綱島
| 綱島上町 | |
|---|---|
| — 町丁 — | |
| 座標: 北緯35度32分8.93秒 東経139度37分25.01秒 / 北緯35.5358139度 東経139.6236139度 | |
| 国 | |
| 都道府県 | |
| 市町村 | |
| 区 | 港北区 |
| 面積[1] | |
| - 計 | 0.171km2 (0.1mi2) |
| 人口 (2017年(平成29年)12月31日現在)[2] | |
| - 計 | 4,416人 |
| 等時帯 | 日本標準時 (UTC+9) |
| 郵便番号 | 223-0055[3] |
| 市外局番 | 045 (横浜MA)[4] |
| ナンバープレート | 横浜 |
| 綱島台 | |
|---|---|
| — 町丁 — | |
| 座標: 北緯35度32分25.5秒 東経139度38分1.08秒 / 北緯35.540417度 東経139.6336333度 | |
| 国 | |
| 都道府県 | |
| 市町村 | |
| 区 | 港北区 |
| 面積[1] | |
| - 計 | 0.290km2 (0.1mi2) |
| 人口 (2017年(平成29年)12月31日現在)[2] | |
| - 計 | 2,166人 |
| 等時帯 | 日本標準時 (UTC+9) |
| 郵便番号 | 223-0054[5] |
| 綱島西 | |
|---|---|
| — 町丁 — | |
| 座標: 北緯35度32分12.58秒 東経139度38分4.02秒 / 北緯35.5368278度 東経139.6344500度 | |
| 国 | |
| 都道府県 | |
| 市町村 | |
| 区 | 港北区 |
| 面積[1] | |
| - 計 | 0.982km2 (0.4mi2) |
| 人口 (2017年(平成29年)12月31日現在)[2] | |
| - 計 | 19,727人 |
| 等時帯 | 日本標準時 (UTC+9) |
| 郵便番号 | 223-0053[6] |
| 綱島東 | |
|---|---|
| — 町丁 — | |
| 座標: 北緯35度32分19.65秒 東経139度39分0.95秒 / 北緯35.5387917度 東経139.6502639度 | |
| 国 | |
| 都道府県 | |
| 市町村 | |
| 区 | 港北区 |
| 面積[1] | |
| - 計 | 1.204km2 (0.5mi2) |
| 人口 (2017年(平成29年)12月31日現在)[2] | |
| - 計 | 16,295人 |
| 等時帯 | 日本標準時 (UTC+9) |
| 郵便番号 | 223-0052[7] |
綱島(つなしま)は、神奈川県横浜市港北区の地名。現行行政地名は綱島上町、綱島台、綱島西一丁目から綱島西六丁目、綱島東一丁目から綱島東六丁目。住居表示は綱島上町が未実施区域で、他の区域は実施済み。現在は主に住宅街となっているが、かつては首都近郊の温泉街(綱島温泉)として知られた。
目次
概要[編集]
横浜市北部に広がる鶴見川左岸の沖積平野に位置し、海抜はおよそ4〜5メートルである。
東急東横線の綱島駅は綱島西一丁目に所在する。綱島東三・四丁目と五・六丁目の間には東海道新幹線の高架が通過し、鶴見川が綱島東一・五・六丁目の南東側を流れる。
駅の北西側には平野内に孤立した標高約30メートルの独立丘陵「綱島台」が所在し、上部は一部宅地化されているが自然林を多く残し、綱島公園・綱島市民の森として整備され、市民の憩いの場となっている。
1914年(大正3年)に温泉(鉱泉)が出てから昭和50年代前半までは、綱島温泉と呼ばれた温泉街である。また、横浜北部随一の商業地区として発展し、全国的に知られた桃である「日月桃」の大産地でもあった。
綱島台東側の、綱島神明社がある高台は「桃雲台」とも呼ばれ、この桃畑を一面に眺めることができた[8]。しかし、周辺の宅地化などにより温泉施設や桃の栽培農家[注 1]はごく僅かしか残っていない。この他、戦前までは製氷が盛んであった。
地名の由来[編集]
「ツナシマ」とは州の中の島、中州、湿地に浮かぶ島、津の島という意味であると言われる。これは地区が南側の鶴見川、東側の早渕川に挟まれている地域であること、あるいは、かつて鶴見川または早渕川にあったある中州がツナシマと呼ばれていて、それが自然にその周辺地域をさす言葉になったことによるものとされる。
また、「ツナシマ」とは連なり島(つらなりしま)の意であり、かつて鶴見川が東京湾の奥深い入江となっていた時代に、現在の綱島台(綱島公園、綱島神明社、綱島諏訪神社となっている高台)が、複数の島となっていた様子から名付けられたとも言われている。なお、神明社と諏訪神社の高台は綱島街道の開発によって分断されているが、かつては地続きで一つの丘陵となっていた[8]。
歴史[編集]
沿革[編集]
- 江戸時代:武蔵国橘樹郡の南綱島村および北綱島村であり、天領(幕府直轄地)の農村であった。鶴見川の氾濫に絶えず悩まされ、堤防の上積みを巡り近隣各村との争いも絶えなかった。両村とも水難村のため東海道神奈川宿の定助郷にはならず、加助郷に序していた。この他保土ヶ谷宿の掃除役・普請の人足提供を行っていたが、幕末には神奈川宿の助郷村となっていた。
- 1889年(明治22年)4月1日:町村制施行に伴い、南綱島村および北綱島村の2村は樽村・大曽根村・太尾村・大豆戸村・菊名村・篠原村の周辺各村と合併して大綱村が成立。旧村域に大字を置き、旧村名を大字名としたため、綱島地区には南綱島・北綱島の2大字が置かれた。
- 1914年(大正3年):地元の人が井戸を掘ったところ赤い水が湧いたため調べた結果、温泉と分かりラジウム温泉と認められる[9]。この場所は、現在の綱島駅から鶴見川を越えた港北区樽町である(綱島温泉の項も参照)。
- 1917年(大正6年):最初の銭湯が開業する。
- 1926年(大正15年)2月14日:東京横浜電鉄(現在の東京急行電鉄)東横線が開通に伴い綱島温泉駅が開業し、駅前に同社が建設したラジウム温泉の温泉浴場ができる。また、駅周辺は分譲地として売り出された。
- 1951年(昭和26年)4月1日:綱島4か町を校区とした横浜市立綱島小学校が開校(大綱小学校より分離独立)。
- 1973年(昭和48年)6月11日:住居表示が実施され、綱島町・南綱島町・北綱島町を廃し、新たに綱島東一 - 六丁目、綱島西一 - 六丁目、綱島台の各町が設置される。これはこれまでの3町の境界が複雑に入り組んでおり、また飛び地も多く混在し合っていた事から東急東横線を境に東西に分け、また、台地は綱島台として別個に新設したもの。この時、樽町の鶴見川北岸にあった飛び地も編入している。
- 綱島東一丁目 南綱島町および北綱島町の各一部、樽町字堤外の飛地
- 綱島東二丁目 南綱島町の一部および北綱島町飛地
- 綱島東三丁目 綱島町、南綱島町の各一部
- 綱島東四丁目 綱島町の一部および北綱島町飛地
- 綱島東五丁目 綱島町、南綱島町の各一部、北綱島町飛地
- 綱島東六丁目 綱島町、南綱島町の各一部および北綱島町、樽町字堤外の飛地
- 綱島西一丁目 南綱島町の一部および北綱島町飛地
- 綱島西二丁目 綱島町、南綱島町の各一部および北綱島町飛地
- 綱島西三丁目 綱島町、南綱島町の各一部および北綱島町飛地
- 綱島西四丁目 綱島町、北綱島町の各一部および新吉田町字具々田の飛地
- 綱島西五丁目 綱島町、北綱島町の各一部
- 綱島西六丁目 綱島町、北綱島町の各一部および南綱島町飛地
- 綱島台 南綱島町、北綱島町の各一部(相互の飛地を含む)
- 1978年(昭和53年)4月1日:横浜市立北綱島小学校が開校(綱島小学校・日吉南小学校の校区より設置)。
近年の動向[編集]
かつては社用族の御用達として、また身近な観光地として栄えた綱島温泉郷も交通機関の発達等により次第に寂れ、また、住宅の需要が高まっていたこともあり1990年代までにはそのほとんどがマンション・商業ビル・駐車場に転換した。
綱島駅から約200メートル東の綱島東一丁目の地下には、2022年に開通予定の東急・相鉄直通線の駅(仮称「新綱島駅」)が置かれる予定である。[10]
スマートシティ事業[編集]
2011年に閉鎖された綱島東四丁目のパナソニック綱島事業所の跡地(敷地面積37,900平方メートル)には、次世代都市型スマートシティ事業「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン(Tsunashima SST)」[注 2]として、下記の施設などが建設され、2018年3月に街開きを行った[11]。
- ユニーの大型商業施設であるアピタテラス横浜綱島[12]
- 野村不動産とMID都市開発による集合住宅[12]
- 米国アップル社の研究開発施設「Apple YTC(横浜テクノロジーセンター)」[注 3][12][14][15][16][17][18][19][20]
- 水素ステーション(ショールーム「スイソテラス」併設)[21][22]
小字・地域名[編集]
小字[編集]
明治以降のもの。南綱島町と北綱島町で共有していた。
- 表前耕地 現在の綱島東一 - 三丁目
- 広町耕地 現在の綱島東二・四丁目、綱島西六丁目、綱島台
- 下前耕地 現在の綱島東三・六丁目
- 葭場耕地 現在の綱島東四・五丁目
- 新田耕地 現在の綱島東五丁目、鶴見区駒岡五丁目
- 別所耕地 現在の綱島東一丁目、綱島西一 - 四丁目、綱島台
- 北前耕地 現在の綱島西五・六丁目、綱島台
- 三歩野耕地 現在の綱島上町
地域名[編集]
組名ともいう。
- 中村 現在の綱島駅一帯
- 北中村(ネゴラ) 綱島公園東側
- 別所 綱島公園西側
- 下(下組) 綱島東小学校付近
- 大北谷 北綱島小学校付近
- 中北谷 綱島西六丁目・広町一帯
この他の旧地名[編集]
世帯数と人口[編集]
2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
綱島上町[編集]
| 町丁 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 綱島上町 | 1,711世帯 | 4,416人 |
綱島台[編集]
| 町丁 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 綱島台 | 1,200世帯 | 2,166人 |
綱島西[編集]
| 丁目 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 綱島西一丁目 | 1,109世帯 | 1,930人 |
| 綱島西二丁目 | 2,361世帯 | 4,022人 |
| 綱島西三丁目 | 1,186世帯 | 2,185人 |
| 綱島西四丁目 | 1,494世帯 | 2,896人 |
| 綱島西五丁目 | 2,409世帯 | 5,697人 |
| 綱島西六丁目 | 1,479世帯 | 2,997人 |
| 計 | 10,038世帯 | 19,727人 |
綱島東[編集]
| 丁目 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 綱島東一丁目 | 1,565世帯 | 2,832人 |
| 綱島東二丁目 | 955世帯 | 1,726人 |
| 綱島東三丁目 | 1,656世帯 | 3,441人 |
| 綱島東四丁目 | 1,689世帯 | 3,799人 |
| 綱島東五丁目 | 1,638世帯 | 3,520人 |
| 綱島東六丁目 | 490世帯 | 977人 |
| 計 | 7,993世帯 | 16,295人 |
小・中学校の学区[編集]
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[23]。
| 丁目・町丁 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|---|
| 綱島上町 | 全域 | 横浜市立綱島小学校 | 横浜市立新田中学校 |
| 綱島台 | 1番1〜28号 2〜12番 14番1〜14号 28番 |
横浜市立樽町中学校 | |
| その他 | 横浜市立北綱島小学校 | 横浜市立日吉台中学校 | |
| 綱島西一丁目 | 全域 | 横浜市立北綱島小学校 | 横浜市立樽町中学校 |
| 綱島西二丁目 | 全域 | ||
| 綱島西三丁目 | 全域 | ||
| 綱島西四丁目 | 1〜7番 | ||
| その他 | 横浜市立北綱島小学校 | 横浜市立日吉台中学校 | |
| 綱島西五丁目 | 全域 | ||
| 綱島西六丁目 | 1〜6番 9〜17番 | ||
| その他 | 横浜市立日吉南小学校 | ||
| 綱島東一丁目 | 8〜22番 | 横浜市立綱島東小学校 | 横浜市立樽町中学校 |
| その他 | 横浜市立綱島小学校 | ||
| 綱島東二丁目 | 1〜6番 | ||
| その他 | 横浜市立綱島東小学校 | ||
| 綱島東三丁目 | 全域 | ||
| 綱島東四丁目 | 3〜12番 | ||
| その他 | 横浜市立日吉南小学校 | 横浜市立日吉台中学校 | |
| 綱島東五丁目 | 全域 | 横浜市立綱島東小学校 | 横浜市立樽町中学校 |
| 綱島東六丁目 | 全域 |
名所・旧跡[編集]
- 綱島古墳:綱島台1所在。綱島台の最高部、綱島公園内に所在する5世紀後半の古墳。市指定文化財(史跡)に指定されている。
- 飯田家住宅:綱島台17-5所在。北綱島村の名主を代々務めた飯田家の旧宅。市指定有形文化財(建造物)に指定されている。
その他[編集]
- 作家・綱島理友のペンネームの由来である(綱島理友が綱島在住だった事による)。
- タマちゃん騒動の際、大綱橋畔までタマちゃんが来ていた。
- 林家三平が新婚旅行に訪れた。また、往年の演歌歌手である三橋美智也が下積み時代、東京園でボイラーマンをしていた事がある。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 畑近くの綱島ピーチゴルフセンターで販売。なお、ゴルフ場は2017年(平成29年)2月末日に閉鎖され、経営者は桃の販売のみを行っている。
- ^ パナソニックが主導するスマートシティ・プロジェクトで、藤沢市の「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」に続いて二例目となる。
- ^ 完成以前には「綱島テクニカル・デベロップメント・センター」(綱島TDC)とも呼ばれていた。日本国内におけるアップルの研究開発拠点としては、2015年度にみなとみらい地区の横浜アイマークプレイス内に設置された「テクニカル・デベロップメント・センター」に続き二箇所目となる[13]。
出典[編集]
- ^ a b c d “横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2016年3月31日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ a b c d e “横浜の人口 - 登録者数(市・区・町・外国人) - 町丁別世帯と男女別人口”. 横浜市 (2017年12月31日). 2018年1月24日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月23日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
- ^ a b 綱島駅近くの急階段の上にある謎の石碑の正体は? はまれぽ.com 2013年8月28日。
- ^ 綱島温泉東京園(関東周辺 立ち寄り温泉みしゅらん)
- ^ 相鉄・JR直通線と相鉄・東横線直通線開通事業の遅延状況と今後の予定は? はまれぽ.com 2013年8月25日。
- ^ “「綱島SST」がまちびらき、先端技術と人を集め“イノベーション創出”を目指す”. 横浜日吉新聞 (2018年3月27日). 2018年5月18日閲覧。
- ^ a b c 港北区綱島東のパナソニック事業所跡地に米・アップル社の技術開発センターなどが進出!(はまれぽ.com 2015年3月26日)
- ^ Appleの綱島技術開発センター、年内に完成か(ITmedia ニュース/MACお宝鑑定団 2016年10月17日)
- ^ アップルが日本で技術開発拠点を新設へ、横浜市のパナソニック綱島事業所跡地に(ITPro 2015年3月26日)
- ^ 横浜にアップルが日本初となる技術開発センターを建設!(都市の風景 Building and Subculture In Tokyo 2015年3月26日)
- ^ 横浜市 アップルの「テクニカル・デベロップメント・センター」 計画名「綱島TDC計画」の概要が判明!(東京・大阪 都心上空ヘリコプター遊覧飛行 2015年7月7日)
- ^ 綱島東の「Appleテクニカル・デベロップメント・センター」は12月中に完成(ヨコハマ経済新聞 2016年10月14日)
- ^ 米アップル研究所「綱島TDC」稼働は年度内? 官房長官の視察で相次ぎ報道(横浜日吉新聞 2017年1月20日)
- ^ 綱島の米アップル研究所は「横浜テクノロジーセンター」という名称か(横浜日吉新聞 2017年2月15日)
- ^ 【取材】横浜のApple研究開発施設「Apple YTC」は今(iPhone Mania 2017年7月3日)
- ^ 「横浜綱島水素ステーション」および併設ショールーム「スイソテラス」の開所について (PDF) (JXエネルギー株式会社 2017年3月15日)
- ^ ショールーム「スイソテラス」(JXTGエネルギー 公式サイト内)
- ^ “小中学校等通学区域”. 横浜市 (2017年11月15日). 2018年1月24日閲覧。
関連項目[編集]
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