航宙軍士官、冒険者になる

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航宙軍士官、冒険者になる
ジャンル SFファンタジーアドベンチャー魔法
小説
著者 伊藤暖彥
イラスト himesuz
出版社 KADOKAWAエンターブレイン
掲載サイト 小説家になろう
レーベル ファミ通文庫
連載期間 2017年8月10日 -
刊行期間 2017年8月10日 -
巻数 既刊3巻(2019年8月現在)
漫画
原作・原案など 伊藤暖彥(原作)
作画 たくま朋正
出版社 KADOKAWA
掲載サイト ComicWalker
発表期間 2018年12月20日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画
ポータル 文学漫画

航宙軍士官、冒険者になる』(こうちゅうぐんしかん、ぼうけんしゃになる)は、伊藤暖彦による日本ライトノベルイラストhimesuzが担当している。ファミ通文庫より、2019年2月17日から既刊3巻が刊行されている。

概要[編集]

小説投稿サイト『小説家になろう』で2017年8月10日に連載開始された[1]。書籍化の打診を受け、2018年11月30日からファミ通文庫で刊行が始まった。書籍化後も『小説家になろう』での連載は継続している。以後、特に断りがない場合は書籍版について記載し、『小説家になろう』版はWeb版と記載する。

あらすじ[編集]

帝国航宙軍兵士アラン・コリントの乗艦する航宙艦は、超空間航行中に未知の攻撃を受けて航行不能となり、アランはただ一人、脱出ポッドで目前の惑星に不時着した。降り立った惑星には驚くことに、アランの遺伝子の系譜に連なる人類が繁栄し、さらにはこの惑星の人類は"魔法"なるものを使っていたのだった。アランと、彼に共生するナノマシン[ナノム]は、科学技術を駆使して"剣と魔法の世界"を調査しつつ、サバイバル生活を送ることになるのだが……。[2]

主な登場人物[編集]

アラン・コリント
銀河航宙軍宙兵隊の士官。他の乗組員が全員死亡したため、航宙艦イーリスの艦長に就任し、その直後に未知の惑星に脱出した[2]
イーリス・コンラート
航宙艦イーリス・コンラートのAI。アバターは戦死したイーリス・コンラート准将の生前の姿を模している[2]
クレリア・スターヴァイン
スターヴェーク王国の王女。謀反によって国を追われた。火魔法を得意とし、剣の腕も立つ[2]
エルナ・ノリアン
若くしてクレリアの近衛騎士に抜擢された剣と魔法の使い手。趣味は裁縫で、一人でドレスを作れるほどの腕前[2]

用語・世界観[編集]

ナノム
ナノムとは、航宙軍兵士であれば誰でも体内で共生・培養している、軍用のナノマシンの略称。
電子顕微鏡でしか見えないほどの極小の機械で、単体では何の機能も持たず、最低でも1千億単位以上の集合体を形成して機能するシステム。
AI機能、体内のモニター、医療・修復機能、五感ヘの完全なアクセス、短距離の通信機能などを備え、一種のマルチシステムといえるものである。
人間の通常の食事の成分から作製することはできず、作製には、特殊なレアメタルが必要[2]
バグス
昆虫を大きくしたように見える知的生命体で、様々な種類が確認されている。
一番ベーシックなタイプが、8本足の、ゴキブリを少し細長くして上半身を反らせて身を起こしたようなタイプ。
ゴワゴワとした体毛と外殻に被われており、これだけでも人類が怖じ気を振るうには十分だが、それに加えて極めて不潔でギトギトに脂ぎっている上に、数種類の寄生虫をその身に宿している。
人類よりも遥かに高い戦闘能力を持ち、素手での戦闘であれば全く敵わない。
しかし、千年にわたる戦いの中で人類はその差を改善すべく努力し続けており、現在では航宙軍宙兵であれば素手での戦闘で互角の戦いができるところまで戦闘能力を上げることに成功していた。
バグスも超空間航行を行うことのできるテクノロジーは持っているが、テクノロジーでは人類のほうが数段進んでいる。
バグスの恐ろしいところは、圧倒的なその物量にある。バグスに狙われた植民惑星は、次々と出現するバグスの艦隊に襲われることになる。
専門家の分析では人類とバグスの生産性、物量の比は1対6だった。しかし、発見されるバグスの植民惑星に特別な生産力はなく、植民惑星の数も人類と大差ないと思われた。
そのため、専門家の間ではどこかにバグスの母星系と思われる大規模な繁殖・生産拠点があるという説が有力で、そこさえ発見し、殲滅することができれば、この長きにわたる戦争を終わらせることができると考えられていた[2]

書籍情報[編集]

小説[編集]

  • ファミ通文庫版
巻数 タイトル 発売日 ISBN
1 航宙軍士官、冒険者になる 2018年11月30日 ISBN 978-4-04-735386-2 [2]
2 航宙軍士官、冒険者になる2 2019年3月30日 ISBN 978-4-04-735545-3 [3]
3 航宙軍士官、冒険者になる3 2019年8月30日 ISBN 978-4-04-735727-3 [4]

漫画[編集]

たくま朋正の作画で漫画化され、『ComicWalker』で2018年12月20日から配信開始されている。

脚注[編集]

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  1. ^ a_itoh(伊藤 暖彦), 航宙軍士官、冒険者になる, 小説家になろう, https://ncode.syosetu.com/n3490ee/ 2019年2月17日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h 航宙軍士官、冒険者になる”. KADOKAWA. 2019年2月17日閲覧。
  3. ^ 航宙軍士官、冒険者になる2”. KADOKAWA. 2019年3月3日閲覧。
  4. ^ 航宙軍士官、冒険者になる3”. KADOKAWA. 2019年8月31日閲覧。

外部リンク[編集]

漫画[編集]