興膳宏

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こうぜん ひろし
興膳 宏
Hiroshi Kozen cropped 1 Hiroshi Kozen 201911.jpg
文化功労者顕彰に際して
公表された肖像写真
生誕 (1936-10-25) 1936年10月25日(83歳)
日本の旗 福岡県福岡市
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
研究分野 文学
研究機関 愛知教育大学
名古屋大学
京都大学
京都国立博物館
出身校 京都大学文学部卒業
京都大学大学院
文学研究科博士課程修了
主な業績 六朝文学研究
プロジェクト:人物伝
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興膳 宏(こうぜん ひろし、1936年10月25日 - )は、日本文学者中国文学)。学位文学博士京都大学1989年)。京都大学名誉教授日本学士院会員文化功労者

愛知教育大学教育学部助教授名古屋大学教養学部助教授、京都大学文学部教授、京都大学大学院文学研究科教授、京都大学文学部学部長、京都大学大学院文学研究科研究科長京都国立博物館館長などを歴任した。

概要[編集]

福岡県出身の中国文学者である。中国文学の中でも特に六朝文学研究で知られている。愛知教育大学名古屋大学京都大学で教鞭を執り、京都国立博物館では館長を務めた。2016年日本学士院会員に選任され、2019年には文化功労者として顕彰された。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

福岡市に生まれる。福岡県立修猷館高等学校を経て、1961年、京都大学文学部を卒業し、1966年、同大学院文学研究科中国語学・中国文学専攻博士課程を修了。

研究者として[編集]

愛知教育大学助教授、名古屋大学教養学部助教授を経て、1974年、京都大学文学部助教授、1982年、同文学部教授、1996年、同大学院文学研究科教授、1998年、同文学部長・文学研究科長に就任。1989年、「中国の文学理論」で京都大学文学博士。2000年京都大学を退官し、同名誉教授となる。

中国文学理論、六朝文学研究の第一人者として知られ、フランス語にも堪能で、欧米の学界との連携も強めた。1986年から1987年にかけて、フランス高等研究院客員教授を務め、中国文学理論についての包括的な連続講義をおこない学術交流を続け、日仏東洋学会会長を務めている。

2001年、京都国立博物館長を経て、財団法人東方学会理事長(2009年9月~2015年6月)。「中国文学理論の研究」により2013年度日本学士院賞受賞。2016年12月12日、学士院第1104回総会において学士院会員として選出された[1]。2019年、文化功労者

著書[編集]

  • 『中国詩文選10 潘岳 陸機』 筑摩書房 1973年
  • 『中国の詩人 その詩と生涯4 庾信-望郷詩人』 集英社 1983年
  • 『中国の文学理論』 筑摩書房 1988年
  • 『異域の眼 中国文化散策』 筑摩書房 1995年
  • 『風呂で読む陶淵明』 世界思想社 1998年
  • 『乱世を生きる詩人たち-六朝詩人論』 研文出版 2001年
  • 『古典中国からの眺め』 研文出版〈研文選書〉 2003年
  • 『平成漢字語往来 世相を映すコトバたち』 日本経済新聞出版社 2007年
  • 『中国名文選』岩波新書 2008年
  • 新版 中国の文学理論』〈中国文学理論研究集成 1〉清文堂出版 2008年
  • 『中国文学理論の展開』〈中国文学理論研究集成 2〉清文堂出版 2008年
  • 『中国古典と現代』 研文出版〈研文選書〉 2008年
  • 杜甫 憂愁の詩人を超えて』〈書物誕生-あたらしい古典入門〉岩波書店 2009年
  • 『漢語日歴』岩波新書 2010年
  • 『仏教漢語50話』岩波新書 2011年
  • 『合璧 詩品 書品』研文出版 2011年
  • 『杜甫のユーモア ずっこけ孔子』岩波書店 2014年
  • 『中国詩文の美学』創文社〈中国学芸叢書〉 2016年

編著ほか[編集]

  • 『中国文学を学ぶ人のために』 世界思想社 1991年
  • 『六朝詩人群像』 大修館書店〈あじあブックス〉 2001年
  • 隋書経籍志詳攷』 川合康三と共著、汲古書院 1995年
  • 『六朝詩人傳』 大修館書店 2000年。詩人達の列伝、原文・書き下し・訳注、編者代表
  • 『興膳教授退官記念 中國文學論集』 汲古書院 2000年
  • 吉川幸次郎 『杜甫詩注』岩波書店 2012年〜2016年。第1期全10冊
  • 鈴木虎雄 『駢文史序説』研文出版 2007年。校補

訳著[編集]

脚注[編集]