荒尾駅 (熊本県)

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荒尾駅*
駅舎
駅舎
あらお
Arao
**大牟田 (4.1km)
(3.2km) 南荒尾
所在地 熊本県荒尾市万田1471-1[1]
所属事業者 JR logo (kyushu).svg九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 151.6km(門司港起点)
電報略号 ラオ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,172人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1912年大正元年)11月1日[1]
備考 直営駅
みどりの窓口[1]
* 1943年(昭和18年)に万田駅から改称[1]
** この間に本社直轄エリア熊本支社境界あり(当駅から南荒尾寄りは熊本支社管内)
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構内

荒尾駅
配線図

大牟田駅

STRg STRf
KRWgl+l KRWgr+r
STR+l ABZgr ABZgl STR+r
STR+BSr
STR+BSr
STR+BSl
STR+BSl
STR+BSl STR+BSr STR+BSl STR+BSr
STRl ABZg+r ABZg+l STRr
KRWgl+l KRWgr+r
STRg STRf

南荒尾駅

荒尾駅 (あらおえき)は、熊本県荒尾市万田にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である[1]。熊本県最北端の駅。

朝夕の時間帯に運行される博多小倉方面からの快速列車の乗り入れは(大牟田駅発着分を除き)当駅までとなっており、熊本八代方面から来る列車の一部は、当駅で博多小倉方面の快速・普通列車に同じホーム(1・2番のりば)で乗り換えできる。 かつては一部特急列車が停車していたが、2018年3月17日日のダイヤ改正以後は当駅を経由する特急列車の設定がない[2]

本項では、1964年(昭和39年)に廃止した荒尾市営電気鉄道(荒尾市電)の荒尾駅についても記述する。

歴史[編集]

  • 1912年大正元年)11月1日 - 国鉄万田駅(まんだえき)として開業。
  • 1943年昭和18年)6月15日 - 荒尾駅に改称。
  • 1945年(昭和20年)3月 - 2代目の駅舎に改築。
  • 1949年(昭和25年)12月21日 - 荒尾市電、市電荒尾駅 - 境崎駅間開通により市電荒尾駅(後の荒尾駅)が開業する。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 - 荒尾市電廃止。荒尾市電の荒尾駅も廃止となる。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物の取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)
  • 2006年平成18年)4月1日 - JR貨物の駅(貨物の取扱)を廃止。再開後の取扱実績がないままの廃止となる。
  • 2009年(平成21年)
  • 2012年(平成24年)4月8日 - 駅前のロータリーを整備。万田坑第二竪坑櫓のモニュメントを設置。デザインは有明工業高等専門学校の機械工学科の学生が担当。
  • 2018年(平成30年)3月17日 - 運転区間の短縮により特急「有明」が乗り入れなくなり、当駅に停車する特急列車の設定がなくなる[2]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線と多数の留置線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。

みどりの窓口(営業時間 6:50 - 20:00)が設置されている直営駅である。SUGOCAが導入されていて(SUGOCAと相互利用提携しているSuicanimocaはやかけんの利用も可能)、自動改札機が設置されている(熊本県内の在来線駅では熊本駅と当駅だけ)。みどりの窓口で発券される乗車券は東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線(美濃赤坂線)の荒尾駅と区別するため、きっぷには「(鹿)荒尾」と印字される。また、自動販売機で発券される普通入場券も「(鹿)荒尾駅」と記載されている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1・2 鹿児島本線 上り 大牟田・博多・小倉方面
3・4 下り 玉名・熊本・八代方面
荒尾駅*
あらお
ARAO
(0.7km) 境崎
所属事業者 荒尾市交通局
所属路線 荒尾市営電車線
キロ程 0.0km(荒尾起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面1線
開業年月日 1950年(昭和25年)12月21日
廃止年月日 1964年(昭和39年)10月1日
備考 *開設時「市電荒尾」駅で開業。
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旧・市電荒尾駅[編集]

JR荒尾駅北東側、大牟田寄りの踏切のある道に面して荒尾市電の荒尾駅(開設時は市電荒尾駅)が存在していた。 市電荒尾駅は小さな木造の小屋のような駅舎があるだけで、プラットホーム木製の島式ホーム2面1線有する地上駅だった。

国鉄荒尾駅の裏に存在したが、国鉄駅との連絡設備はなく、大牟田寄りの踏切を渡った後南下しなければならなかった。

駅周辺[編集]

市役所や荒尾郵便局などが徒歩圏内にあり荒尾市の中心市街地となっているが、人口減に加え、1990年代ころからグリーンランド周辺に多くの商業施設やニュータウンが建設されたこともあり、かつてのような賑わいはなくなっている。市街地は北側の福岡県大牟田市と連続しており、駅前を走る福岡県道・熊本県道126号大牟田荒尾線や、更に西側にある国道389号などを通じて両市の日常的な移動も盛んである。

駅舎は線路の西側にあり、線路の東側との行き来には約500m離れた踏切を横断しなければならない。この不便を解消するために、線路の東側に東口を設け、駅の東と西の人の往来を改善する計画もあるが、財政難のため凍結されている。

バス路線[編集]

  • 産交バス - 2005年まで運行していた荒尾市交通局の路線を引き継ぎ、荒尾市内各地への路線を運行する。
    • 5・6・7・11・12・13・14・23・31・32:荒尾市内各地 - バスセンター
    • 7・8・12・13:荒尾四ツ山 - イオンタウン
    • 8:市役所前 - 荒尾市民病院前 - バスセンター - 八幡校前
    • 33:市役所前 - 桜山団地 - 自動車学校前 - バスセンター - 八幡台一丁目
  • 西鉄バス大牟田 - 西鉄バスグループ。大牟田市への路線と高速バスを運行する。

駅名の由来[編集]

開業時の地名は玉名郡荒尾村(のちの荒尾町)だったが、三井三池炭鉱の主力坑だった万田坑から採掘された石炭の取り扱い駅として開業したため、「万田駅」と命名された。その後の1942年(昭和17年)に荒尾町と周辺の村とが市制施行して「荒尾市」になったため、駅名も現在の「荒尾駅」に改称された。

「荒尾」は室町時代の古文書では「荒処」や「阿らお」と記されており、古くからあることは確認できているが「荒尾」となった由来ははっきりしていない。肥後国筑後国国境の南側にある荒地を意味する「荒処」が転化した説や、江戸時代の「荒尾手永(てなが)」に由来すると言う説、またこの地を小代一族荒尾氏が治めていたとされる説がある。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
鹿児島本線
快速
大牟田駅 - 荒尾駅
区間快速・普通
大牟田駅 - 荒尾駅 - 南荒尾駅

かつて存在した路線[編集]

荒尾市交通局
荒尾市営電車線
荒尾駅 - 境崎駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、22頁。
  2. ^ a b 平成30年3月にダイヤを見直します(熊本エリア) (PDF)”. 九州旅客鉄道 (2017年12月15日). 2017年12月15日閲覧。
  3. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 荒尾駅(駅情報) - 九州旅客鉄道