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脇田宗孝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

脇田 宗孝(わきた むねたか、1942年[1] - )は、日本陶芸家奈良教育大学名誉教授[1]放送大学客員教授

奈良県立畝傍高等学校を経て、奈良学芸大学(現・奈良教育大学)を1965年に卒業し、父祖の地・明日香村で飛鳥赫窯を開窯[1]、創作活動に入る。教育者、古代陶器研究家、陶芸作家の顔を併せ持つ。飛鳥・奈良時代の土器・須恵器・三彩など古代の陶芸技法の研究・復元における第一人者。ライフワークとして「陶芸における古代の造形美を探求し、その美と情感を多元的に具現すること」と、「陶芸の各種技法を習得し、土から生まれる創造的表現の喜びを体感させることにより、文化財の意味と価値を会得すること」を掲げている。妻は二弦琴奏者脇田初枝[2]。次男は実業家の脇田珠樹

略歴

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業績

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  • 著書:『世界やきもの紀行』(芸艸堂/1996)
  • 著書:『東アジアのやきもの』(河原書店/2008)
  • 著書:『茶道雑誌-古今東西茶碗見聞録』(河原書店/2010)
  • 論文:巨大埴輪の製作における技法の考察とその焼成実験
  • 論文:茶碗の造形美と高台に関する考察
  • 論文:弥生土器の造形美と技法に関する考察
  • 学会:環太平洋国際化学会議(米国ハワイ開催)での「マイクロ波陶芸窯に関する研究」の招待発表
  • 個展:<古代逍遥>脇田宗孝陶芸展(近鉄百貨店
  • 個展:<飛鳥心象>脇田宗孝陶芸展(明日香村犬養万葉記念館
  • 出展:朝日現代クラフト展(招待出展)
  • 出展:奈良三彩展(奈良県立橿原考古学研究所

社会活動

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  • 奈良県身体障害者作品展 審査員
  • 奈良県美術総合展覧会 審査員
  • 奈良県社会教育センター 県民講座講師
  • 奈良県家庭教育子育て支援事業・家庭教育推進委員 企画委員・講師
  • 奈良県高齢者作品展 審査員
  • 奈良県美術展覧会 審査員
  • 東大寺別院別格本山 新薬師寺 責任役員
  • 飛鳥保存財団 評議員
  • 明日香村文化協会 会長
  • 明日香村文化財保存審議委員
  • 飛鳥・橿原ユネスコ協会 相談役

出典

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  1. ^ a b c 陶芸 脇田 宗孝 WAKITA Munetaka”. クリエイティブ飛鳥 未来への風プロジェクト. Creative飛鳥・未来への風実行委員会. 2019年11月13日閲覧。
  2. ^ 「伝統 二弦の琴 八雲琴」『大紀元時報 日本語版』3月1日号、2013年3月1日、7面。

外部リンク

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