能美郡

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石川県能美郡の範囲(緑:川北町 薄黄:後に他郡に編入された区域)

能美郡(のみぐん)は、石川県加賀国)の

人口6,312人、面積14.76km²、人口密度428人/km²。(2014年2月1日、推計人口

以下の1町を含む。

郡域[編集]

1878年に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町のほか、下記の区域にあたる。

  • 能美市
  • 小松市の一部(額見町、月津町、矢田町、矢田野町、下粟津町、林町、戸津町、湯上町、上荒屋町、那谷町、菩提町、滝ヶ原町以西および湖東町の一部を除く)
  • 白山市の一部(概ね手取川尾添川以西)

歴史[編集]

近世以降の沿革[編集]

  • 明治2年
    • 6月17日1869年7月25日) - 版籍奉還により加賀藩(通称)の正式名称が金沢藩となる。
    • 湊村が石川郡本吉町と合併して石川郡美川町となり、郡より離脱。旧・湊村を南郷、旧・本吉町を北郷と称する。
  • 明治3年12月22日1871年2月11日) - 幕府領が本保県の管轄となる。
  • 明治4年
    • 7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により、藩領が金沢県大聖寺県の管轄となる。
    • 11月20日(1871年12月31日) - 第1次府県統合により、大聖寺県の管轄区域が金沢県、本保県の管轄区域が福井県の管轄となる。
    • 12月20日1872年1月29日) - 福井県が改称して足羽県となる。
    • 石川郡美川町の一部(南郷)が分立して湊村となり、本郡の所属となる。
  • 明治5年
    • 2月2日(1872年3月10日) - 金沢県が改称して石川県となる。
    • 11月17日(1872年12月17日) - 全域が石川県の管轄となる。
  • 1875年(1町251村)
    • 古浜村・国府村が合併して古府村となる。
    • 二曲村・清水村が合併して出合村となる。
  • 1876年(1町249村)
    • 牛首村・風嵐村が合併して白峰村となる。
    • 向川原村が朝日村に合併。
  • 1878年12月17日 - 郡区町村編制法の石川県での施行により、行政区画としての能美郡が発足。郡役所を小松町に設置。
  • 1882年 - 荒谷村(現・小松市)が西荒谷村に、二口村(現・能美市)が西二口村に、島村が桑島村にそれぞれ改称。
  • 1883年 - 荒谷村(現・白山市)が東荒谷村に、二口村(現・白山市)が東二口村にそれぞれ改称。
  • 1886年 - 安宅村が改称して安宅町となる。(2町248村)

町村制以降の沿革[編集]

  • 1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(2町42村)
1.小松町 2.安宅町 3.串村 4.末佐美村 5.今江村 6.本折村 7.浅井村 8.蓮江村 9.牧村 10.粟津村 11.木津村 12.瀬谷村 13.大杉村 14.別宮村 15.河野村 16.吉原村 17.金野村 18.新丸村 19.尾口村 20.白峰村 21.中海村 22.粟生村 23.湊村 24.久常村 25.里川村 26.古河村 27.国造村 28.高田村 29.田川村 30.福江村 31.江ノ島村 32.釜屋村 33.湯野村 34.長野村 35.寺井村 36.中島村 37.草深村 38.砂川村 39.西尾村 40.千針村 41.白木村 42.沖杉村 43.山口村 44.宮内村(紫:小松市 桃:白山市 赤:能美市 橙:川北町)
  • 1891年
    • 7月1日 - 郡制を施行。
    • 11月21日(2町43村)
      • 粟生村の一部(三道山・東任田・吉光・西任田・赤井)・湊村の一部(吉原)が分立して吉田村が発足。
      • 白木村の一部(佐々木)が沖杉村に編入。
      • 白木村の残部(小寺・園・上小松・白江)が改称して園江村となる。
      • 牧村の一部(根上り)が江ノ島村に編入。
  • 1907年8月5日 - 下記の各村の統合が行われる。いずれも新設合併。(2町23村)
    • 寺井野村 ← 湯野村、長野村、寺井村
    • 根上村 ← 福江村、江ノ島村、釜屋村
    • 御幸村 ← 串村、末佐美村、今江村
    • 苗代村 ← 本折村、浅井村、蓮江村
    • 粟津村 ← 木津村、粟津村
    • 大杉谷村 ← 瀬谷村、大杉村
    • 鳥越村 ← 別宮村、河野村、吉原村
    • 国府村 ← 里川村、古河村、国造村
    • 板津村 ← 高田村、田川村、千針村[能美・千代・一針]
    • 白江村 ← 千針村[金屋]、園江村、沖杉村
    • 川北村 ← 中島村、草深村、砂川村
    • 山上村 ← 山口村、宮内村
  • 1923年4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 1926年
    • 6月1日 - 寺井野村が町制施行して寺井野町となる。(3町22村)
    • 7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 1934年4月1日 - 根上村が町制施行して根上町となる。 (4町21村)
  • 1940年12月1日 - 小松町・安宅町・牧村・板津村・白江村・苗代村・御幸村・粟津村が合併して小松市が発足し、郡より離脱。(2町15村)
  • 1949年6月1日 - 白峰村・尾口村・鳥越村の所属郡が石川郡に変更。(2町12村)
  • 1954年11月1日 - 湊村が石川郡美川町・蝶屋村と合併し、改めて石川郡美川町が発足。(2町11村)
  • 1955年4月1日 - 中海村が小松市に編入。(2町10村)
  • 1956年9月30日(3町1村)
    • 寺井野町・粟生村および吉田村の一部(三道山・東任田・吉光)・久常村の一部(秋常・末寺・河原新保)が合併して寺井町が発足。
    • 山上村および久常村の残部(北市・徳久・上清水・高座・下清水)・国府村の一部(坪野・金剛寺・館・鍋谷・和気・寺畠・仏大寺)が合併して辰口町が発足。
    • 金野村・西尾村・新丸村・大杉谷村および国府村の残部(下八里・上八里・里川・鵜川・遊泉寺・立明寺・古府・埴田・小野・河田)が小松市に編入。
    • 吉田村の残部(西任田・赤井・吉原)が根上町に編入。
  • 1980年4月1日 - 川北村が町制施行して川北町となる。(4町)
  • 2005年2月1日 - 根上町・寺井町・辰口町が合併して能美市が発足し、郡より離脱。(1町)

変遷表[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 旧高旧領取調帳」は加賀国分が欠けているため、木村礎の手により「天保郷帳」をもとに作成され、「日本史料選書13 旧高旧領取調帳 中部編」(近藤出版社、1977年)に掲載されたデータが国立歴史民俗博物館によりデータベース化されている。なお、幕府領の白山麓18村は、「天保郷帳」では越前国大野郡の所属となっている。
  2. ^ 下記のほか、加賀藩領として《埴田村/河田村/国府村/小野村/古浜村》請新田、《中村/河田村/埴田村/盲谷村/国府村/遊泉寺村/古浜村》請新田、《埴田村/八幡村/鍋谷村/今江村/荒木田村》請新田、《粟生村/下粟生村/東任田村/出口村/赤井村/北市村/吉原村/下清水村/朝日村/橘新村/向河原村/橘村/久五郎島村/田子島村》請新田が記載されている。
  3. ^ a b c 無高のため「旧高旧領取調帳データベース」には記載なし。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

先代:
江沼郡
行政区の変遷
823年 -
次代:
(現存)