紀海音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

紀 海音(きの かいおん、寛文3年(1663年) - 寛保2年10月4日1742年10月31日))は、江戸時代中期の浄瑠璃作家、狂歌師、俳人。本名は榎並善右衛門。大坂生まれ。父は大阪御堂前の菓子商鯛屋善右衛門(俳号:貞因)で、兄に狂歌師油煙斎貞柳がいる。

若い頃は、京都宇治黄檗山萬福寺の悦山に師事して僧となり高節と号した。その後還俗して大坂に出、和歌契沖に、俳諧安原貞室に、狂歌を兄に学んだ。1707年宝永4年)から1723年享保8年)頃まで大坂豊竹座の浄瑠璃作家として活躍し、竹本座の近松門左衛門と対抗していたが、それ以降は俳諧、狂歌に専念した。1736年元文元年)には法橋に叙せられている。

おもな作品[編集]