素焼き

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素焼きあるいは素焼(すやき)とは、陶磁器の焼き方の一つ。低い焼成温度で軽く焼き固める方法のこと、または本焼きとする前に釉薬をかけずに焼き固める方法のことである。これらの方法で焼かれた焼き物自体を指すこともある。

概要[編集]

古代の陶器である、縄文土器弥生土器は低い温度で焼成された陶器を指す素焼きの代表である。この2つの土器は、低い温度で焼かれているため、現代の陶器より軟質であり、壊れやすい。 粘土を整形して乾燥を行い、釉薬をかけず高温で焼成される素焼きの多くは、地味な色、多孔質であることを特徴としていて、保水性・透過性などに富むために植木鉢などに使用される。また、孔によって表面積が広く確保されているため、アロマテラピーに使用する精油を蒸発させるためのコインにも使用される。その他、密閉容器などの中に水を含ませた小片を置く事で保湿剤として、また乾いた小片を置く事で簡易的な吸湿剤として働くため湿度調整用途で用いられる事もあり、湿度調整が求められる手巻きタバコ用途として素焼き製の湿度調整用品なども存在する。

関連項目[編集]