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若駒健三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
若駒 健三
基礎情報
四股名 大響 健三 → 羽後響 健三 → 羽後光 健三 → 若駒 健三
本名 伊藤 健三
生年月日 (1937-04-20) 1937年4月20日
出身 秋田県南秋田郡五城目町
身長 170cm
体重 83kg
BMI 28.72
所属部屋 花籠部屋(入門時は二所ノ関部屋
得意技 右四つ、上手投げ、内掛け
成績
現在の番付 引退
最高位 西前頭8枚目
生涯戦歴 215勝153敗63休(45場所)
幕内戦歴 18勝27敗(3場所)
優勝 十両優勝1回
幕下優勝1回
データ
初土俵 1952年5月場所
入幕 1961年9月場所
引退 1962年3月場所
備考
2019年7月23日現在

若駒 健三(わかこま けんぞう、1937年4月20日 -2019年8月31日[要出典])は、秋田県南秋田郡五城目町出身で花籠部屋(入門時は二所ノ関部屋)に所属した大相撲力士。本名は伊藤 健三(いとう けんぞう)[1]。最高位は西前頭8枚目(1961年11月場所)。

現役時代の体格は170cm、83kg。得意手は右四つ、上手投げ内掛け

来歴・人物

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15歳の時に二所ノ関部屋へ入門し、1952年5月場所で初土俵[1]。翌場所、「大響」の四股名序二段に付いた。

この頃、郷土の先輩でもある元前頭3枚目・大ノ海久光が率いる芝田山部屋(後、花籠部屋に改称)へ移籍している。

2場所現役を務めるも、諸事情により、一時廃業。1953年9月、同部屋に再入門し、再度「大響」の四股名で序二段から再出発した。

以来、順調に出世し、番付に再び付いて僅か1年4ヵ月ほどで幕下に上がった。だが、これから約5年に亘り、この地位にて低迷した。

1960年7月場所、幕下上位で7勝0敗と好成績を収めて優勝し、翌9月場所で新十両昇進。同年11月場所では、12勝3敗の好成績で十両優勝も果たした。

1961年9月場所、24歳で新入幕[1]し、若乃花若三杉らと共に花籠部屋「七若」の1人として活躍した。

幕内を計3場所務めたが、女性問題でやる気を失ってしまい、1962年3月場所限りで廃業した[1]

相撲は動きの早い、小兵だった。

将棋が強く、化粧廻しにも将棋の駒を描いていたという(柄は、王将であった)。

廃業後は、建設関連の企業を立ち上げ、その代表者を務めた。

1988年頃には、『ドリフ大爆笑』(フジテレビなどで放送)の「もしもコーナー」で、相撲コントの相手力士役として出演した。

2019年8月31日23時死去[要出典]

主な戦績

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  • 通算成績:215勝153敗63休 勝率.584
  • 幕内成績:18勝27敗 勝率.400
  • 現役在位:45場所
  • 幕内在位:3場所
  • 各段優勝
    • 十両優勝:1回(1960年11月場所)
    • 幕下優勝:1回(1960年7月場所)

場所別成績

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大響 健三
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1952年
(昭和27年)
x x 新序
2–1 
x 東序二段27枚目
休場
0–0–8
x
1953年
(昭和28年)
東序ノ口筆頭
休場
0–0–8
番付外
 

引退
0–0–0
x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)
若駒 健三
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1953年
(昭和28年)
x x x x 新序
2–1 
x
1954年
(昭和29年)
東序二段57枚目
6–2 
東序二段16枚目
7–1 
東三段目60枚目
5–3 
x 東三段目43枚目
4–4 
x
1955年
(昭和30年)
東三段目37枚目
5–3 
東三段目14枚目
6–2 
西幕下52枚目
5–3 
x 西幕下44枚目
6–2 
x
1956年
(昭和31年)
西幕下30枚目
7–1 
西幕下14枚目
4–4 
東幕下13枚目
4–4 
x 東幕下13枚目
4–4 
x
1957年
(昭和32年)
西幕下12枚目
4–4 
西幕下10枚目
4–4 
西幕下9枚目
5–3 
x 西幕下6枚目
4–4 
東幕下6枚目
4–4 
1958年
(昭和33年)
東幕下7枚目
4–4 
東幕下6枚目
6–2 
東幕下筆頭
0–2–6 
西幕下13枚目
4–1–3 
東幕下11枚目
休場
0–0–8
西幕下26枚目
休場
0–0–8
1959年
(昭和34年)
東幕下46枚目
5–3 
西幕下39枚目
4–4 
東幕下39枚目
6–2 
東幕下21枚目
1–7 
西幕下37枚目
0–1–7 
西幕下62枚目
7–1 
1960年
(昭和35年)
東幕下40枚目
4–4 
東幕下35枚目
5–3 
東幕下26枚目
6–2 
東幕下13枚目
優勝
7–0
西十両15枚目
8–7 
西十両14枚目
優勝
12–3
1961年
(昭和36年)
西十両4枚目
10–5 
東十両筆頭
4–11 
東十両8枚目
10–5 
東十両2枚目
10–5 
東前頭13枚目
9–6 
西前頭8枚目
6–9 
1962年
(昭和37年)
東前頭12枚目
3–12 
東十両4枚目
引退
0–0–15
x x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

幕内対戦成績

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力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数
青ノ里 1 1 天津風 1 0 一乃矢 3 0 宇多川 0 2
追手山 0 1 大晃 0 2 小城ノ花 0 1 海乃山 0 2
金乃花 1 2 北の洋 1 2 君錦 1 0 清ノ森 1 1
常錦 1 2 鶴ヶ嶺 0 1 出羽錦 0 2 豊國 0 1
成山 1 0 羽黒花 0 1 福田山 1 0 房錦 1 1
前田川 1 1 松登 1 1 豊山 1 0 若前田 1 2

改名歴

[編集]
  • 大響 健三(おおひびき けんぞう、1952年9月場所-1953年1月場所・1954年1月場所-1957年3月場所)
  • 羽後響 健三(うごひびき - 、1957年5月場所)
  • 羽後光 健三(うごひかり - 、1957年9月場所-1960年1月場所)
  • 若駒 健三(わかこま - 、1960年3月場所-1962年3月場所)

関連項目

[編集]

参考文献

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d ベースボールマガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(2) 二所ノ関部屋』p35