船戸満之

船戸 満之（ふなと みつゆき、1935年6月 - ）は、ドイツ思想の研究者、獨協大学名誉教授。

東京生まれ。1962年東京大学独文科卒、1965年同大学院修士課程修了、文芸評論家として活動、獨協大助教授、教授、2006年定年、名誉教授。エルンスト・ブロッホを専門とする。

著書

• 『表現主義論争とユートピア』（情況出版） 2002.5
• 『野蛮と希望の世紀を歴史的名著を通して読む』（情況出版） 2002.10

翻訳

• 『永遠なるヒトラー』（ヘルマン・ラウシュニング、天声出版） 1968
• 『学生の反乱』（ベルクマン他、合同出版） 1968
• 『異化』（エルンスト・ブロッホ、片岡啓治,種村季弘共訳、現代思潮社） 1971
• 『スパルタクス書簡』（中村丈夫,山崎カヲル共訳、鹿砦社） 1971
• 『マルクス入門』（エルンスト・フィッシャー、守山晃共訳、合同出版） 1972
• 『マルクス、エンゲルスと詩人たち』（ペーター・デーメツ、紀伊国屋書店） 1972
• 『ヒトラーとの対話』（ヘルマン・ラウシュニング、学芸書林） 1972
• 『ノーメンクラツーラ ソヴィエトの赤い貴族』（ミハイル・S・ヴォスレンスキー、佐久間穆共訳、中央公論社） 1981.10
• 『大衆の装飾』（ジークフリート・クラカウアー、野村美紀子共訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス） 1996.3
• 『マルクス論』（ブロッホ、野村美紀子共訳、作品社） 1998.4
• 『アドルフ・ヒトラー 我が青春の友』（アウグスト・クビツェク、宗宮好和,桜井より子,宍戸節太郎共訳、MK出版社） 2004.6
• 『道徳哲学講義』（テオドール・アドルノ、作品社） 2006.9