細木年一

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細木年一
ヒト
性別男性 編集
国籍日本 編集
としかず 編集
読み仮名ほそき としかず 編集
生年月日不明な値 編集
死亡年月日不明な値 編集
職業画家浮世絵師 編集
活動地浅草 編集

細木 年一(ほそき としかず、生没年不詳)とは、明治時代浮世絵師

来歴[編集]

月岡芳年の門人。姓は細木、名は桂次郎。静斎[1]、晴斎[2]、一晴斎と号す。浅草諏訪町六番地(現在の台東区駒形)に住む。作は風俗画などを残す。明治4年(1871年)9月版行の大判錦絵「東京料理頗別品 芝口 伊勢源」に「校合 年一」とある。明治12年(1879年)版行の大判錦絵の揃物「諸工職業競」は、画面を時計人力車などのモチーフで埋め尽くしている点に特徴がある。

作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『浮世絵師便覧』に拠る。
  2. ^ 『浮世絵師人名辞書』に拠る。

参考文献[編集]

  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年
  • 吉田漱 『浮世絵の見方事典』 北辰堂、1987年
  • 山梨絵美子 『清親と明治の浮世絵』〈『日本の美術』368〉 至文堂、1997年 ※25頁

関連項目[編集]