聖家族 (キリスト教)

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『カニジャーニの聖家族』(ラファエロ、1507年、アルテ・ピナコテーク所蔵)
聖ヨアキム(上) 聖母マリア(右) イエス・キリスト(中央下)聖エリサベツ洗礼者聖ヨハネ(左)(人物の設定には異説あり)
前景に三角形の構図で聖人を描き、後景の大きな領域に風景を配している。

聖家族(せいかぞく、: Sacra Familia)は、幼少年時代のイエス・キリスト養父ヨセフ聖母マリアのことであり、キリスト教美術の主題のひとつであった。

聖家族をモチーフとした作品の創造は、15世紀から17世紀のルネサンス美術バロック美術において盛んであった。よく描かれたのは『マタイによる福音書』が伝える聖母のエジプト逃避で、旅の途上で休憩するマリア母子が豊かな風景画として描かれた。後の画家は、この画題に幼い洗礼者ヨハネや他の聖人を配した。

『エジプトへの逃避』(ティントレット、1583-1587年、サンロッコ大信徒会所蔵)

16世紀のイタリア美術はフランドル絵画の影響により風景画の技法が発達し、とくに宗教画でその技法が取り入れられた。ティントレットの『エジプトへの逃避』はその影響が強くみられ、背景に神秘的な情感を持たせた作品となっている[1]

参考文献[編集]

  1. ^ ジャン リュデル 『イタリア・ルネサンス絵画』 木村三郎 (監修)、金山弘昌 (監修)、望月典子 (訳)、安室可奈子 (訳)、田中麻野 (訳)、一瀬 あゆみ (訳)、白水社〈文庫クセジュ〉、2010年、pp.83-87。ISBN 978-4560509524

関連項目[編集]

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