臨海

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株式会社臨海
Rinkai Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 221-0056
神奈川県横浜市神奈川区金港町8-8
設立 1980年4月
業種 教育、学習支援業
事業内容 中学・高校・大学受験指導、個別指導、委託指導、TOEIC指導
代表者 佐藤勝
資本金 6000万円
売上高 123億7500万円 (2012年3月)
従業員数 正社員:973名(2012年4月現在)、非常勤職員:約1500名
主要子会社 (株)エバーズ、(株)臨海ビジネスセンター
外部リンク http://www.rinkaiseminar.co.jp/
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株式会社臨海(りんかい)は、神奈川県横浜市神奈川区に本部を置く、大手総合進学塾を運営する企業である。

運営する進学塾である臨海セミナーは、公立高校トップ校から難関私立中学・高校・大学など、様々な学校を目指すために多様なコースがある。

STEP中萬学院と共に、神奈川県内の三大高校受験塾と呼ばれる。また、STEP、中萬学院、湘南ゼミナールとともに、神奈川県内の四大高校受験塾と呼ばれることもある。

経営理念[編集]

  • 発展途上という最高のプロセス
  • 学習塾としてのサービスの追求
  • 現状維持という発想の破壊
  • 情熱は伝染する

沿革[編集]

  • 1974年昭和49年)9月 - 前身の「さくら塾」(現・臨海セミナー上中里校)開設
  • 1980年(昭和55年)3月 - 株式会社 臨海セミナー設立
  • 1994年平成6年)4月 - 大学受験科を開設
  • 1995年(平成7年)3月 - 中学受験科を開設
  • 1998年(平成10年)10月 - 横浜市戸塚区に新社屋完成、本部移転
  • 2000年(平成12年)12月 - 東京都に進出
  • 2001年(平成13年)
    • 3月 - 中学受験科を廃止、ESC高校受験科とESC中学受験科、個別指導セレクトを開設
    • 5月 - 委託指導事業部を開設
  • 2007年(平成19年)12月 - 千葉県に進出
  • 2009年(平成21年)12月 - 埼玉県に進出
  • 2011年(平成23年)5月 - 横浜市神奈川区に新本社ビル完成、本部を移転
  • 2012年(平成24年)9月 - 臨海グローバル、ESC臨海セレクトを開設
  • 2014年(平成26年)4月 - 株式会社 臨海に商号変更

開設コース[編集]

小中学部普通科[編集]

小中学部普通科は、地域の学校の授業に合わせたカリキュラムで授業を行うコース。月例テストや模擬試験でクラス分けを行い、レベル別授業を実施している。

臨海セミナーのスタンダードコースであり、主に共通問題で入試を行っている公立高校を目指すカリキュラムが組まれている。前期選抜や推薦入試で合格するため、学校の内申点を獲得するための授業を行う。そのため、各中学校のテスト前には、通常のカリキュラムを停止し、学校別クラス編成や土日補習によりテスト対策を行う。高校の入試問題を解き始めるのは後期中間テスト・2学期期末テストが終わる11月から12月ごろ。

ESC高校受験科や大学受験科は1日に1科目が基本だが、小中学部普通科は1日に2科目〜3科目授業を行う。

公立トップ高校を目指すために、小6〜中3にUGクラスを各校舎に併設しており、同クラス専用のUGテストも行う。このUGテストでは、校舎別の順位も算出され、優秀校舎は表彰される。

小6生を対象に、12月(冬期講習)から3月(春期講習)の通常授業を「中学進学準備講座」と称して、通常の算数・国語の授業を英語・数学に切り替えて授業を行ってる。

ESC中学受験科[編集]

ESC中学受験科は、国私立中学校を合格することを目的としたコース。ESCとはEspecial Students Campusの略称。

四谷大塚と提携しているため、四谷大塚のテキスト(予習シリーズ)やカリキュラム、テストを使用し、四谷大塚に準拠した授業を行う。

Zクラス、Vクラス、αクラス(御三家クラス)設置。模擬試験によりクラス分けを行う。土曜日・日曜日は、模擬試験や特訓講座をおこなっている。

ESC高校受験科[編集]

ESC高校受験科は、難関国私立高校や公立トップ校への合格を目標にしたコース。基本的に英語・数学・国語の各クラスを設置。

難関校合格のため、中1から学校のカリキュラムに捕らわれない独自のカリキュラムで授業を進める。全学年Zクラス(スタンダードクラス)を設置しているが、このほかに中2・3にVクラス(選抜クラス)、横浜校・あざみ野校・上大岡校・戸塚西校・藤沢南校・新百合ヶ丘校・蒲田校にはVクラスよりさらに選抜された中3SVクラスが設置されている。

中学部普通科とは違い、中1から入試に向けたカリキュラムで授業を行っているため、テスト対策は行わない。ESCの授業と時間が被らない場合には、普通科各校で行われる土日テスト対策授業に参加することができる。

理科・社会の授業について、通常は小中学部普通科と合同で行うが、中3生を対象として、選抜理社・国立理社・開成理社が一部校舎に開講されている。

ESC臨海セレクト[編集]

ESC臨海セレクトは、難関高校を目指す中学生を対象とした個別指導のコース。

個別指導の特徴であるオーダーメイド指導により、記述問題の添削や神奈川県公立高校入試の特色検査対策などを中心に行う。


大学受験科[編集]

大学受験科は、大学に現役合格を目指す高校生対象コース。

最難関大レベル・東大クラスの講座は選抜試験が必要ではあるものの、基本的に講座選択制。レベル別クラス編成を行っているため、自分の志望校や学力にあった講座選択ができる。通常の設置講座以外に高校別対策講座や、難関大入試対策講座などの「校舎独自講座」を開講している校舎もある。大学受験科の全校舎に自習室が完備されており、臨海セミナー卒業生で構成されたTA(ティーチング・アシスタント)がいる。

横浜校・あざみ野校・西日暮里校では、東京大学に現役合格することを目指す「東大プロジェクト」が設置され、東大クラスの各講座を開講している。また、一部校舎にて、東大・京大・東工大などの難関理系大学を目指す中高一貫校の中3から高2を対象とした、「数学エリート養成コース」が実施されている。

通常授業のほかに、特別週間などの期間を利用して、東大志望生を対象とした「東大テストゼミ」、志望校別に「早慶上智テストゼミ」、「MARCH+Rセミナー」などの講座を開講している。

テキストの背表紙などのロゴマークに書かれているUEDとはUniversity Entrance examination Departmentの略称である。

個別指導セレクト[編集]

臨海セレクトは、少人数制の小中学部普通科やESC、大学受験科と違い、講師1人に対し、生徒1〜2人の個別指導形式で生徒一人一人に合わせた学習計画で指導するコース。

小学1年生から高校3年生を対象としている。指導教科は、小・中学生は算数・数学、英語、国語、理科、社会の5教科、高校生は数学・英語の2教科。通塾日・時間が自由にセレクトでき、週1コマから受講することができる。

また、中学3年生を対象にした「中3理社一斉授業」を行っている。この講座は少人数制の集団授業形式で、12月までは定期テスト対策を中心に、12月以降は入試対策を行う。

他の少人数制のコースを受講しながら、セレクトの個別指導も受講する「追加受講」も可能。

TOEIC専門 臨海グローバル[編集]

臨海グローバルは、高校生・大学生・社会人を対象にしたTOEICの対策授業を行うコースで、2012年9月に開講した。

授業形態はテストゼミ形式で、本番と同じ形式の問題を用いて授業中に演習と解説を行う。受講者はTOEICのスコア別にS~Dまでの五つのクラスに分けられ、週1回2~3時間の授業に参加する。

校舎[編集]

神奈川県を中心に首都圏の1都3県に展開している。なお、同じ校舎名でもコースによって建物が違ったり、校舎名は異なるが同じ建物内にある校舎もある。 臨海グローバルは、横浜校(本社ビル内)のみの開校となっている。

臨海セミナー入試情報センター[編集]

  • 「臨海セミナー 入試情報センター」と呼ばれる入試に関する専門部署を設置し、中学入試情報誌『中学進学ナビ』や高校入試情報誌『ゴールめざして』を発行している。
  • 毎年9月 - 10月中に、神奈川県・東京都の私立高校の学校の教諭を集めて、横浜(近年はパシフィコ横浜で行われている)私立高校入試相談会を実施している。

通塾管理システム「Kitazo」[編集]

通塾安全管理システムとして、「Kitazo」を全校舎に導入し、「Kitazoカード」を全生徒に配布している。通塾時・退塾時に専用のカードリーダーに通すことで、登録したメールアドレスに通塾状況が配信される。 また、地震・台風など災害時の休講情報や、理科実験教室などのイベント情報も配信される。

外部リンク[編集]