荒川和久
荒川 和久(あらかわ かずひさ)は、日本の独身研究家[1]・コラムニスト。独身生活者研究の第一人者として知られる[2]。
経歴[編集]
栃木県宇都宮市出身[3]。早稲田大学法学部卒業後に株式会社博報堂へ入社し、自動車・飲料・食品・化粧品などのプロモーションを担当する[4][5]。2014年に博報堂ソロ男子プロジェクト(現:博報堂ソロもんラボ)を立ち上げた[6]。それ以来、日本の独身男女を研究する「独身研究家」として知られるようになった[7]。
現在は、宣伝会議において男性消費をテーマとした講座のレギュラー講師および、Yahoo!ニュース エキスパートを勤める[8][9]。コラムニストとしての主な論点は「日本で出生数が減少したのは、婚姻数が減少しているから」といったものがある[10]。
著作[編集]
- 『結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル』〈ディスカヴァー携書〉2015年。ISBN 978-4799317983。
- 『超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃』〈PHP新書〉2017年。ISBN 978-4569832760。
- 『ソロエコノミーの襲来』2019年。〈ワニブックス新書〉ISBN 978-4847066221
- 『結婚滅亡 ~「オワ婚時代」のしあわせのカタチ~ 』2019年。〈あさ出版〉ISBN-10: 4866671742
- 『「一人で生きる」が当たり前になる社会』 2020年〈ディカヴァー携書〉ISBN-10 : 4799327062
- 『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』2023年〈ぱる出版〉ISBN-10 : 4827213909
- 『「居場所がない」人たち ~超ソロ社会における幸福のコミュニティ論』 2023年〈小学館新書〉ISBN-10 :4098254433
脚注[編集]
- ^ 東洋経済オンライン連載プロフィールより。
- ^ “'I love old people': Singapore influencer cries seeing elderly people eating alone in Japan restaurant” (英語). AsiaOne (2022年11月24日). 2023年10月4日閲覧。
- ^ “就業構造との相関指摘 独身社会研究・荒川さん 男性50歳時未婚率高い栃木県|下野新聞 SOON”. 下野新聞 SOON. 2023年10月4日閲覧。
- ^ 日経BP. “荒川和久:日経xwoman”. woman.nikkei.com. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “BBTラーニングマーケット”. bb.bbt757.com. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “博報堂ソロ活動系男子プロジェクト、単身・独身女性の意識調査を実施 |ニュースリリース|博報堂 HAKUHODO Inc.”. 博報堂 HAKUHODO Inc.. 2023年10月4日閲覧。
- ^ Fumiya, Kimiwada (2022年1月30日). “【独身研究家】“超ソロ社会”到来。今こそ、「つながり」を再定義しよう”. NewsPicks. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “男性消費を掴むためのメンズ・マーケティング基礎講座(オンデマンド配信)”. 宣伝会議オンライン. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “荒川和久の記事一覧 - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “独身研究家・荒川和久氏が語る「異次元の少子化対策」が期待できない理由 - 社会 - ニュース”. 週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト] (2023年5月5日). 2023年10月4日閲覧。