線状皮膚萎縮症

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線状皮膚萎縮症
Belly Strech Marks.jpg
腹部の症例(初期)
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野
皮膚科学
ICD-10 L90.6
ICD-9-CM 701.3
DiseasesDB 30027
MedlinePlus 003287
eMedicine derm/406

線状皮膚萎縮症(せんじょうひふいしゅくしょう)あるいは皮膚伸展線条(ひふしんてんせんじょう)とは皮膚病気である。日本では通称、肉割れ妊娠線と称し、どちらも同義であるが妊娠期にできたものを妊娠線、それ以外は肉割れと称されているのが一般的である。海外ではStretch marks(ストレッチマーク)、Striae atrophicaeと称される。

  • 妊娠期
  • 思春期、あるいは成長期
  • 肥満
  • 過度のウエイトトレーニング

これらによって皮膚が急速に引っ張られる場合がある。皮膚は表皮真皮、皮下組織から成り立っており表皮はある程度伸びることができる。しかしその下の真皮や皮下組織の一部は伸びにくい。この引っ張られた状態に耐えられなくなると、弾性線維に亀裂が生じると考えられている。皮膚表面から見た初期症状は赤紫の線条(線)となって現れる。腹部、大腿外側、臀部、乳房周囲に好発する。また条件が合えば身体のどの箇所にでも発症する。

なおクッシング症候群マルファン症候群糖尿病重症感染症またはステロイドの内服を長期つづけた際にも生じる[1]

治療法・予後[編集]

発症後しばらくすると、皮膚表面に細かいしわができ、線条は白みの強い肌色へと変色するが完治する事はなく、亀裂の痕はそのまま残る。

2014年現在、治療法はなく、民間療法としてマッサージ[2]、肌に塗布するクリーム、高周波を利用した美容装置[3]、レーザーによる除去[4]などで目立ちにくくする方法がある。これらは国から有効性が認められてない[5]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]