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航海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

航海(こうかい)とは船舶により海上を航行することであり、船旅である[1]

有史以前

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  • 人類の移動としての航海は古くから行われていたと考えられ、約5万年前頃からオーストラリアやニューギニアにホモ・サピエンスが出現することが、人類最初の渡海の証拠ともいわれる[2]。現在の東南アジアとなるスンダランドからオーストラリアやニューギニアにあたるサフル大陸は当時でも80キロメートルの距離があり、意図的な航海が行われたという説である。もっとも当時は氷期で海面が極めて低い。しかし、遅くとも3万5千年前には、周りも深い海で最も海面が低かった時代でも近くの島々から100キロメートルぐらいは離れていたと考えられる離島のタラウド諸島でリアンサル遺跡が見つかっている[3]
  • 紀元前2000年ごろから、ポリネシア人が、貝殻とココヤシの葉脈を組み合わせた海図作成と目視による天体観測(ウェイファインディング)を開始する。4世紀ごろ最東端の拠点であるフィジーから東に3000kmも離れたタヒチに帆船で到達、さらにイースター島、北に4000km離れたハワイ諸島などの離島にも達した。1世紀、ないし9世紀ごろにはアフリカ東部のマダガスカル島への移住にも成功している。

探索を目的とした航海

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  • 1405年-1433年、鄭和による7次にわたる航海では、最終的にアフリカ東海岸のケニアにまで到達している。鄭和が用いた船舶は最長120mに達していた。1498年にポルトガル人がアフリカ東海岸に到達した際には、鄭和の船の1/3程度という「小さな」船であったため、現地人に全く感銘を与えなかった。

脚注

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  1. ^ 航海 - Yahoo!辞書(2012年2月25日閲覧)[リンク切れ]
  2. ^ 海を越えた2つの人類”. 東京大学. 2025年11月22日閲覧。
  3. ^ 第2回 人は約3万5000年前から100キロの海を渡っていた”. ナショナル ジオグラフィック日本版サイト. 日経ナショナル ジオグラフィック. 2025年11月22日閲覧。

関連項目

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