僕だけの君〜Under Super Best〜

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僕だけの君〜Under Super Best〜
乃木坂46コンピレーション・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル N46Div.
プロデュース 秋元康
チャート最高順位
  • デイリー1位(オリコン[1]
  • 週間1位(オリコン)[2]
  • 週間1位(Billboard JAPAN Top Albums Sales)[3]
  • 2018年1月度月間4位(オリコン)[4]
  • 2018年度上半期15位(オリコン)[5]
  • 2018年度年間29位(オリコン)[6]
ゴールドディスク
  • ゴールド(日本レコード協会[7]
  • 乃木坂46 アルバム 年表
    生まれてから初めて見た夢
    2017年
    僕だけの君〜Under Super Best〜
    2018年
    今が思い出になるまで
    2019年
    テンプレートを表示

    僕だけの君〜Under Super Best〜』(ぼくだけのきみ〜アンダースーパーベスト〜)は、日本女性アイドルグループ乃木坂46のアンダーメンバーによる1枚目のコンピレーション・アルバム[8]2018年1月10日N46Div.から発売された[8]

    背景とリリース[編集]

    本作は、乃木坂46のメンバーのうちシングル表題曲の選抜メンバーに選ばれなかった「アンダーメンバー」[注 1]が各シングルのカップリング曲として歌唱する楽曲(=アンダー楽曲)のみによる初のアルバムで[10][11][注 2]1stシングル収録のアンダー楽曲「左胸の勇気」から19thシングルアンダー楽曲「My rule」までの歴代の全アンダー楽曲に加え、本作発売時点でのアンダーメンバーが歌唱する新曲3曲と本作発売直前にグループを卒業した中元日芽香のソロ曲の計26曲が収録されている[8]。シングル表題曲は全く収録されていないため、裏ベスト・カップリングベスト的な性質の作品といえる[要出典]

    本作の発売は、2017年7月2日の「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017」明治神宮野球場公演で流れた「緊急告知」と題したVTR内で発表された[11]。選抜メンバー以外の歌唱曲がまとめられて発売されるのは異例のことであり、坂道シリーズでは初めて[11]。当初は2017年秋に発売予定であったが[11]、その後2018年1月10日に変更された[12]

    本作は初回生産限定盤(2CD+DVD)、初回仕様限定盤(2CD+DVD)、通常盤(2CD)の3形態で発売され[8]、映像特典として、初回生産限定盤には、幕張メッセで開催した初のアンダーライブから2017年秋の九州シリーズ・福岡公演までの歴代アンダーライブの中から名場面がセレクトされたアンダーライブ特選集「The Best Selection of Under Live」が、初回仕様限定盤には、これまでの全19シングルのアンダー楽曲のミュージック・ビデオに加え、「君は僕と会わない方がよかったのかな」MVの監督、山田篤宏が手掛けた中元日芽香ドキュメンタリー映像「最後のあいさつ〜Her Last Bow〜」、伊藤万理華の個展「伊藤万理華の脳内博覧会」の会場限定で上映された「トイ」「はじまりか、」も収めた「"Super Under"Music Video Collection」が、それぞれのDVDに収録されている[8]。初回生産限定盤は三方背ボックス、デジパック仕様、豪華フォトブックレット付き、初回仕様限定盤は三方背ボックス、フォトブックレット付き[8]

    プロモーション[編集]

    イベント[編集]

    乃木坂46のforTUNE music限定販売によるシングルや、全メンバーでのアルバム同様、本作についてもforTUNE music限定販売によるアンダーメンバーの個別握手会が行われる[13]

    ヒット祈願[編集]

    アンダーメンバーによるヒット祈願が『のぎ天2』(Rakuten TV)内で行われた[14]。収録前のアンケートを基にメンバーが2つのグループに分けられ、それぞれ「登山」「バンジージャンプ」に挑戦した[要出典]

    アートワーク[編集]

    CDジャケットは全3形態いずれもメンバーは登場しない[注 3]。メンバーが登場しないCDジャケットは乃木坂46のアルバムでは初めてで、シングルを含めた全CD作品でもアニメタイアップ曲を収録したシングル(「制服のマネキン」、「バレッタ」、「今、話したい誰かがいる」)の「アニメ盤」以外では初めてとなる[要出典]

    また、ヒット祈願企画達成記念として、登山、バンジージャンプ両チームの記念撮影を写した「のぎ天2オリジナルCDジャケット」が抽選で100人にプレゼントされた[14]

    チャート成績[編集]

    本作は2018年1月9日付オリコンデイリーCDアルバムランキングで初登場、デイリー1位を獲得した[1]。その後、2018年1月22日付オリコン週間CDアルバムランキングで約10万1000枚を売り上げ、初登場1位を獲得した[2]。乃木坂46のアルバム1位獲得は1stアルバム『透明な色』から4作連続通算4作目で、1stからのアルバム連続1位獲得作品数としてはSPEEDと並び、女性グループ歴代1位タイとなった[2]

    収録トラック[編集]

    Disc1(初回生産限定盤・初回仕様限定盤・通常盤)[編集]

    CD[15]
    全作詞: 秋元康。
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.左胸の勇気秋元康小内喜文佐々木裕
    2.狼に口笛を秋元康Akira Sunsetシライシ紗トリ
    3.涙がまだ悲しみだった頃秋元康内田智之TATOO
    4.春のメロディー秋元康フジノタカフミ湯浅篤
    5.13日の金曜日秋元康網本ナオノブ湯浅篤
    6.扇風機秋元康角野寿和野村陽一郎
    7.初恋の人を今でも秋元康Hiroki Sagawa from Asiatic OrchestraHiroki Sagawa from Asiatic Orchestra
    8.生まれたままで秋元康田中俊亮鈴木裕明
    9.ここにいる理由秋元康長谷川湊Carlos K.
    10.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた秋元康三輪智也京田誠一
    11.君は僕と会わない方がよかったのかな秋元康Akira Sunset、ha-jAkira Sunset、ha-j
    12.別れ際、もっと好きになる秋元康Akira Sunset、ha-jAkira Sunset、ha-j
    13.嫉妬の権利秋元康丸山真由子丸山真由子
    14.不等号秋元康福田貴史福田貴史
    15.シークレットグラフィティー秋元康ツキダタダシツキダタダシ
    合計時間:

    Disc2(初回生産限定盤・初回仕様限定盤・通常盤)[編集]

    CD[15]
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.ブランコ秋元康Hiro HoashiHiro Hoashi
    2.風船は生きている秋元康泉佳伸、三好翔太早川博隆、三好翔太
    3.アンダー秋元康白土亨遠藤ナオキ
    4.My rule秋元康藤田卓也藤田卓也
    5.自由の彼方秋元康山田智和住谷翔平
    6.欲望のリインカーネーション秋元康、本山清治(英訳詞)渡辺未来渡辺未来
    7.君が扇いでくれた秋元康中山聡、足立優野中"まさ"雄一
    8.「自分のこと」(中元日芽香)秋元康小松清人小松清人
    9.「自惚れビーチ」秋元康ツキダタダシツキダタダシ
    10.「その女」秋元康HRKAPAZZI
    11.「誰よりそばにいたい」秋元康岩崎哲也関根佑樹
    合計時間:

    Disc3[編集]

    DVD(初回生産限定盤)[15]
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.「overture The Best Selection of Under Live」  
    2.「狼に口笛を The Best Selection of Under Live」  
    3.「初恋の人を今でも The Best Selection of Under Live」  
    4.「でこぴん The Best Selection of Under Live」  
    5.「水玉模様 The Best Selection of Under Live」  
    6.「孤独兄弟 The Best Selection of Under Live」  
    7.「生まれたままで The Best Selection of Under Live」  
    8.「春のメロディー The Best Selection of Under Live」  
    9.「涙がまだ悲しみだった頃 The Best Selection of Under Live」  
    10.「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた The Best Selection of Under Live」  
    11.「ここにいる理由 The Best Selection of Under Live」  
    12.「君は僕と会わない方がよかったのかな The Best Selection of Under Live」  
    13.「別れ際、もっと好きになる The Best Selection of Under Live」  
    14.「左胸の勇気 The Best Selection of Under Live」  
    15.「嫉妬の権利 The Best Selection of Under Live」  
    16.「自由の彼方 The Best Selection of Under Live」  
    17.「ここにいる理由 The Best Selection of Under Live」  
    18.「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた The Best Selection of Under Live」  
    19.「扇風機 The Best Selection of Under Live」  
    20.「初恋の人を今でも The Best Selection of Under Live」  
    21.「ガールズルール The Best Selection of Under Live」  
    22.「君の名は希望 The Best Selection of Under Live」  
    23.「不等号 The Best Selection of Under Live」  
    24.「シークレットグラフィティー The Best Selection of Under Live」  
    25.「13日の金曜日 The Best Selection of Under Live」  
    26.「ブランコ The Best Selection of Under Live」  
    27.「乃木團「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」 The Best Selection of Under Live」  
    28.「乃木團「生まれたままで」 The Best Selection of Under Live」  
    29.「乃木團「狼に口笛を」 The Best Selection of Under Live」  
    30.「乃木團「涙がまだ悲しみだった頃」 The Best Selection of Under Live」  
    31.「風船は生きている The Best Selection of Under Live」  
    32.「My rule The Best Selection of Under Live」  
    33.「アンダー The Best Selection of Under Live」  


    DVD(初回仕様限定盤)[15]
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.「狼に口笛を」  
    2.「涙がまだ悲しみだった頃」  
    3.「春のメロディー」  
    4.「13日の金曜日」  
    5.「扇風機」  
    6.「初恋の人を今でも」  
    7.「生まれたままで」  
    8.「ここにいる理由」  
    9.「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」  
    10.「君は僕と会わない方がよかったのかな」  
    11.「別れ際、もっと好きになる」  
    12.「嫉妬の権利」  
    13.「不等号」  
    14.「シークレットグラフィティー」  
    15.「ブランコ」  
    16.「風船は生きている」  
    17.「アンダー」  
    18.「My rule」  
    19.「最後のあいさつ / Her Last Bow」  
    20.「トイ」  
    21.「はじまりか、」  

    歌唱メンバー[編集]

    自分のこと[編集]

    自惚れビーチ[編集]

    (センター:鈴木絢音[16]

    19thシングルアンダーメンバー。

    その女[編集]

    (センター:寺田蘭世)[17]

    • 伊藤かりん、伊藤純奈、川後陽菜、川村真洋、斎藤ちはる、相楽伊織、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、能條愛未、樋口日奈、山崎怜奈、渡辺みり愛、和田まあや[15]

    19thシングルアンダーメンバー。 正しい読み方は、「そのひと」。

    誰よりそばにいたい[編集]

    (センター:樋口日奈)[18]

    • 伊藤かりん、伊藤純奈、川後陽菜、川村真洋、斎藤ちはる、相楽伊織、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、能條愛未、樋口日奈、山崎怜奈、渡辺みり愛、和田まあや[15]

    19thシングルアンダーメンバー。

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ ただし、2016年9月に加入した3期生は、本作の直近の作品となる19thシングルまでは、表題曲に選抜されていないメンバーであってもアンダー楽曲には参加せずに独自の3期生のオリジナル楽曲に参加していたため、本作発売時点では、「アンダーメンバー」と呼ぶ場合、1・2期生のシングル非選抜メンバーを指し、3期生非選抜メンバーはアンダーメンバーとは区別されることが多かった[9]
    2. ^ 本作ではカップリング曲としてのアンダー楽曲の他にも全メンバーでのオリジナルアルバムに収録されているアンダー楽曲(直近のシングルのアンダーメンバーが歌唱)も収録されている[要出典]
    3. ^ 裏面には、どのメンバーかわからない写真が使用されている。

    出典[編集]

    1. ^ a b オリコンデイリー CDアルバムランキング 2018年01月09日付”. ORICON STYLE. oricon ME (2018年). 2018年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月13日閲覧。
    2. ^ a b c 【オリコン】乃木坂46、1stから4作連続アルバム首位 18年ぶり女性グループ歴代1位タイ”. ORICON STYLE. oricon ME (2018年1月16日). 2018年1月16日閲覧。
    3. ^ Billboard Japan Top Albums Sales 2018/01/22 付け”. Billboard JAPAN. Hanshin Contents Link Corporation, PLANTECH Co., Ltd. & Prometheus Global Media, LLC. (2016年1月). 2018年5月2日閲覧。
    4. ^ オリコン月間アルバムランキング 2018年01月度付”. ORICON NEWS. oricon ME (2018年). 2018年5月2日閲覧。
    5. ^ “【オリコン上半期】乃木坂46、7年目で初の総売上1位「感謝しかありません」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年6月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2114231/full/ 2018年7月23日閲覧。 
    6. ^ “【第51回オリコン年間ランキング 2018】安室奈美恵さんが総合首位、AKB48がシングル9年連続1位・2位独占”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年12月20日). https://www.oricon.co.jp/confidence/special/52268/5/ 2018年12月23日閲覧。 
    7. ^ “ゴールドディスク認定”, 日本レコード協会, https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/gd.html 2018年2月16日閲覧。 
    8. ^ a b c d e f 【タイトル&商品概要決定!!】乃木坂46アンダーアルバム!!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2017年12月7日). 2017年12月7日閲覧。
    9. ^ “乃木坂46、20thシングル選抜は“次のフェーズ”を示す? 3期生躍進&白石単独センターから考える”. Real Sound (サイゾー). (2018年3月14日). https://realsound.jp/2018/03/post-170700_2.html 2018年4月1日閲覧。 
    10. ^ 乃木坂46、選抜とアンダーの両輪で人気を強固に”. oricon ME inc. (2017年7月2日). 2017年12月7日閲覧。
    11. ^ a b c d 乃木坂46アンダーメンバーが今秋アルバム発売へ”. 日刊スポーツ新聞社 (2017年7月2日). 2017年12月7日閲覧。
    12. ^ 【発売決定!!】乃木坂46初となるアンダーアルバム!!!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2017年10月18日). 2017年10月18日閲覧。
    13. ^ a b 乃木坂46 アンダーアルバム 『僕だけの君〜Under Super Best〜』発売記念個別握手会開催決定!!” (2017年11月20日). 2017年12月7日閲覧。
    14. ^ a b のぎ天2 (2017年12月28日). “【プレゼントのお知らせ】『アンダーアルバム』ヒット祈願企画達成記念としまして、「のぎ天2オリジナルCDジャケット」を抽選で100名の方にプレゼントいたします!応募は2018/1/15(月)14:59まで!↓詳細はこちらをご確認ください!”. @nogiten2. Twitter. 2018年2月19日閲覧。
    15. ^ a b c d e f g h 乃木坂46 2018a
    16. ^ 鈴木絢音 (2017年12月19日). “近畿・四国シリーズ”. 乃木坂46 鈴木絢音 公式ブログ. 乃木坂46LLC. 2022年3月21日閲覧。
    17. ^ 寺田蘭世 (2017年12月16日). “青は目に優しい”. 乃木坂46 寺田蘭世 公式ブログ. 乃木坂46LLC. 2017年12月21日閲覧。
    18. ^ 樋口日奈 (2017年12月22日). “日だまりのお部屋592*”. 乃木坂46 樋口日奈 公式ブログ. 乃木坂46LLC. 2017年12月25日閲覧。

    参考文献[編集]

    • 乃木坂46『僕だけの君 〜Under Super Best〜』 初回生産限定盤、Sony Music Records、2018年1月10日。ASIN B076WJ8L4T。SRCL-9633/5。 
    • 乃木坂46『僕だけの君 〜Under Super Best〜』 通常盤、Sony Music Records、2018年1月10日。ASIN B076WD8WBR。SRCL-9636/7。 

    外部リンク[編集]