茨木神社
茨木神社 | |
---|---|
![]() 拝殿(2018年時点) | |
所在地 | 大阪府茨木市元町4番3号 |
位置 | 北緯34度49分5.9秒 東経135度34分12.7秒 / 北緯34.818306度 東経135.570194度座標: 北緯34度49分5.9秒 東経135度34分12.7秒 / 北緯34.818306度 東経135.570194度 |
主祭神 | 建速素戔嗚尊 |
社格等 | 郷社 |
創建 | 大同2年(807年) |
例祭 | 10月10日 |
地図 |
茨木神社(いばらきじんじゃ)は、大阪府茨木市にある神社。近代社格制度は郷社。
境内に式内社の天石門別神社が鎮座する。
歴史[編集]
大同2年(807年)、坂上田村磨が荊切の里(地名「茨木」の由来)を作った際、今は奥宮となっている天石門別神社が創建されたのに始まると伝えられる。当時は、現在の茨木市宮元町に鎮座していた。天石門別神社の名は、「延喜式神名帳」にも見える。楠木正成が茨木城を築くに当たって現在の位置へ遷座し、以後代々城主の崇敬を受けた。
織田信長は統治手段としてキリスト教を保護し、一方で社寺の破壊を行っていたが、天照大御神、春日大神(天児屋根命)、八幡大神(誉田別命)それに信長自身の産土神である牛頭天王(素戔嗚尊)だけは、さすがの信長も恐れて破却しなかった。そこで天石門別神社は社名を隠し「牛頭天王社」と号して破却を免れ、また後になって素戔嗚尊を実際に合祀したという([1]も参照のこと)。
元和8年(1622年)には社殿を新築すると共に、従来の天石門別神社を奥宮とし、素戔嗚尊を本殿に遷して本社とした。明治5年(1872年)には郷社に列せられている。
境内[編集]
摂末社[編集]
- 皇大神宮 - 天照大御神を祀る。
- 稲荷神社 - 宇迦御魂命を祀る。
- 愛宕神社 - 火産霊命を祀る。
- 天満宮 - 菅原道真公を祀る。
- 主原神社 - 天児屋根命、応神天皇を祀る。
- 多賀神社 - 伊射那岐命を祀る。
- 皇大神社 - 天照大御神を祀る。
- 事平神社 - 大物主神、崇徳天皇、金山彦命を祀る。
- 厳島神社 - 市杵島姫命を祀る。
- 恵美須神社 - 事代主命、大国主命を祀る。
主な神事[編集]
- 1月1日 歳旦祭
- 1月9日~11日 十日戎祭
- 2月11日 紀元祭
- 4月8日 人形奉焼祭
- 4月18日 祈年祭
- 6月30日 大祓
- 7月13日~14日 夏祭
- 10月10日 例大祭
- 11月23日 新嘗祭
- 12月31日 大祓
交通アクセス[編集]
交叉点の斜向かいに茨木市役所があるので、目印になる。