自家幹細胞移植
自家幹細胞移植（じかかんさいぼういしょく、Autologous stem-cell transplantation）は、autogenous、autogeneic、またはautogenic stem-cell transplantation とも呼ばれ、略称auto-SCTで、幹細胞の自家移植[1]である。つまり、幹細胞（他の細胞型が発生する未分化細胞））は、人から取り出され、保存され、後にその人に戻される[2][3]。
造血幹細胞移植では造血幹細胞（造血幹細胞の前駆細胞）で最も頻繁に行われるが、心臓細胞は心臓発作によって引き起こされた損傷を修復するためにも使用されている[4]。
自家幹細胞移植は、幹細胞のドナーとレシピエントが異なる人である同種幹細胞移植とは異なる。
脚注[編集]
- ^ “What Are Stem Cells?” (英語) 2017年2月12日閲覧。
- ^ Mahla RS (2016). “Stem cells application in regenerative medicine and disease threpeutics”. International Journal of Cell Biology 2016 (7): 19. doi:10.1155/2016/6940283. PMC 4969512. PMID 27516776.
- ^ “Autologous (Self) Transplants”. The Leukaemia Foundation. The Leukaemia Foundation. 2017年9月27日閲覧。
- ^ Stamm, Christof; Westphal, Bernd; Kleine, Hans-Dieter; Petzsch, Michael; Kittner, Christian; Klinge, Heiko; Schümichen, Carl; Nienaber, Christoph A et al. (2003-01-04). “Autologous bone-marrow stem-cell transplantation for myocardial regeneration”. The Lancet 361 (9351): 45–46. doi:10.1016/S0140-6736(03)12110-1. PMID 12517467.
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 自家幹細胞移植 - NCI Dictionary of Cancer Terms
- ScienceDaily Report -ルイビル大学、 ScienceDaily（2012年11月6日）。「2年後、幹細胞療法を受けている患者は持続的な心機能改善を示していると研究は示唆している。」