷲の要塞【ムービープラス吹替追録版】”. ムービープラス. 2021年4月3日閲覧。
  3. イーストウッド『荒鷲の要塞』吹替追録版がムービープラスでTV初放送!多田野曜平、星野貴紀のコメント到着!!”. Banger!!!. 2021年4月28日閲覧。
  4. 荒鷲の要塞【ムービープラス吹替追録版】”. 吹替キングダム (2021年5月7日). 2025年2月20日閲覧。
  5. マクリーン 1977, p. 328.
  6. Vom Ring zum Känguru”. Die Presse.com (2013年10月25日). 2015年4月30日閲覧。

外部リンク

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