若頭

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若頭(わかがしら)とは、親子の擬制的血縁関係で成り立つヤクザの社会で、子分の筆頭を意味する役職である。口頭では「かしら」や「わかがし」と言うことが多い。若者頭(わかものかしら)とも言う。

ヤクザ組織[編集]

若頭は一般的に、ヤクザの組織上で実質的な地位は組長に次ぐ第二位として格別の権限を有する。また、次期組長の最有力候補と看做される場合が多い。かつては代貸という呼称がこの地位に対して用いられることが多かったが、今はあまり見られない。

権限が強大であるが故に、その業務・範囲は非常に広範囲に渡っている。

義理事での親分の名代、他組織との外交、抗争事件の陣頭指揮等を行うため、その職務は激務と言われている。そのため、最終決定権は親分にありつつも、組織の実権をほぼ手中にし舵取りをしているのは若頭であると言っても過言ではない。

とりわけ全国最大の暴力団である山口組の若頭人事は影響力が大きいため、注目されることが多い。

このように重要な職務であるため、若頭補佐をおく組織も多く、一般的には複数おかれる。

「若頭」の呼称はもともと関西独自のものであるため、関東の組織によっては若頭の名称を禁止しているところもある。現在、関東二十日会に所属する組織に若頭の役職はない。しかし二次団体以降になると関東でも使用されることが多くなっている。

その他の組織[編集]

地方によっては若衆宿のリーダーを若頭という場合もある。

尚、日本相撲協会にも若者頭(わかいものがしら)という役職があるが、これは年寄になれなかった元力士が相撲協会の業務に於いて、親方衆の業務をアシストする、いわば補助員のような役目をするものである。

岸和田だんじり祭の場合は、町会の連合で運営されている組織の中の、青年団・組のとりまとめ役を若頭と呼ぶ。曳行中はだんじりの前後につき、事故防止等に努める。また、旧市祭礼22町の若頭から選抜されたメンバーによって岸和田市連合若頭連絡協議会(略して「若連」)を結成し、祭の警備を行う。

関連項目[編集]