羽生まゆみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
羽生 まゆみ
誕生 大分県
職業 作家、劇作家、演出家
言語 日本語
国籍 日本
教育 京都小劇場(赤らべる社)、十月劇場
最終学歴 大阪芸術大学 文芸学科(中退)
ジャンル 戯曲(ファンタジー、ミステリー)
代表作 23時のブランチ
デビュー作 Take a Life
活動期間 1977-
所属 羽生一家玉組(主宰)
劇団PinkNoise
テンプレートを表示

羽生 まゆみ(はにゅう まゆみ、女性、1958年2月9日 - )は日本の劇作家演出家小説家

劇団「羽生一家玉組」主宰。劇団PinkNoise演出家。

経歴[編集]

大分県出身。大阪芸術大学時代に学生演劇サークル劇団群に在籍し役者としての活動を始める。のち、京都小劇場、劇団赤らべる社を経て上京。十月劇場入団。

1995年『Take a life』で初の脚本・演出を手がける。同作品をきっかけにプロデュース公演の演出が続き、1997年『がぶり寄る恋』に出演した役者たちによって、羽生一家玉組が結成される。以来、「羽生一家玉組」全公演の脚本・演出を手がける。

2017年、劇団PinkNoiseの演出家となる。

演劇作品[編集]

羽生一家玉組[編集]

  • 『明日のお天気』(1998年 新宿パンプルムス) 旗揚げ公演
  • 『うかうかしちゃいられない』(1998年新宿モリエール)
  • 『お嬢さんの夏休み』(1999年 新宿モリエール/パルテノン多摩小ホール)パルテノン多摩小劇場フェスティバル参加作品
  • 『母方のイトコ』(1999年 新宿モリエール)
  • 『オバケのイヴイヴ』(1999年 新宿パンプルムス)
  • 『めぐりめぐる月 横浜編』(2000年 横浜相鉄本多劇場)
  • 『魔女と掃除機』(2000年 下北沢駅前劇場)
  • 『オバケのイヴイヴVer.2』(2000年 新宿パンプルムス)
  • 『双子の庭』(2001年 下北沢駅前劇場)
  • 『オバケのイヴイヴVer.3』(2001年 新宿パンプルムス)
  • 『地下室のダンディ』(2002年 新宿モリエール)
  • 『23時のブランチ』(2002年 中野ザ・ポケット)
  • 『プリンセス・ショック』(2003年 新宿シアターモリエール)
  • 『いななきの森』(2004年 中野ザ・ポケット)
  • 『サンタクロース イン トーキョー』(2004年 サンモールスタジオ)
  • 『レイニータウン』(2005年 中野ザ・ポケット)
  • 『スペードの館』(2006年 中野ザ・ポケット)
  • 『寒い国から来た魔女』(2010年 中野ザ・ポケット)
  • 『ロンググッドバイ』(2011年 中野ザ・ポケット)
  • 『午前2時、パンプキン通り』(2011年 劇場MOMO)
  • 『狐の姫と詐欺師たち』(2016年 劇場MOMO) 
  • 『サンタクロースイントーキョー』(2017年 劇場MOMO)

劇団PinkNoise[編集]

  • 『オバケのイヴイヴ』(2017年 劇団PinkNoise)

ほか劇団提供作品[編集]

  • 『Take a Life』(1995年 阿佐ヶ谷アルスノーヴァ)
  • 『ウサギのダンス』(1996年 銀座小劇場)
  • 『めぐりめぐる月』(1997年 新宿パンプルムス)
  • 『6月の少女』(1997年 池袋シアターグリーン)
  • 『がぶり寄る恋』(1997年 新宿パンプルムス)
  • 『覇王伝』(2002年  萬スタジオ)
  • 『ベジタブル・スカイ』(2007年 Broader House)
  • 『シリウス、あるいは犬の星』(2019年 神田SpaceCUBE)

その他[編集]

  • 『真夏のシンデレラ』(2008年 新宿コマ劇場)伊達めぐみコンサート構成・演出
  • 『メグさんとサムライ』(2009年 銀座博品館劇場)伊達めぐみコンサート構成・演出
  • 『琉美創舞』(2013年 北とぴあ さくらホール)第24回伊是名の会定期公演 オープニングシーン作・演出

小説作品[編集]

  • 『バックステージ』(2018年 Garland)

外部リンク[編集]