紅しょうが (お笑い)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
べにしょうが
メンバー 熊元プロレス
稲田美紀
結成年 2014年
事務所 吉本興業
活動時期 2014年10月1日[1][2] -
出身 NSC大阪校33期(稲田)
NSC大阪校35期(熊元)
出会い ゆりやんレトリィバァからの紹介
旧コンビ名 イナズマパンティーズ、水の如しーず(熊元)
ブリの白子(稲田)
みゆき
旧トリオ名 グリードアイランド(熊元)
現在の活動状況 テレビ・ライブ・ラジオ・YouTube配信など
芸種 漫才
コント
ネタ作成者 両者
過去の代表番組 紅しょうがのBUZZりもん紹介し〜や〜  和泉でしょうが!
同期 稲田
霜降り明星
コロコロチキチキペッパーズ
ビスケットブラザーズ
ZAZYなど
熊元
ガンバレルーヤ
濱田祐太郎
からし蓮根など
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2019年 第40回今宮子供えびすマンザイ新人コンクール新人漫才奨励賞
2023年 第2回見取り図のマラソンあるある-1グランプリ 優勝
2023年 女芸人No.1決定戦 THE W優勝
テンプレートを表示
紅しょうがのバンザイちゃんねる
YouTube
チャンネル
活動期間 2015年 -
ジャンル コメディ
登録者数 5万人
総再生回数 920.8万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年3月3日時点。
テンプレートを表示
初めまして紅しょうが稲田美紀です。
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年 -
ジャンル コメディ
登録者数 5330人
総再生回数 38.8万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年3月3日時点。
テンプレートを表示

紅しょうが(べにしょうが)は、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いコンビ2014年結成[1]女芸人No.1決定戦 THE W 7代目王者。

メンバー[編集]

熊元 プロレス(本名:熊元 侑里恵〈くまもと ゆりえ〉1990年11月30日 -(33歳))
ボケ担当。
兵庫県神戸市出身、神戸市立須磨高等学校卒業、神戸女子大学中退。血液型B型。
NSC大阪校35期出身。同期のゆりやんレトリィバァと風貌が似ていると話題になったことがある[3]。ゆりやんとはかつてコンビで、当時のコンビ名は「イナズマパンティーズ」。その他には田津原理音らとのトリオ「グリードアイランド[4]」、「水の如しーず[5]」を解散し現在に至る。
プロレス経験は無いが、同期のつみきに名付けを依頼した際に「プロレスラーに居そうだから」または「他の芸人たちに舐められないように」ということで現在の芸名を名付けられた[6]
旧芸名は「女房熊元」「肩ロースゆりえ」など。
2019年ごろまで、トレードマークのGジャンに肩パッドを入れ強さを表現していた。
水原希子ものまねで第22回「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の決勝進出を果たした[7]
浜田順平(カベポスター)、真輝志(元きんめ鯛)とルームシェアをしていた[8]
1期先輩のイワクラ(蛙亭)と仲が良い。
LIVE STAND『黒フェス2022~白黒歌合戦~』に出演し、吉本の宇野実彩子AAA)と呼ばれていた[9]
稲田 美紀(いなだ みき〈本名同じ[6]1989年1月30日 -(35歳))
ツッコミ担当。
大阪府和泉市出身。大阪府立泉北高等学校関西外国語大学卒業。血液型AB型。
ダイビングのライセンスを取得している。
NSC大阪校33期出身。2010年から2014年まで、同期の國松恵(現グリフォン國松)とコンビ「ブリの白子」として活動。
非喫煙者。毎日ビールやチューハイ、最後にまたビールを飲んで合計2ℓになるように飲酒する。現在はハイボール中心の生活。
学生時代は吉田敬ブラックマヨネーズ)の追っかけをしていた[10]
マンション貸してくれるおじさん、テレビ買ってくれるおじさん、冷蔵庫買ってくれるおじさんなど関西芸人屈指のパトロンを持つ女性芸人と噂される。本人は全てプラトニックな関係と語っている[11]
目がとても悪く、小学2年生から眼鏡をかけている。普段はコンタクトレンズ着用で、寝る際は眼鏡をかけたまま寝ている。ちなみに眼鏡をかけるとギャル曽根に似ている。
顔にほくろを描いている。本人曰く「目立とうかな」と思って描き足したらしく、2023年時点で13年描き続けているとのこと[6]
2021年11月17日、kento fukayaが主催する骨折-1グランプリで初代王者となる。
2022年5月27日より、kento fukaya企画・ZiDolのメンバー。メンバーカラーはピンク。

略歴[編集]

元々はそれぞれ別のコンビで活動していたが、同時期に解散。次の相方について稲田がゆりやんに相談したところ熊元を紹介され、そのままコンビ結成に至った[12]

本人たち曰く結成日は2014年10月7日で、紅しょうがとしての初舞台は10月16日。結成当初のコンビ名は、2人が共通して好きな中島みゆきから「みゆき」と名付けたが、稲田が「『みゆき』の美紀です」と自己紹介をすると名前ばかり推している雰囲気になるのを考慮し、後に現在のコンビ名へ改名した。なお、由来となった紅しょうがは2人ともどちらかといえば苦手。

女芸人No.1決定戦 THE W』では2018年に初の決勝進出[13]。2020年には最終決戦まで進出するも、吉住に敗れ準優勝となった[14]。2021年は前回準優勝の雪辱を果たすべく決勝まで勝ち進んだものの、最後にはオダウエダから1票に抑えられた。2022年に再び最終決戦に進出するも天才ピアニストヨネダ2000に敗れた。2023年はブロックと最終決戦共にコントを披露し、まずブロックではハイツ友の会変ホ長調梵天を3組全て満場一致で下し、2年連続で最終決戦に勝ち進んだ。最終決戦では4票を獲得しスパイクエルフを下して悲願の初優勝を果たした[15]

2023年3月31日を以てよしもと漫才劇場を卒業、4月より活動拠点を東京に移した。現在は、主にヨシモト∞ホールで活動している。

芸風[編集]

主に漫才で、コントも時折演じる。

漫才のツカミでは熊元が「女子〜!」と呼びかけ、女子へアドバイスをする[12]。当初「女子〜! ○曜日、おつかれさ〜ん!」というものだったが徐々に季節イベントまでの日数と本格的なアドバイスを盛り込み、熊元も噛んでしまうほどの長文となっている。2020年までは稲田がツッコみつつ「そんな熊元さんに朗報です」から話が展開していくパターンが多かった。

賞レースでの成績[編集]

M-1グランプリ[編集]

年度 結果 順位 エントリー

No.

備考
2015年(第11回 2回戦進出[16] 454
2016年(第12回 3回戦進出[16] 1167
2017年(第13回 1319
2018年(第14回 1548
2019年(第15回 準々決勝進出[16] 557
2020年(第16回 2198
2021年(第17回 3回戦進出[16] 4280
2022年(第18回 準々決勝進出[16] 3073
2023年(第19回 1597

女芸人No.1決定戦 THE W[編集]

  • 2018年 決勝進出(1stステージ敗退)
  • 2019年 準決勝進出
  • 2020年 決勝進出(準優勝)
  • 2021年 決勝進出(1stステージ敗退)
  • 2022年 決勝進出(3位)
  • 2023年 優勝

その他[編集]

出演[編集]

テレビ[編集]

現在の出演番組
過去の出演番組

テレビドラマ[編集]

ラジオ[編集]

  • 紅しょうがのきざまんといて!(2020年4月11日 - 2022年3月11日、ラジオ関西)- 毎月第2週金曜日22:00〜23:55 レギュラー
  • Clip(2022年4月5日 - 、ラジオ関西)- 毎週火曜日14:30~16:00 レギュラー
  • Yes! 日曜酒Bar!(2019年7月8日 - 2020年12月28日、朝日放送ラジオ)レギュラー

MV[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 紅しょうが | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2021年6月1日閲覧。 アーカイブ 2021年6月2日 - ウェイバックマシン
  2. ^ 本人らによれば2014年10月7日
  3. ^ ゆりやんレトリィバァ&熊元プロレスの2ショットが話題「そっくり」「鏡かと思った」”. モデルプレス (2018年7月17日). 2019年3月6日閲覧。 アーカイブ 2019年3月6日 - ウェイバックマシン
  4. ^ 「グランドバトル」ライブレポート!!”. よしもと漫才劇場 マンゲキブログ. 2023年12月17日閲覧。
  5. ^ "マンゲキ交換日記". よしもと漫才劇場 note. よしもと漫才劇場. 2022年10月5日. 2023年12月17日閲覧
  6. ^ a b c 紅しょうが登場! 熊元プロレスはなぜ熊元プロレスで、稲田美紀はなぜ年上が好きなのか”. 文化放送 (2023年5月25日). 2023年5月25日閲覧。 アーカイブ 2023年5月25日 - ウェイバックマシン
  7. ^ 菜々緒、水原希子、冨永愛が太った!? ものまね3ショットに爆笑”. Techinsight (2016年12月24日). 2021年6月1日閲覧。 アーカイブ 2021年6月2日 - ウェイバックマシン
  8. ^ 俺たちルームメイト🏠”. Instagram. 2021年6月1日閲覧。 アーカイブ 2023年12月9日 - ウェイバックマシン
  9. ^ kawaiyuzuru”. Instagram (2022年9月18日). 2022年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月18日閲覧。 アーカイブ 2022年9月18日 - ウェイバックマシン
  10. ^ 紅しょうが稲田、ブラマヨ吉田ファンだった過去語る「結婚したいぐらい好きでし た」”. お笑いナタリー. 2020年8月23日閲覧。 アーカイブ 2019年3月30日 - ウェイバックマシン
  11. ^ さんま「こいつプロやわ」 驚嘆した自称“おじさんキラー”の女性芸人テクニック”. スポニチ芸能. 2021年8月23日閲覧。 アーカイブ 2021年8月24日 - ウェイバックマシン
  12. ^ a b 若手漫才コンビ「紅しょうが」結成のきっかけは、ゆりやん!?” (2020年4月10日). 2021年6月1日閲覧。 アーカイブ 2021年6月2日 - ウェイバックマシン
  13. ^ あぁ~しらき、吉住、根菜キャバレー、阿佐ヶ谷姉妹、ゆりやんら「THE W」決勝へ”. お笑いナタリー (2018年11月13日). 2021年6月1日閲覧。 アーカイブ 2021年6月2日 - ウェイバックマシン
  14. ^ 吉住が「THE W」優勝”. お笑いナタリー (2020年12月14日). 2021年6月1日閲覧。 アーカイブ 2021年1月26日 - ウェイバックマシン
  15. ^ 【THE W】7代目王者は紅しょうが 5度目の決勝で史上最多863組の頂点に”. ORICON NEWS (2023年12月9日). 2023年12月9日閲覧。
  16. ^ a b c d e 紅しょうが | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年11月3日閲覧。 アーカイブ 2021年6月2日 - ウェイバックマシン
  17. ^ Y-Tube大賞”. BSよしもと (2022年10月). 2022年11月3日閲覧。
  18. ^ “「推し上司」鈴木愛理のほっぺを片寄涼太がつまむビジュアル解禁、ゆりやんらも出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年9月5日). オリジナルの2023年9月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230905090651/https://natalie.mu/eiga/news/539762 2023年9月5日閲覧。 
  19. ^ “紅しょうが・熊元プロレス、憧れていた浜崎あゆみの新曲PVに出演”. お笑いナタリー. (2023年1月18日). オリジナルの2023年1月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230122223017/https://natalie.mu/owarai/news/509281 2023年1月25日閲覧。 

外部リンク[編集]