紅沿河原子力発電所

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紅沿河原子力発電所
紅沿河原子力発電所の位置(中華人民共和国内)
紅沿河原子力発電所
中華人民共和国における紅沿河原子力発電所の位置
中華人民共和国
所在地 遼寧省大連市瓦房店市紅沿河鎮
座標 北緯39度47分45秒 東経121度28分50秒 / 北緯39.79583度 東経121.48056度 / 39.79583; 121.48056 (紅沿河原子力発電所)座標: 北緯39度47分45秒 東経121度28分50秒 / 北緯39.79583度 東経121.48056度 / 39.79583; 121.48056 (紅沿河原子力発電所)
現況 運転中
着工 2007年
運営者 遼寧紅沿河核電有限公司
原子炉
運転中 2 × 1119 MWe (gross)
1 × 1080 MWe (gross)
建設中 3 × 1080 MWe (gross)
種類 CPR-1000
2013年6月現在
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紅沿河原子力発電所(中国語: 红沿河核电站)は中華人民共和国遼寧省大連市瓦房店市紅沿河鎮にある原子力発電所。地級市である大連市にあるが、市街部からは104km北に位置する。 建設される原子炉はすべてCPR-1000であるが、5号機と6号機は発展型のACPR-1000になっている。1号機は2013年6月に商業運転を開始した[1]。また、現在も2機が建設中である[2][3]

経緯[編集]

計画は2006年4月の中華人民共和国国家発展改革委員会で承認され、最初の2機を230億人民元で調達することが計画された。費用は中国電力投資集団公司英語版中国広核集団と2社の遼寧の会社で共有され、遼寧紅沿河核電有限公司が建設と正式運用までの発電所の運営を行うことになった。

建設は2006年の夏に始まり、原子炉を設置するための2個の穴の掘削が始められた[4]。1号機向けのコンクリートの流し込みは2007年8月に始まった。フェイズIIの原子炉の建設作業開始の鍬入れは2010年7月28日に行われた[5]

臨界テストが2013年1月16日から行われ、2013年2月17日に1号機で発電が開始され送電網に接続された[6][7]。正式な商業運転は6月6日に始まった[1]

原子炉[編集]

原子炉 原子炉形式 正味発電量 総発電量 建設開始 送電開始 商業運転 運転終了
フェイズI
1号機 (Hongyanhe-1)[8][9] CPR-1000 1061 MW 1119 MW 2007年8月18日 2013年2月17日 2013年6月6日
2号機 (Hongyanhe-2)[10] CPR-1000 1061 MW 1119 MW 2008年3月28日 2013年11月23日 2014年5月13日
3号機 (Hongyanhe-3)[11] CPR-1000 1000 MW 1080 MW 2009年3月7日 2015年3月23日 2015年8月16日
4号機 (Hongyanhe-4))[12] CPR-1000 1000 MW 1080 MW 2009年8月15日 2016年4月1日[13]
フェイズII
5号機 (Hongyanhe-5)[14] ACPR-1000 1000 MW 1080 MW 2015年3月29日
6号機 (Hongyanhe-6)[15] ACPR-1000 1000 MW 1080 MW 2015年7月27日

[編集]

  1. ^ a b Hongyanhe 1 enters commercial operation”. World Nuclear News. 世界原子力協会 (2013年6月7日). 2013年6月16日閲覧。
  2. ^ Construction starts on Hongyanhe 5”. World Nuclear News. 世界原子力協会. 2016年3月8日閲覧。
  3. ^ Work starts on sixth Hongyanhe unit”. World Nuclear News. 世界原子力協会 (24 July, 2015). 2016年3月8日閲覧。
  4. ^ “Construction Starts on Hongyanhe Nuclear Power Plant”. 新華社. (2006年7月1日). http://www.china.org.cn/english/2006/Jul/173330.htm 2010年2月8日閲覧。 
  5. ^ Work on Phase II of Hongyanhe plant begins”. World Nuclear News. 世界原子力協会 (2010年7月29日). 2013年1月22日閲覧。
  6. ^ “China's Hongyanhe nuclear plant starts operation”. Nuclear Engineering International. (2013年2月18日). http://www.neimagazine.com/news/newschinas-hongyanhe-starts-operation 2013年2月18日閲覧。 
  7. ^ 中国遼寧省の紅沿河原発が発電開始、福島事故後初めて”. ロイター (2013年2月18日). 2013年6月28日閲覧。
  8. ^ Power Reactor Information System IAEO: „China, People's Republic of: Nuclear Power Reactors“ (英語)
  9. ^ Hongyanhe 1, China”. World Nuclear News. 世界原子力協会. 2016年3月8日閲覧。
  10. ^ Hongyanhe 2, China”. World Nuclear News. 世界原子力協会. 2016年3月8日閲覧。
  11. ^ Hongyanhe 3, China”. World Nuclear News. 世界原子力協会. 2016年3月8日閲覧。
  12. ^ Hongyanhe 4, China”. World Nuclear News. 世界原子力協会. 2016年3月8日閲覧。
  13. ^ Grid connection for Hongyanhe 4”. World Nuclear News. 世界原子力協会. 2016年4月7日閲覧。
  14. ^ Hongyanhe 5, China”. World Nuclear News. 世界原子力協会. 2016年3月8日閲覧。
  15. ^ Hongyanhe 6, China”. World Nuclear News. 世界原子力協会. 2016年3月8日閲覧。