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経済ナショナリズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

経済ナショナリズム(economic nationalism)とは、国家による経済活動の(国内経済よりも特に国際通商における)保護及び統制を重視する政策や、それを支持するイデオロギーの1つ[1][2]

経済活動を国家の指揮下におくことは志向しないが、国家を市場より優位なプレイヤーと見做し、国家が国力を投じて経済的な国益を追求することを是とする。国内経済の統制は志向しないが、国際通商の場において、自由貿易より管理貿易に近しい保護主義的な志向を持つ[2]

輸入関税労働力・物品・資本に規制をかけてでも、国内経済での労働・資本形成についての安定を重視する。多くの場合、経済的自由主義グローバリズムと対立し、少なくとも無制限な自由貿易には懐疑的な立場を取る。保護主義・輸入規制、新重商主義や国家主導経済開発モデル[2]も関連する。

経済活動が、「Nation」(民族・国民・国家)の概念と不可分であることや、従来の自由主義と統制主義という二項対立ではそのことが抜け落ちてしまっていること、市場の暴走に対処するために(左派・左翼のような平等主義イデオロギーではなく)この「Nation」(民族・国民・国家)の概念を以てすることが望ましいことなどを、主張・強調する立場という意味合いが強い。[要出典]

事例

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例として、Henry Clayが主張するAmerican System、フランスDirigisme中国為替操作マレーシアアジア金融危機にて発動した通貨操作、アルゼンチンが2001年の金融危機において発動した関税と通貨切下げ経済政策、米国の国内製鉄産業保護のための関税などがある。

2005年以降、政府が外国企業による国内産業買収の際に多く見受けられるようになった。

参考文献

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脚注

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  1. コラム・寄稿「グローバル化と経済ナショナリズム」”. www.rieti.go.jp. 2026年2月15日閲覧。
  2. 1 2 3 浅川公紀. 「グローバル化」時代に経済ナショナリズムがもつ意味について (PDF). 武蔵野大学. 2026年3月9日閲覧。
  3. "Arcelor: Villepin en appelle au "patriotisme économique""”. Associated Press (2005年1月31日). 2007年4月11日閲覧。(フランス語)
  4. La mobilisation se poursuit autour de Danone”. Associated Press (2005年7月21日). 2007年4月11日閲覧。(フランス語)
  5. Abertis and Autostrade joint statement”. Marketwire (2006年12月). 2007年4月12日閲覧。
  6. Dominique de Villepin annonce une fusion Suez-GDF”. Associated Press (2006年2月25日). 2007年4月11日閲覧。(フランス語)
  7. La saga Endesa divise politiques, industriels et analystes”. Associated Press (2007年3月27日). 2007年4月11日閲覧。(フランス語)
  8. Abraham, Kurt S. (2005年9月). Chevron wins control of Unocal as CNOOC backs down”. World Oil. 2007年4月12日閲覧。

関連項目

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