荒川峡温泉郷

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鷹の巣温泉

荒川峡温泉郷(あらかわきょうおんせんきょう)は、新潟県岩船郡関川村荒川沿いにある4温泉の総称。近年は国道113号線バイパス沿いに桂の関温泉ができたためと関川の名をアピールするため、えちごせきかわ温泉郷と称している。

荒川上流に点在する高瀬、雲母(きら)、湯沢、鷹ノ巣の4温泉地から成る。この湯沢温泉は越後湯沢温泉(新潟県南魚沼郡湯沢町)とは異なる。

泉質[編集]

温泉地[編集]

高瀬温泉
荒川河畔に位置する。同温泉郷の中枢で、10数軒の温泉旅館、飲食店なども立地する。元来はここが雲母温泉であったが、鷹が温泉を導いたという伝説から、高瀬温泉と呼ばれるようになったという。
雲母温泉(きら)
高瀬温泉の対岸に位置する温泉で、数軒の温泉宿がある。歴史は高瀬温泉より新しく、ボーリングによって新たに温泉が開発された。そこで、消滅していた旧称の雲母をとって温泉名とした。
湯沢温泉
湯蔵山の麓に湧く温泉。同温泉郷では最も古く、鎌倉時代の開湯と伝わる。須貝刑部という人物が熊を追っている際、その熊が外傷を癒やしているのを発見し、湯屋を設けたという伝説が残る。現在は、昔ながらの木造温泉宿が数軒並ぶ湯治向けの湯である。
鷹ノ巣温泉
最も上流にあり、荒川がS字に彎曲する河岸段丘に位置し、景観に優れる。古くから湧く温泉で、保養向け。明治18年、米沢街道の発展に伴い、温泉地を整備。鷹が水浴びをしていたという伝承にちなんで、鷹ノ巣温泉と名付けた。

歴史[編集]

最も古いいで湯は湯沢温泉で800年の歴史を持つ。しかし、一帯は河川の氾濫が多く、そのため何度も温泉街が流失している。今日、最も規模の大きい温泉地は高瀬温泉であり、温泉郷の中心地となっている。

アクセス[編集]

参考文献[編集]

  • 野口冬人著 全国温泉大事典 旅行読売出版社

外部リンク[編集]