キリスト教の聖人一覧

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キリスト教の聖人一覧(キリストきょうのせいじんのいちらん)では、キリスト教における主要な聖人を、教派別に一覧で示す。正教会非カルケドン派カトリック教会聖公会では聖人崇敬が行われているが、ルーテル教会については聖人に対する考え方・捉え方がこれらとは異なる[1]

凡例[編集]

  • 【○】 …聖人と看做されている。
  • 【△】 …過去聖人とされていたが、現代の正式な教会暦からは実在性に疑問符がつくなどして削除されたもの(特にカトリック教会においてこうした例がある)。
  • 【?】 …不明
  • 【―】 …聖人と看做されていない。
  • 順序
    • 十二使徒および使徒パウロ以外は、五十音順に並べる。十二使徒およびパウロは別枠。
    • 「□□の○○」といった表記がされる聖人については、個人名(洗礼名)もしくは修道名である「○○」の部分を順列に用い、個人名・姓の表記がされる聖人については、個人名を順列に用いる。
    • 「聖大」「聖」「大」「聖金口」「証聖者」「克肖者」といった聖人達の各種称号は、順序には勘案せず、名前の部分のみを五十音順に反映させる。ただし同名人物の識別が称号のみの場合は、同名人物内での順序整理には称号の五十音順を用いる。
  • 表記
    • 聖書の登場人物については新共同訳聖書での表記に準拠。《》内は日本正教会での表記。
    • 聖書の登場人物以外については、現地音でない表記が圧倒的に通用している場合や現地音が不明であるといった事情が無い場合、現地音転写を基本とする。この場合、正教会でも崇敬されている人物について日本正教会での定まった表記が確認出来る場合には、聖書の登場人物と同様に《》内に示す。
    • 正教会でのみ崇敬されている聖人については日本正教会での表記のみ記載。

聖人一覧[編集]

十二使徒および使徒パウロ[編集]

十二使徒の掲載順は、マルコによる福音書3:16 - 19による。マティアは後から加えられた十二使徒であり、パウロはさらに後から使徒に加えられた。イスカリオテのユダイエス・キリスト受難に際しての裏切りにより、崇敬対象から除外されている。

聖人名
新共同訳聖書の表記に則っている。《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















使徒ペトロ《聖使徒ペトル》
使徒ヤコブ《聖使徒イアコフ》
使徒ヨハネ《聖使徒イオアン》
使徒アンデレ《聖使徒アンドレイ》
使徒フィリポ《聖使徒フィリップ》
使徒バルトロマイ《聖使徒ワルフォロメイ》
使徒マタイ《聖使徒マトフェイ》
使徒トマス《聖使徒フォマ》
アルファイの子・使徒ヤコブ《アルフェイの子・聖使徒イアコフ》
使徒タダイ(ユダ)《聖使徒ファデイ(イウダ)》
使徒・熱心党のシモン《聖使徒シモン「カナニト」》
使徒マティア《聖使徒マトフィイ》
使徒パウロ《聖使徒パウェル》

ア行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















アレクサンドリア総主教アヴィリオス
カンタベリーのアウグスティヌス
ヒッポのアウグスティヌス至福者アウグスティン》
ボルガリヤのアウラミイ
アエギディウス (聖人)
シチリアのアガタ聖致命女アガフィヤ》
アガペトゥス1世 (ローマ教皇)
聖アグネス聖致命女アグニヤ》
アレクサンドリアのアタナシオス《アレクサンドリヤの大主教聖アファナシイ》
プラハのアダルベルト
アデオダトゥス1世 (ローマ教皇)
アナクレトゥス (ローマ教皇)
大アナスタシア《聖大致命女アナスタシヤ》
新致命女アナスタシヤ
アニケトゥス (ローマ教皇)
アトス克肖者聖神父アファナシイ(アサナシオス)
アポロニア
アルフレッド大王
アレクサンデル1世 (ローマ教皇)
アレクサンドラ・フョードロヴナ (ニコライ2世皇后)
アレクサンドル・ネフスキー
アレクセイ・ニコラエヴィチ (ロシア皇太子)
アンセルムス
アンテルス (ローマ教皇)
パドヴァのアントニオ
アンドレア金大建
クリトのアンドレイ
アンドレイ・ルブリョフ
ペルミ神品致命者聖アンドロニク
アンナ (マリアの母)至聖生神女の母聖アンナ》
アンナ (預言者)《預言女アンナ》
アンナ・シェーファー
アンブロジウス《メディオランの主教聖アムブロシイ》
クロンシュタットのイオアン
リラのイオアン
イグナチオ・デ・ロヨラ
アンティオキアのイグナティオス神品致命者捧神者聖イグナティ》
シリアのイサアク
イサベル・デ・アラゴン・イ・シシリア
イシドールス
イシュトヴァーン1世
アラスカのインノケンティ
インノケンティウス1世 (ローマ教皇)
克肖者表信者ヴァシリオス
ヴァシリコ (ロストフ公)
ヴァーツラフ1世 (ボヘミア公)
ウァレンティヌス [2]
ヴァンサン・ド・ポール
ウィクトル1世 (ローマ教皇)
サラゴサのヴィセンテ《イスパニアの聖ビケンティ》
ルカニアのヴィトゥス
チャニング・ウィリアムズ
ヴェロニカ
ヴェロニカ・ジュリアーニ
ウラジーミル1世亜使徒・聖公ウラジーミル》
ウルスラ
ウルバヌス1世 (ローマ教皇)
エイステイン・エルレンズソン
エイレナイオス《リオンの聖致命者イリネイ》
エイレーネー
エウスタキウス
メリダのエウラリア
エウロギウス神品致命者エウロギイ》[3]
エーディト・シュタイン
エドマンド・キャンピオン
エドマンド殉教王
エドワード懺悔王
エドワード殉教王
シリアのエフレム《シリアの克肖者聖エフレム》
フォルミアのエラスムス
エリザヴェータ・フョードロヴナ新致命者エリザヴェタ》
エルジェーベト (ハンガリー王女)
エレウテルス (ローマ教皇)
エレミヤ《聖預言者イエレミヤ》
オーギュスト・シャプドレーヌ
オリガ (キエフ大公妃)亜使徒聖オリガ》
新致命者聖オリガ

カ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















アレクサンドリアのカタリナ《聖大致命女エカテリナ》
シエナのカタリナ
カルタゴのキプリアヌス《カルファゲンの神品聖致命者キプリアン》
エルサレムのキュリロス《イェルサリムの大主教聖キリル》
スラヴの亜使徒キュリロス《スラヴの亜使徒キリル》
聖キリアキ
グリゴリオス5世 (コンスタンディヌーポリ総主教)新致命者神品致命者グリゴリイ》[4]
クリストフォロス《聖致命者ハリストフォル》
クリスピヌスとクリスピニアヌス
グレゴリウス1世 (ローマ教皇)《ロマの「パパ」問答者聖グリゴリイ》
ナジアンゾスのグレゴリオス《神学者グリゴリイ》
ニュッサのグレゴリオス《ニッサの主教聖グリゴリイ》
グレゴリオス・パラマス《グレゴリイ・パラマ》
アレクサンドリアのクレメンス《アレクサンドリアの聖クリメント》
クレメンス1世 (ローマ教皇)神品致命者ロマの「パパ」クリメント》
ゲオルギオス《聖大致命者凱旋者ゲオルギイ》
コルンバ[5]
ケレスティヌス5世 (ローマ教皇)
コンスタンティヌス1世《亜使徒聖大帝コンスタンティン》

サ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















サワ (セルビア大主教)
シクストゥス2世 (ローマ教皇)
シメオン (クロパの子)《聖使徒神品致命者主の義兄聖シメオン》
新神学者シメオン
ジャン=マリー・ヴィアンネ
ジョン・フィッシャー
コルシカのジューリア
ノリッチのジュリアン
サロフのセラフィム
ラドネジのセルギイ

タ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















アビラのテレサ
リジューのテレーズ
ザドンスクのティーホン
トマス・アクィナス
トマス・クランマー
トマス・モア
ディンプナ

ナ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















ミラのニコラオス《ミラ・リキヤの奇蹟者聖ニコライ》

ハ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















アッシジのフランチェスコ
ポワティエのヒラリウス
ホセマリア・エスクリバー

マ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















エジプトのマカリオス《エギペトの聖大マカリイ》
マキシミリアノ・コルベ
聖マクシモス克肖表信者聖マクシム》
エジプトのマリア《エギペトの克肖者マリヤ》
聖母マリア生神女マリヤ》
マグダラのマリア

ヤ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















ナザレのヨセフ
ヨハネ・クリマコス《階梯者イオアン》
ヨハネ・クリソストモス《金口イオアン》
ダマスコのヨハネ《ダマスコのイオアン》

ラ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















ルイ9世 (フランス王)
レオ1世 (ローマ教皇)《ロマの「パパ」聖レオ》

ワ行[編集]

聖人名
(《》内は日本正教会での表記。)
東方
教会
西方
教会





















聖愚者ワシーリー《佯狂者ワシリイ》 - - - -

脚注[編集]

  1. ^ 日本福音ルーテル教会 第21条 聖人の崇拝について
  2. ^ 西方教会正教会とで、ウァレンティヌスを巡る伝承が異なっている。西方教会は2月14日を記念日とし、バレンタイン・デーの起源となった伝承を有している。正教会はユリウス暦7月に二人のワレンティン(ウァレンティヌス)を記憶し、バレンタイン・デーと関連する伝承は特に無い。ただしギリシャ正教会では2月14日にウァレンティヌスを記憶するところもある。
  3. ^ 参考文献に記載されていなかったため、Православный календарь(Свято-Троицкая Русская Православная Церковь)を元に、称号には日本語訳を当てはめ、人名はロシア語から「v」を「ワ行」で転写する日本正教会の標準的方式に則って転写。
  4. ^ 参考文献に記載されていなかったため、Orthodox Calendar(HOLY TRINITY RUSSIAN ORTHODOX CHURCH)を元に、称号には日本語訳を当てはめ、人名は日本正教会の標準的方式に則って転写。
  5. ^ 正教会で聖人として扱われていることの出典)St. Columba of Iona (597)

参考文献[編集]

関連項目[編集]