舟橋諄一

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舟橋 諄一(ふなばし じゅんいち、1900年 - 1996年)は、日本の法学者。専門は民法九州帝国大学名誉教授穂積重遠末弘厳太郎に師事。

経歴[編集]

  • 1924年 東京帝国大学法学部卒業
  • 1929年 九州帝国大学法学部助教授
  • 1930年 九州帝国大学法学部教授
  • 1949年 九州大学法学部長
  • 1964年 九州大学名誉教授

九大退官後は法政大学教授、八幡大学社会文化研究所客員教授などを歴任した。

評価[編集]

不動産登記法物権法に関する研究で著名である。民法177条の「第三者」に何らかの主観的な制限をつけるべきかという問題において、舟橋は、当初悪意者排除説を主張していたが、その後、牧野英一が提唱した、単なる悪意者は含まれないが、背信的悪意者は排除されるとの背信的悪意者排除説に改説した[1]。その後、川島武宜の賛同を得てから段々と支持者が増え、2008年現在、確定した判例になっている。

著作[編集]

翻訳[編集]

  • 民法典への訣別 フランツ・シュレーゲルベルゲル 惇信堂 1944

脚注[編集]

  1. ^ 上掲『不動産登記法』75頁