船橋屋

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株式会社 船橋屋
Funabashiya Co., Ltd.
Funabashiya1.jpg
船橋屋本店
(2010年5月2日撮影)
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 船橋屋
本店所在地 日本の旗 日本
東京都江東区亀戸三丁目2番14号
設立 1952年10月
業種 食料品
法人番号 5010601006646 ウィキデータを編集
事業内容 くず餅・あんみつ等の製造販売
和スイーツなど創作カフェの経営
代表者 渡辺雅司(代表取締役
資本金 2000万円
従業員数 180名
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株式会社船橋屋(ふなばしや)は、日本の食品メーカーである。

概要[編集]

くず餅あんみつ等の製造販売を行っている、文化2年(1805年)から続く老舗メーカーである。また喫茶店船橋屋こよみの経営も行っている。

本店は東京都江東区亀戸に置く。元祖くず餅の店として有名である。

亀戸神社の藤と葛餅」 亀戸天満宮は、寛文2年(1662)、大宰府の神官大鳥居信祐が、菅原道真の像を小祠に祀り、翌年、大宰府に模した社殿を造営したのがその起こり。明治6年(1873)、亀戸神社と、昭和11年(1936)、亀戸天神社と改めた。学問の神様として信仰を集め、藤と梅の名所で知られ、『名所江戸百景』(安藤広重画 1856 - 58年版 大判錦絵118枚揃)にも描かれた古刹である。亀戸の名物、葛餅は屋台売りの他に、文化2年(1805)に天神社参道にて創業した船橋屋が人気を集め、その葛餅は亀戸餅とも呼ばれた。葛餅と藤の絵あり。「名代 久壽餅」と記された紙片の一部が書き写されている。『世渡風俗圖會』では、屋台売りの「亀戸名物葛餅」が描かれている。 — 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「亀戸神社の藤と葛餅」より抜粋[1]

事務所[編集]

販売店[編集]

直営店では本店を含め亀戸駅前店、柴又帝釈天参道店、本土寺参道店の4店舗を構えている。ただし本土寺参道店は季節限定で営業を行っている。

その他都内の百貨店や駅ビル駅ナカ、商業施設内で販売をしているが、期間限定で全国の百貨店での催事出店も行っている。

船橋屋こよみ[編集]

「おいしいものは人間を幸せにする」をコンセプトに船橋屋が経営する喫茶店。

広尾店の1階ではくず餅やあんみつ、くず餅プリンなどの持ち帰りができ、2階はランチ、甘味、ドリンクが楽しめるカフェになっている。メニューは季節毎に変わる。テーブルや椅子などの調度品は本店に保管していたアンティーク家具を使用している。

エキュート東京店(東京駅構内)やペリエ千葉店(千葉駅構内)、エキュートエディション渋谷店(渋谷スクランブルスクエア)はこのブランドのテイクアウト専門店。くず餅は勿論のこと、和菓子職人と専属パティシエのコラボーレーションによる上質な和スイーツを多数取り揃えている。

工場[編集]

東京都江東区亀戸に工場、岐阜県、沖縄に澱粉発酵精製所がある。

沿革[編集]

  • 文化2年 初代勘助 亀戸天神参道に創業。出身地の地名をとり、屋号を「船橋屋」とする。以降五代目まで個人経営
  • 昭和27年 10月 有限会社 船橋屋設立
  • 昭和28年 4月 亀戸天神前本店完成(戦後復興)
  • 昭和36年 5月 亀戸駅前店開店
  • 昭和42年 7月 本社別館ビル完成(経理・人事・総務)
  • 昭和43年 6月 株式会社へ改組
  • 昭和53年 4月 本社工場ビル完成
  • 昭和54年 5月 岐阜県羽島市に澱粉発酵精製所完成
  • 昭和62年 8月 販売部門を分離 船橋屋販売株式会社設立
  • 平成5年 3月 本社新館ビル完成
  • 平成7年 10月 柴又帝釈天参道店開店
  • 平成8年 6月 松戸本土寺店開店
  • 平成8年 12月 亀戸駅前店新装開店
  • 平成9年 11月 亀戸サンストリート店開店
  • 平成10年 12月 亀戸天神前本店大規模改修工事完了
  • 平成13年 12月 阿佐ヶ谷店開店
  • 平成15年 1月 ISO 9001:2000認証取得
  • 平成17年 2月 こよみ広尾店 開店

ギャラリー[編集]

メディア放送・掲載[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「亀戸神社の藤と葛餅」国立国会図書館蔵書、2018年2月10日閲覧
  2. ^ Story ~長寿企業の知恵~ #001 FRESH!(フレッシュ)”. サイバーエージェント. 2017年5月21日閲覧。

外部リンク[編集]