船越隆司

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船越隆司(ふなこし りゅうじ、1935年- )は、日本法学者。専門は民法中央大学名誉教授兵庫県出身。片山金章門下

1960年中央大学法学部卒業。同法学部助手。

1965年中央大学大学院法学研究科民事法専攻修了。1965年ドイツアメリカに研究留学。1965年中央大学法学部助教授。1972年中央大学法学部教授。2006年中央大学定年退職。同名誉教授。国際学院埼玉短期大学健康栄養学科客員教授。2010年国際学院埼玉短期大学退職。

エピソード[編集]

尚学社から出版されていた理論と実際の体系シリーズは、1990年代から2000年代初頭にかけて「船越民法」として国家資格受験者(特に、司法試験受験者)より受験参考書として愛読されていたことがある。

著書[編集]

  • 『民事責任の構造と証明 : 請求権競合論の前提,義務違反・工作物瑕疵を中心として』(尚学社 1992年)
  • 『実定法秩序と証明責任 : 民法と商法の訴訟的考察』(尚学社 1996年)
  • 『民法総則』(尚学社 1997年初版・2003年第3版 理論と実際の体系 1)
  • 『物権法』(尚学社 1998年初版2004年第3版 理論と実際の体系 2)
  • 『債権総論』(尚学社 1999年 理論と実際の体系 4)
  • 『担保物権法』(尚学社 2000年初版・2004年第3版 理論と実際の体系 3)

脚注[編集]


外部リンク[編集]