箱根ロープウェイ
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| 種類 | 株式会社 |
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| 市場情報 | 非上場 |
| 本社所在地 |
〒250-0045 神奈川県小田原市城山1丁目15番1号 |
| 設立 | 1959年4月2日[1] |
| 業種 | 陸運業 |
| 法人番号 | 6021001033114 |
| 事業内容 | 索道業・飲食業・不動産業[1] |
| 代表者 | 取締役社長 齋藤康弘 |
| 資本金 | 1億円[1] |
| 従業員数 | 67名[1] |
| 主要株主 | 小田急箱根ホールディングス 100% |
| 外部リンク |
www |
| 停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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箱根ロープウェイ(はこねロープウェイ)は、神奈川県足柄下郡箱根町の早雲山駅と桃源台駅を結ぶ全長約4kmの索道である。駅ナンバリングで使われる路線記号はOH。運営する鉄道会社は箱根ロープウェイ株式会社。小田急グループの一社で、箱根観光の旅客輸送を行う。
概要[編集]
2004年12月18日をもって、六甲有馬ロープウェー(全長5km)が利用者減に伴い部分休止したため、以降は営業区間が日本一長い索道路線[注釈 1]であり、乗車人員は2008年度に201万人を超え、2009年7月9日付でギネス世界記録のゴンドラ・リフト部門で世界一に認定されている。
2000年12月からの架け替え工事で、それまでのものとは構造を一新した新型ロープウェイとして、オーストリアやスイスで採用されている「複式単線自動循環式(DLM)フニテル」が導入された[2]。新型ロープウェイは、2本のロープでぶら下がったゴンドラが循環する形式であり、フニテルとは、屋根の左右にある握索装置の幅がゴンドラの幅よりも広いものを指す[2]。なお、「フニテル」とはフランス語のFuniculaire(鋼索鉄道)とTeleferique(架空索道)を組み合わせた造語であるとされる[2]。フニテルは風に強いとされ、運休基準となる風速は毎秒20mから30mに引き上げ、従来は年間30日ほどあった運休日を15日程度に抑えられそうだとされる。
新型ロープウェイには、スイスCWA製のゴンドラ(定員18人)が50台設置されている。また、ゴンドラ・駅舎ともにバリアフリー対応になり、車椅子でも利用できる。架け替え後の年間送客数は5万人増の155万人を目指している。なお、ゴンドラに動力はなく、大涌谷駅と姥子駅のモーター(原動設備)でロープを操作している[2]。終点駅である早雲山駅と桃源台駅には、ロープを引いて調節する緊張設備がある[2]。ロープは直径48mmであり、1本のロープを端でつなぎ合わせている[2]。
なお、架け換え時期の違いから、早雲山 - 大涌谷間と大涌谷 - 桃源台間では、ゴンドラのドア構造などに若干の差異がある[2]。
- 設計製作メーカー - 日本ケーブル
- 搬器メーカー - CWA-Constructions SA/Corp(英語サイト)
ロープウェイの乗車券購入でPASMO、SuicaなどのICカードは利用可能だが、電子マネーによる物販の扱いとなるため、PiTaPaは利用できない。
歴史[編集]
- 1959年(昭和34年)12月6日 - 富士箱根伊豆国立公園の企画として開業[2]。当初は早雲山から大涌谷駅までだった[2]。
- 1960年(昭和35年) 9月7日 - 大涌谷駅から桃源台駅までが開業し、全線開業となる[2]。
- 2000年当時、設備全体が老朽化したことと、箱根の観光客が増えたためにロープウェイの輸送能力(当時は975人/時)が不足し、乗車待ちに1、2時間かかることもみられるようになったことから、ロープウェイの架け替えの検討が始まった[2]。検討の結果、箱根の気象に最も適していること、駅下部に動力機構を置くため耐震性に優れていること、屋根から左右に装置を取りつけて2本のケーブルを利用するため風に対する高い安定性を誇ることなどから、オーストリアやスイスで採用されていた複式単線自動循環式(DLM)フニテルの採用が決まった[2]。
- 2000年(平成12年)1月28日 - 新型ロープウェイに架け替える工事を行うため、代行のバスが運行開始(3月2日まで)。
- 2000年12月から総工費約70億円をかけて、鉄塔解体、新設、駅舎改修などが行われた。スイスCWA製のゴンドラ(定員18人)が全線に50台設置され、各駅で1分間隔の運行で、輸送力は1時間当たり975人から1440人に48%増となった。所要時間は架け替え前と比較して早雲山 - 大涌谷間で1分短縮の約8分、大涌谷 - 桃源台間で5分短縮の約15分となった。
- 2002年(平成14年) 6月1日 - 早雲山駅から大涌谷駅まで、新型ロープウェイの運行が始まった[2]。
- 2006年(平成18年) 6月1日 - 大涌谷駅から桃源台駅を新型ロープウェイに架け替える工事を行うため、代行のバスが運行開始(2007年(平成19年)5月31日まで)。
- 2007年(平成19年) 6月1日 - 大涌谷駅から桃源台駅まで、新型ロープウェイの運行が始まった[2]。
- 2009年(平成21年)7月9日 - ギネスのゴンドラ・リフト部門で世界一に認定された。
- 2015年(平成27年)
- 5月6日 - 気象庁により箱根山が噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に指定[3]、大涌谷付近に避難指示が発令された事に伴い、早雲山駅 - 大涌谷駅間、大涌谷駅 - 桃源台駅間の全線全面運行停止[4][5]。
- 5月20日 - 運行停止措置長期化に伴い、早雲山駅 - 姥子駅 - 桃源台駅で代行バスの運行開始[6]。運行は、かつての抗争相手でもあった西武グループの伊豆箱根バスが担当。
- 6月30日 - 午後0時30分に噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられ、代行バスも運行停止[7]。
- 7月6日 - 運行経路を箱根登山鉄道強羅駅 - 桃源台駅と桃源台駅 - 姥子駅の2ルートに分け、代行バスの運行再開[8]。
- 9月14日 - 9月11日に噴火警戒レベルが2に下がったことから代行バスの運行経路を早雲山駅 - 姥子駅 - 桃源台駅に変更[9]。
- 10月30日 - 姥子駅 - 桃源台駅間の運行が再開。ただし、第2、第4木曜日はメンテナンスのため終日運休。代行バスは引き続き運行[10]。
- 2016年(平成28年)
運転方式[編集]
駅一覧[編集]
- 駅番号は、2014年1月より順次導入[13]。
- 全駅とも神奈川県足柄下郡箱根町に所在。
- 早雲山駅 - 大涌谷駅間と大涌谷駅 - 桃源台駅間に分けて新型ロープウェイに更新されたため、更新工事開始の2000年1月から乗換えが必要となった。
| 駅番号 | 駅名 | 標高 (m) | 駅間距離 (m) | 累計距離 (m) | 接続路線・備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| OH62 | 早雲山駅 | 757 | - | 0 | 箱根登山鉄道: |
| OH63 | 大涌谷駅 | 1,044 | 1,472 | 1,472 | 早雲山駅方面と桃源台駅方面は大涌谷駅で乗換 |
| OH64 | 姥子駅 | 878 | 1,265 | 2,737 | |
| OH65 | 桃源台駅 | 741 | 1,268 | 4,005 | 箱根観光船: 伊豆箱根鉄道:芦ノ湖遊覧船(湖尻港) |
ギャラリー[編集]
箱根ロープウェイのルート(金時山山頂より)
- 早雲山駅 - 大涌谷駅間
箱根ロープウェイ、大涌谷駅近く
- 大涌谷駅 - 桃源台駅間
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d “小田急箱根グループ会社紹介”. 小田急箱根ホールディングス (2015年5月17日). 2015年10月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “箱根ロープウェイをもっと知ろう!”. 箱根ロープウェイ 2015年5月13日閲覧。
- ^ 火山名 箱根山 噴火警報(火口周辺)平成27年5月6日06時00分 気象庁地震火山部
- ^ “箱根ロープウェイ、箱根山 小規模噴火の可能性により全面運休”. impress (2015年5月7日). 2015年10月11日閲覧。
- ^ “箱根山、火口周辺警報=小噴火の恐れ、初のレベル2-大涌谷付近に避難指示”. 時事ドットコム (2015年5月6日). 2015年5月13日閲覧。
- ^ “貸切バスによる箱根ロープウェイの代行バス運行開始について”. 箱根ロープウェイ (2015年5月15日). 2015年5月20日閲覧。
- ^ 観光客の皆さまへ(箱根町企画観光部観光課)
- ^ “箱根ロープウェイ代行バス 7月6日(月)より運行開始”. 箱根ロープウェイ (2015年7月6日). 2015年8月30日閲覧。
- ^ “箱根ロープウェイ代行バス 県道開通による運行経路の変更について (PDF)”. 箱根ロープウェイ (2015年9月13日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ “箱根ロープウェイ姥子駅~桃源台駅間の営業運転再開について (PDF)”. 箱根ロープウェイ (2015年10月26日). 2015年11月19日閲覧。
- ^ 箱根ロープウェイ 営業運転区間の延長のお知らせ 箱根ロープウェイ 2016年4月18日
- ^ “箱根ロープウェイ 26日から全線での運行再開”. NHK (2016年7月22日). 2016年7月22日閲覧。
- ^ 小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! (PDF) - 小田急電鉄、2013年12月24日
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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