群馬県道196号上小坂四ツ家妙義線

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一般県道
群馬県道196号標識
群馬県道196号上小坂四ツ家妙義線
路線延長 ? km
制定年 1959年 群馬県認定
起点 甘楽郡下仁田町大字上小坂
終点 富岡市妙義町妙義
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
上小坂付近から望む妙義山(2009年10月)

群馬県道196号上小坂四ツ家妙義線(ぐんまけんどう196ごう かみおさかよつやみょうぎせん)は、群馬県甘楽郡下仁田町上小坂から富岡市妙義町に至る一般県道である。

概要[編集]

群馬県上毛三山の一つである妙義山を通る道路で、「上毛三山パノラマ街道」のひとつ。頂上に中之岳神社、麓には妙義神社があり、また、大砲岩等の名所があることから車の交通量は少なくない。妙義山登山口へのアクセス道路としても機能している。起点・終点以外途中で他の県道、国道には一切接続しない。

急カーブはそれほど多くないが、カーブ自体は多いので、自動車の運転には注意が必要。また、暴走族などによる危険運転防止のため、カーブの所々が凸凹している。

本区間はかつては群馬県企業局管理の有料道路妙義有料道路)であったが、1986年昭和61年)4月1日をもって無料開放され、現在に至っている。ちなみに、料金所は下仁田町側、旧妙義町側の2箇所に設置されていた。

路線データ[編集]

歴史[編集]

地理[編集]

妙義山(標高1,104 m)の風光明媚な奇岩がそびえる山肌は日本三大奇勝に数えられ、ここを縫うように通る道路からは、変化に富んだ妙義山の荒々しい山容を眺めることができる[3]。特に春の新緑や秋の紅葉シーズンは、奇岩との調和の取れた風景が見られる[3]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

沿線[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 昭和34年の路線認定当初での表記では、同郡妙義町大字妙義31番とあり、現終点とは異なる位置である[1]

出典[編集]

  1. ^ a b 昭和34年群馬県告示第326号 県道の供用開始に関する告示(群馬県報 号外、1959年9月18日、pp. 24–39、群馬県立図書館所蔵)
  2. ^ 昭和34年群馬県告示第324号 県道路線認定に関する告示(群馬県報 号外、1959年9月18日、pp. 1–15、群馬県立図書館所蔵)
  3. ^ a b 須藤英一 2013, pp. 66–67.

参考文献[編集]

  • 須藤英一『新・日本百名道』大泉書店、2013年。ISBN 978-4-278-04113-2 

関連項目[編集]