花形冴美

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花形 冴美
基本情報
本名 田中 冴美
階級 ミニフライ級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1984-10-28) 1984年10月28日(33歳)
出身地 神奈川県横浜市
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 21
勝ち 12
KO勝ち 6
敗け 7
引き分け 3
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花形 冴美(はながた さえみ、1984年10月28日 - )は、日本の女子プロボクサーである。神奈川県横浜市出身。花形ボクシングジム所属。第2代OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王者。本名は田中 冴美(たなか さえみ)で、リングネームは師匠である元世界チャンピオン花形進から受けたものである。

来歴[編集]

中学時代はジェフユナイテッド市原・千葉レディースのサッカー選手、東京学芸大学教育学部附属高校でハンドボール選手として活躍後、北里大学に進学して医者を目指すが、父が東京大学ボクシング部OBだった影響もありボクシングの魅力に取り付かれ大学を中退[1]

2008年、JBCの女子解禁を機に花形ジムに入門。3月のプロテストで合格となった。

2008年5月21日、松島利也子相手にエキシビションを行う。この時はまだ本名であった。

リングネームを「花形冴美」として同年8月12日の後楽園ホールにおける越石優戦でデビューするが、判定負け。

第2戦で松島をTKOで退け初勝利。以降は勝利を重ね、OPBFランク入りも果たした。

2010年8月11日、初の6回戦としてジュジース・ナガワと対戦。しかし、0-3判定に屈し、デビュー戦以来の2敗目。しかも拳を骨折して長期欠場。直後に予定していた青木沙耶香とのエキシビションもキャンセルされた。

欠場明けの2011年4月26日、上田千穂と対戦し判定勝利。

2012年4月22日、父親の故郷で自身も幼少期を過ごした富山の立山町民会館でリ・ユンティンと対戦。6回KO勝利で飾った。この試合後、A級昇格。

2012年7月1日、大阪・よみうり文化ホールにて初の8回戦として世界王座挑戦経験のある秋田屋まさえと対戦し、三者三様の引き分け。

2012年12月17日、後楽園ホールにてWBC女子世界アトム級王者小関桃に挑戦[1]。試合は判定負け。

2013年3月3日、「G Legend5」にてアマチュア世界選手権出場経験のある池原シーサー久美子とG Legend初代ミニフライ級チャンピオンシップを懸けて対戦も0-3判定で敗れ初の連敗。

2013年6月24日、WBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチ、宮尾綾香 vs 安藤麻里2のアンダーカードとして後のWBC女子世界ミニフライ王者黒木優子と対戦[2]。3-0判定で1年2ヶ月ぶりの白星を手にした[3]

2013年12月3日、藤岡奈穂子が世界王座挑戦のため返上し空位となっていたOPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王座の決定戦として黒木とダイレクトリマッチで争うが[4]、試合は三者三様の引き分けで王座獲得ならず。

2014年3月11日、OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王座決定戦を西村聡美と争う[5]。2戦連続の決定戦は6戦全勝の相手に変わったが、3回から左右のフックが決まるようになり、5回に連打を浴びせストップTKO勝利を挙げ、デビュー5年7ヶ月・15戦目・(世界も含め)3度目の挑戦で初タイトル獲得を果たした[6]

2014年9月24日、OPBF王座の初防衛戦として小田美佳と対戦するが、0-2の判定で敗れ初防衛に失敗[7][8]

2015年2月19日、柴田直子が持つIBF女子世界ジュニアフライ級王座に挑むが、0-2の判定で敗れ2度目の世界挑戦も失敗に終わった[9]

2015年9月6日、富山県高岡市高岡テクノドームにて地元の山岸愛子に3-0の判定勝利[10]。約3年半ぶり2度目の富山で約1年半ぶりの白星を挙げた。

2015年12月27日、新宿FACEにて日向野知恵に6回TKOで勝利し連勝[11]

2016年3月1日、後楽園ホールにて小田美佳が持つOPBF東洋太平洋ミニフライ級王座に挑戦、5回TKO勝利でタイトル奪還に成功[12]

2016年6月13日、後楽園ホールにて池山直が持つWBO女子世界アトム級王座に挑むが、1-1(96-94、94-96、95-95)の引き分けで3度目の挑戦も実らず[13][14]

戦績[編集]

  • プロボクシング:21戦 12勝 6KO 7敗 3分け
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2008年8月12日 敗北 4R 判定0-3 越石優(山神) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2009年4月7日 勝利 3R 1:29 TKO 松島利也子(新田) 日本の旗 日本
3 2009年6月8日 勝利 4R 判定2-1 相川周子(ワールド) 日本の旗 日本
4 2009年8月13日 勝利 4R 判定2-1 相川周子(ワールド) 日本の旗 日本
5 2009年12月14日 勝利 2R 0:43 KO 横関夏芽(緑) 日本の旗 日本
6 2010年4月4日 勝利 4R 判定2-1 小林悠梨(真正) 日本の旗 日本
7 2010年8月11日 敗北 6R 判定0-3 ジュジース・ナガワ フィリピンの旗 フィリピン
8 2011年4月26日 勝利 4R 判定2-0 上田千穂(博多協栄) 日本の旗 日本
9 2012年4月22日 勝利 6R 1:43 KO リ・ユンティン 中華人民共和国の旗 中国
10 2012年7月1日 引分 8R 判定1-1 秋田屋まさえ(ワイルドビート) 日本の旗 日本
11 2012年12月17日 敗北 10R 判定0-3 小関桃(青木) 日本の旗 日本 WBC女子世界アトム級タイトルマッチ
12 2013年3月3日 敗北 6R 判定0-3 池原シーサー久美子(フュチュール) 日本の旗 日本 G Legendミニフライ級チャンピオンシップ
13 2013年6月24日 勝利 8R 判定3-0 黒木優子(YuKOフィットネス) 日本の旗 日本
14 2013年12月3日 引分 8R 判定1-1 黒木優子(YuKOフィットネス) 日本の旗 日本 OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王座決定戦
15 2014年3月11日 勝利 5R 1:23 TKO 西村聡美(折尾) 日本の旗 日本 OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王座決定戦
16 2014年9月24日 敗北 8R 判定0-2 小田美佳(宮田) 日本の旗 日本 OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級タイトルマッチ
17 2015年2月19日 敗北 10R 判定0-2 柴田直子(ワールド) 日本の旗 日本 IBF女子世界ジュニアフライ級タイトルマッチ
18 2015年9月6日 勝利 6R 判定 山岸愛子(カシミ) 日本の旗 日本
19 2015年12月27日 勝利 6R 0:37 TKO 日向野知恵(スパイダー根本) 日本の旗 日本
20 2016年3月1日 勝利 5R 1:30 小田美佳(宮田) 日本の旗 日本 OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級タイトルマッチ
21 2016年6月13日 引分 10R 池山直(フュチュール) 日本の旗 日本 WBO女子世界アトム級タイトルマッチ
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獲得タイトル[編集]

  • 第2代OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王座(防衛0=陥落)
  • 第4代OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王座(防衛0)

脚注[編集]

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  1. ^ a b “小関に挑む花形が大番狂わせ狙う”. 日刊スポーツ. (2012年9月30日). http://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20120930-1025401.html 
  2. ^ “宮尾綾香が安藤麻里と6・24再戦”. 日刊スポーツ. (2013年4月24日). http://www.nikkansports.com/battle/news/f-bt-tp0-20130424-1117031.html 
  3. ^ “松本がデビュー8連勝 連続KOはストップ”. ボクシングニュース「Box on!」. (2013年6月24日). http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2013/06/blog-post_3147.html 
  4. ^ “花形と黒木が激突 女子OPBFミニフライ級戦”. Boxing News. (2013年10月8日). http://boxingnews.jp/news/6939/ 
  5. ^ “沼田と下川原で決定戦 OPBF・S・ウェルター級”. Boxing News. (2014年1月30日). http://boxingnews.jp/news/10596/ 
  6. ^ “沼田と下川原はドロー、OPBF決定戦”. Boxing News. (2014年3月11日). http://boxingnews.jp/news/11557/ 
  7. ^ “花形が初防衛に失敗!小田が新王者に!【試合結果】花形冴美初防衛戦!花形冴美vs小田美佳 〜9.24 OPBF東洋太平洋ミニフライ級タイトルマッチ”. Lady Go!. http://blog.livedoor.jp/ladygo1999/archives/8444400.html 2014年9月24日閲覧。 
  8. ^ “大平剛がミニマムV2、小田美佳がOPBF女子新王者に”. Boxing News. (2014年9月24日). http://boxingnews.jp/news/18057/ 
  9. ^ “小関桃15度目防衛、柴田は3度目防衛”. 日刊スポーツ. (2015年2月19日). http://www.nikkansports.com/battle/news/1436609.html 
  10. ^ “ランダエタ、富山で世界14位にTKO勝ち”. Boxing News. (2015年9月6日). http://boxingnews.jp/news/29753/ 
  11. ^ “齊藤裕太が5回KO勝ち、花形冴美も快勝”. Bpxing News. (2015年12月27日). http://boxingnews.jp/news/33522/ 
  12. ^ “女子東洋太平洋ダブル戦でともに新王者誕生 秋田屋、花形が勝つ”. スポーツニッポン. (2016年3月1日). http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2016/03/01/kiji/K20160301012135440.html 
  13. ^ “池山直がドローV4、花形冴美は3度目の正直ならず”. Boxing News. (2016年6月13日). http://boxingnews.jp/news/38294/ 2016年7月18日閲覧。 
  14. ^ “王者・池山直V4、46歳8カ月最年長世界王座防衛”. 日刊スポーツ. (2016-0613). http://www.nikkansports.com/battle/news/1662758.html 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
藤岡奈穂子
第2代OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王者

2014年3月11日 - 2014年9月24日

次王者
小田美佳
前王者
小田美佳
第4代OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王者

2016年3月1日 - 現在

次王者
N/A