紙器・段ボール箱製造技能士

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紙器・段ボール箱製造技能士(しき・だんぼーるばこせいぞうぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県知事(問題作成等は中央職業能力開発協会、試験の実施等は都道府県職業能力開発協会)が実施する、紙器・段ボール箱製造に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、紙器・段ボール箱製造技能士資格を持っていないものが紙器・段ボール箱製造技能士と称することは禁じられている。

区分[編集]

紙器・段ボール箱製造の中で印刷箱打抜き作業、印刷箱製箱作業、貼箱製造作業、段ボール箱製造作業、簡易箱製造作業に分かれる。

級別[編集]

印刷箱打抜き作業、印刷箱製箱作業、貼箱製造作業、段ボール箱製造作業、簡易箱製造作業ともに1級、2級の別がある。

実技作業試験内容[編集]

紙器・段ボール箱製造(印刷箱打抜き作業)[編集]

  • 1級:8面取りの抜き型(お型)を自動平盤打抜き機又はビクトリア打抜き機(トムソン)に取付け、め型を製作し、各種機能を調整して印刷済みのK全版の板紙を打抜く。試験時間=2時間30分
  • 2級:4面取りの抜き型(お型)を自動平盤打抜き機又はビクトリア打抜き機(トムソン)に取付け、め型を製作し、各種機能を調整して印刷済みのL半裁判の板紙を打抜く。試験時間=1時間30分

紙器・段ボール箱製造(印刷箱製箱作業)[編集]

  • 1級
    • 作業試験:課題1(ストレートグルアによる底貼りサック箱の製作)及び課題2(タイミンググルアによる4隅のり貼り箱の製作)を行う。試験時間=50分(課題1)、1時間10分(課題2)
    • ペーパーテスト:印刷箱の展開寸法の計算等について行う。 試験時間=1時間
  • 2級:課題1(ストレートグルアによる底貼りサック箱の製作)及び課題2(タイミンググルアによる4隅のり貼り箱の製作)を行う。試験時間=1時間20分(課題1)、1時間40分(課題2)

紙器・段ボール箱製造(貼箱製造作業)[編集]

  • 1級:仕様書に従って原図を製作(課題1)し、打抜き済みの生地用板紙、くるみ用アート紙から被せ印籠蝶番箱を製作する。(課題2)試験時間=1時間5分(課題1)、2時間20分(課題2)
  • 2級:打抜き済みの生地用板紙、くるみ用アート紙から被せ貼箱を製作する。試験時間=1時間20分

紙器・段ボール箱製造(段ボール箱製造作業)[編集]

  • 1級
    • 作業試験:「プリンタースロッタ・ステッチャ・ライン又はプリンタースロッタ・グルア・ライン」、「フレキソフォールダーグルア・ライン」、「筋入れ・溝切り・たて通し印刷・ステッチャ・ライン」のいずれか1つを受検者が選択して、高品質の段ボール箱を製造する。試験時間=1時間40分
    • ペーパーテスト:包装設計等について行う。試験時間=1時間
  • 2級:「プリンタースロッタ・ステッチャ・ライン又はプリンタースロッタ・グルア・ライン」、「フレキソフォールダーグルア・ライン」、「筋入れ・溝切り・たて通し印刷・ステッチャ・ライン」のいずれか1つを受検者が選択して、段ボール箱を製造する。試験時間=1時間40分

紙器・段ボール箱製造(簡易箱製造作業)[編集]

  • 1級
  • 2級

関連項目[編集]


外部リンク[編集]