自殺の方法

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自殺の方法(じさつのほうほう、: Suicide methods)は人が自殺を成し遂げる、つまり意図的に自分の生涯を終わらせる手法である。

溺死[編集]

溺死による自殺は水または他の液体に意図的に自分を沈め、呼吸を阻み、脳から酸素を奪う行為である。身体には空気を求めて浮き上がろうとする自然な傾向があるため、溺死の試みはこの反射行動を乗り越えるためにしばしば重いものを使用することを伴う。自殺者の血液中の二酸化炭素の濃度が上がると、中枢神経系から呼吸筋へと収縮をさせようとする不随意の信号が送られ、その人物は水中で呼吸をするときのような筋肉の動かし方をしてしまう。酸素の濃度が脳細胞を維持できないほどに低くなると、通常死が生じる。自殺の方法の中で溺死は最もまれにしか使われない方法で、通常アメリカでは報告された全自殺のうち2%以下の割合しか占めていない。

服毒[編集]

自殺はシアン化水素のような効果が現れるのが速いないしは人体への毒性が高いことが知られている物質を使用することによっても行われうる。例えば、宗教的セクトの教祖であるジム・ジョーンズが1978年にジアゼパムシアン化物の混合物を飲むことによる集団自殺を組織的に行ったとき、ジョーンズタウンの人びとのほとんどが亡くなった。十分な量のベラドンナ科の植物、トウゴマナンヨウアブラギリ、その他のようないくつかの植物もまた有毒である。有毒植物を使った服毒自殺は通常進行するのが遅く、比較的苦痛が大きい。

首吊り[編集]

紐状のものを首に巻き、それを固定することで自分の体重によって首を圧迫し窒息死する方法。天井など身長より高いところに紐を固定するイメージが強いが、実際にはドアノブや椅子の背もたれのように低い位置に紐を固定する方法でも可能である。

飛び降り[編集]

ビルの屋上など高所から自発的に転落する方法。地面などに衝突した際の全身打撲や頭部損傷が死因となる。

関連項目[編集]