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第60回スーパーボウル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第60回スーパーボウル
Super Bowl LX
1 2 3 4
SEA 3 6 3 17 29
NE 0 0 0 13 13
開催日2026年2月8日
スタジアムリーバイス・スタジアム
開催地カリフォルニア州サンタクララ
MVPケネス・ウォーカー3世
優勝予想Seahawks by 4.5[1]
国歌斉唱Charlie Puth
コイントスジョー・モンタナ
審判Shawn Smith[2]
ハーフタイムショーバッド・バニー
第60回スーパーボウルの位置(アメリカ合衆国内)
ペイトリオッツ
ペイトリオッツ
シーホークス
シーホークス
開催地
開催地
アメリカにおけるテレビ放送
ネットワークNBC
実況と解説マイク・ティリコ(実況)
Cris Collinsworth (解説)
Melissa Stark and Kaylee Hartung (ライドラインリポート)
Terry McAulay (ルール解説)
視聴率39.4 (national)
U.S. TV viewership: 124.9 million
CM広告料
(30秒)
$10 million[3]
 < 第59回 スーパーボウル 第61回 > 

第60回スーパーボウル(Super Bowl LX)は、2025年シーズンNFLのチャンピオンを決める試合。2026年2月8日にカリフォルニア州サンタクララで開催された[4]

開催地決定まで

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2023年2月に開催された第57回スーパーボウル以降は、それまでの立候補と投票という決定プロセスから、リーグが候補地を指名し、指名された候補地のチームが開催案を取りまとめてオーナー投票で候補地を決する方式に変わっている[5]

2023年5月18日、サンフランシスコ・49ersの本拠地であるカリフォルニア州サンタクララが第60回スーパーボウルの最有力候補地であると報じられ、同年5月22日に開催地がカリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムに決定したことが正式に発表された[6]

リーバイス・スタジアムでスーパーボウルが開催されるのは、ペイトン・マニングボン・ミラーキャム・ニュートンルーク・キークリーといった選手が出場した第50回スーパーボウル以来、10年ぶりである。


過去のサンフランシスコ都市圏開催のスーパーボウル
AFC代表スコアNFC代表MVP
スタンフォード・スタジアム
19 マイアミ・ドルフィンズ 16-38 サンフランシスコ・49ers QB ジョー・モンタナ
リーバイス・スタジアム
50 デンバー・ブロンコス 24-10 カロライナ・パンサーズ LB ボン・ミラー

   は、勝利したチーム

出場チーム

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AFC代表ニューイングランド・ペイトリオッツはAFC第2シードから7年ぶり12度目の出場、NFC代表シアトル・シーホークスはNFC第1シードから11年ぶり4度目の出場。勝利すれば、ペイトリオッツは第53回以来7年ぶり7度目、シーホークスは第48回以来12年ぶり2度目のスーパーボウル制覇となる。両チームの対戦は第49回以来11年ぶり2度目であり、この試合では試合時間残り26秒4点ビハインドで敵陣1ヤードまで攻め込んだシーホークスのQBラッセル・ウィルソンが逆転を狙ってリカルド・ロケットに投じたパスを、新人のマルコム・バトラー英語版がインターセプトをして逆転を防ぎ、28対24でペイトリオッツが勝利した。

シアトル・シーホークス

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QBダーノルド

2010年代に「レギオン・オブ・ブーム(LOB)」と称される強力な守備陣を擁し、第48回スーパーボウルを制覇したシーホークスは、14年間にわたりチームを率いたピート・キャロルが2023年シーズンをもって退任した。キャロル体制末期には、同地区ライバルのカイル・シャナハン率いるサンフランシスコ・49ersや、ショーン・マクベイ率いるロサンゼルス・ラムズに対して負け越しが続くなど苦戦を強いられており、チームは大きな転換期を迎えた。

2024年シーズン、リーグ最年少(当時36歳)のマイク・マクドナルド英語版がヘッドコーチに就任。1年目は10勝7敗でプレーオフ進出を逃したが、翌2025年シーズンには、ミネソタ・バイキングスからフリーエージェントで加入したQBサム・ダーノルドが先発に定着した。ダーノルドを中心とした攻撃陣の躍進に加え、マクドナルドHCのもとで再構築された守備陣がリーグトップクラスの成績を記録。チームは球団記録を更新する14勝3敗の成績で、2020年シーズン以来のNFC西地区優勝を果たした。

第1シードで臨んだポストシーズンでは、ディビジョナル・プレーオフで49ersを、NFCチャンピオンシップゲームラムズを相次いで撃破。かつての後塵を拝した同地区の宿敵を退けての進出となった。これにより、ペイトリオッツと対戦した2014年シーズン第49回スーパーボウル)以来、11年ぶり4度目となるスーパーボウル進出を果たした。

シーホークス の近年のシーズン成績
成績Con地区地区ConSOSSOV平均得点平均失点
2025 NFC優勝1位優勝1430.8244-29-3.498.47128.417.2
2024 レギュラーシーズン敗退8位2位1070.5884-26-6.498.42422.121.6
2023 レギュラーシーズン敗退8位3位980.5292-47-5.512.39221.423.6
2022 ワイルドカード敗退7位2位980.5294-26-6.462.38223.923.6
2021 レギュラーシーズン敗退11位4位7100.4123-34-8.519.42423.221.5
2020 ワイルドカード敗退3位優勝1240.7504-29-3.447.40428.723.2
2019 ディビジョナル敗退5位2位1150.6883-38-4.531.46325.324.9
2018 ワイルドカード敗退5位2位1060.6253-38-4.484.40026.821.7
2017 レギュラーシーズン敗退8位2位970.5624-27-5.492.44422.920.8
2016 ディビジョナル敗退3位優勝1051.6563-2-16-5-1.441.42522.118.2
2015 ディビジョナル敗退6位2位1060.6253-37-5.520.43126.417.3

ニューイングランド・ペイトリオッツ

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QBメイ

ペイトリオッツは、2001年シーズンに2年目のQBトム・ブレイディがレギュラーを獲得して以降、ブレイディが退団する2019年シーズンまでの19シーズンでカンファレンス優勝10回、スーパーボウル制覇6回という黄金期を築いた。しかし、2019年シーズンをもってブレイディが退団した後、パンサーズで活躍したキャム・ニュートン2021年のドラフト1巡目のマック・ジョーンズをブレイディの後継者として起用するも、チーム成績は下降線を辿っていった。2023年シーズンには、4勝13敗でAFC最下位となり、24年間チームを率いたビル・ベリチックがヘッドコーチから退任した。

チーム再建期に入ったペイトリオッツは、2023年の低成績により得たドラフト1巡全体3位の指名権でQBドレイク・メイを獲得した。メイはルーキーシーズン途中から先発に定着したものの、2024年シーズンのチームは4勝13敗で2年連続の地区最下位に終わった。

今シーズン(2025年シーズン)、かつてラインバッカーとして同チームで3度のスーパーボウル制覇(2001(第36回)・2003(第38回)・2004(第39回))を経験したマイク・ブレイベルがヘッドコーチに就任した。ブレイベル体制下でメイを中心とした攻撃陣が躍進し、ベリチック譲りの強固な守備陣とも噛み合ったチームは、前年の地区最下位から劇的な復活を遂げた。AFCチャンピオンシップゲームでは、試合途中から雪となった敵地でエースQBのボー・ニックスを負傷で欠いた第1シードのデンバー・ブロンコスを破り、ブレイディ在籍時の2018年シーズン以来、7年ぶりとなるスーパーボウル進出を果たした。

ペイトリオッツ の近年のシーズン成績
成績Con地区地区ConSOSSOV平均得点平均失点
2025 AFC優勝2位優勝1430.8245-19-3.391.37028.818.8
2024 レギュラーシーズン敗退13位4位4130.2352-43-9.471.47117.024.5
2023 レギュラーシーズン敗退16位4位4130.2352-44-8.522.52913.920.9
2022 レギュラーシーズン敗退9位3位890.4713-36-6.505.41521.420.4
2021 ワイルドカード敗退6位2位1070.5883-38-4.481.39427.217.8
2020 レギュラーシーズン敗退10位3位790.4383-36-6.527.42920.422.1
2019 ワイルドカード敗退3位優勝1240.7505-18-4.469.41126.214.1
2018 第53回スーパーボウル制覇2位優勝1150.6885-18-4.482.49427.220.3
2017 第52回スーパーボウル敗戦1位優勝1330.8125-110-2.484.46628.618.5
2016 第51回スーパーボウル制覇1位優勝1420.8755-111-1.439.42427.615.6
2015 AFC決勝敗退2位優勝1240.7504-29-3.473.44829.119.7

両チームの日程

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シアトル・シーホークス 2025
米国対戦相手スコア勝敗備考
19/7サンフランシスコ・49ers13-170-1R
29/14@ピッツバーグ・スティーラーズ31-171-1R
39/21ニューオーリンズ・セインツ44-132-1R
49/25@アリゾナ・カージナルス23-203-1R
510/5タンパベイ・バッカニアーズ35-383-2R
610/12@ジャクソンビル・ジャガーズ20-124-2R
710/20ヒューストン・テキサンズ27-195-2R
8Bye Week
911/2@ワシントン・コマンダース38-146-2R
1011/9アリゾナ・カージナルス44-227-2R
1111/16@ロサンゼルス・ラムズ19-217-3R
1211/23@テネシー・タイタンズ30-248-3R
1311/30ミネソタ・バイキングス26-09-3R
1412/7@アトランタ・ファルコンズ37-910-3R
1512/14インディアナポリス・コルツ18-1611-3R
1612/18ロサンゼルス・ラムズ38(OT)3712-3R
1712/28@カロライナ・パンサーズ27-1013-3R
181/3@サンフランシスコ・49ers13-314-3R
ポストシーズン(第1シード)
WCシードにより免除
DP1/17(6)サンフランシスコ・49ers41-61-0R
CC1/25(5)ロサンゼルス・ラムズ31-272-0R
ニューイングランド・ペイトリオッツ 2025
米国対戦相手スコア勝敗備考
19/7ラスベガス・レイダース13-200-1R
29/14@マイアミ・ドルフィンズ33-271-1R
39/21ピッツバーグ・スティーラーズ14-211-2R
49/28カロライナ・パンサーズ42-132-2R
510/5@バッファロー・ビルズ23-203-2R
610/12@ニューオーリンズ・セインツ25-194-2R
710/19@テネシー・タイタンズ31-135-2R
810/26クリーブランド・ブラウンズ32-136-2R
911/2アトランタ・ファルコンズ24-237-2R
1011/9@タンパベイ・バッカニアーズ28-238-2R
1111/13ニューヨーク・ジェッツ27-149-2R
1211/23@シンシナティ・ベンガルズ26-2010-2R
1312/1ニューヨーク・ジャイアンツ33-1511-2R
14Bye Week
1512/14バッファロー・ビルズ31-3511-3R
1612/21@ボルチモア・レイブンズ28-2412-3R
1712/28@ニューヨーク・ジェッツ42-1013-3R
181/4マイアミ・ドルフィンズ38-1014-3R
ポストシーズン(第2シード)
WC1/11(7)ロサンゼルス・チャージャーズ16-31-0R
DP1/18(5)ヒューストン・テキサンズ28-162-0R
CC1/25(1)@ デンバー・ブロンコス10-73-0R

トーナメント表

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ワイルドカード・プレーオフディビジョナル・プレーオフ
2026年1月10日
バンク・オブ・アメリカ・スタジアム
    1月18日
ソルジャー・フィールド
    1月25日
ルーメン・フィールド
    2月8日
リーバイス・スタジアム
 5  ラムズ  34
 4  パンサーズ  31 
2026年1月10日
ソルジャー・フィールド
 5  ラムズ  20*
   2  ベアーズ  17  
 7  パッカーズ  27 NFC
 2  ベアーズ  31  1月17日
ルーメン・フィールド
2026年1月11日
リンカーン・フィナンシャル・フィールド
 5  ラムズ  27
   1  シーホークス  31  
NFCチャンピオンシップ
1月25日
エンパワー・フィールド
 6  49ers  23
 6  49ers  6
 3  イーグルス  19  
 1  シーホークス  41  
2026年1月12日
アクリシュア・スタジアム
1月18日
ジレット・スタジアム
 N1  シーホークス  29
   A2  ペイトリオッツ  13
 5  テキサンズ  30 第60回スーパーボウル
 4  スティーラーズ  6 
2026年1月11日
ジレット・スタジアム
 5  テキサンズ  16
   2  ペイトリオッツ  28  
 7  チャージャーズ  3 AFC
 2  ペイトリオッツ  16  1月17日
エンパワー・フィールド
2026年1月11日
エバーバンク・スタジアム
 2  ペイトリオッツ  10
   1  ブロンコス  7  
AFCチャンピオンシップ
 6  ビルズ  27
 6  ビルズ  30
 3  ジャガーズ  24  
 1  ブロンコス  33*  

試合経過

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シアトル・シーホークス 対 ニューイングランド・ペイトリオッツ
1 2 34合計
ペイトリオッツ 0 0 01313
シーホークス 3 6 31729

開催地 カリフォルニア州サンタクララ リーバイス・スタジアム


ドライブごとの試合経過
開始 ボール保持 ドライブ TOP 結果 得点内容 得点
Q 時間 地点 P yd yd 得点者 PAT シーホークス ペイトリオッツ
1 15:00 自陣35 シーホークス 8 51 3:02 フィールドゴール成功 33 ジェイソン・マイヤーズ英語版 3 0
1 11:58 自陣28 ペイトリオッツ 8 28 4:47 パント
1 7:11 自陣10 シーホークス 3 4 1:04 パント
1 6:07 自陣36 ペイトリオッツ 4 6 2:38 パント
1 3:29 自陣13 シーホークス 6 10 3:10 パント
1 0:19 自陣32 ペイトリオッツ 3 5 1:09 パント
2 14:10 自陣24 シーホークス 8 55 2:54 フィールドゴール成功 39 ジェイソン・マイヤーズ 6 0
2 11:16 自陣35 ペイトリオッツ 3 -2 2:00 パント
2 9:16 自陣29 シーホークス 8 29 4:18 パント
2 4:58 自陣2 ペイトリオッツ 6 10 2:08 パント
2 2:50 自陣43 シーホークス 9 34 2:39 フィールドゴール成功 39 ジェイソン・マイヤーズ 9 0
2 0:11 自陣29 ペイトリオッツ 1 -1 0:11 前半終了
前半終了
3 15:00 自陣32 ペイトリオッツ 3 7 0:58 パント
3 14:02 自陣9 シーホークス 10 69 4:50 フィールドゴール成功 41 ジェイソン・マイヤーズ 12 0
3 9:12 自陣32 ペイトリオッツ 3 9 1:38 パント
3 7:34 自陣18 シーホークス 3 2 2:24 パント
3 5:10 自陣27 ペイトリオッツ 3 6 1:32 パント
3 3:38 自陣21 シーホークス 3 6 1:43 パント
3 1:55 自陣27 ペイトリオッツ 5 10 1:45 ファンブルロスト
3 0:10 敵陣37 シーホークス 5 37 1:46 タッチダウン(パス) 16 サム・ダーノルドAJ・バーナー英語版 キック成功 19 0
4 13:24 自陣35 ペイトリオッツ 3 65 0:57 タッチダウン(パス) 35 ドレイク・メイマック・ホリンズ英語版 キック成功 19 7
4 12:27 自陣31 シーホークス 4 10 1:47 パント
4 10:40 自陣4 ペイトリオッツ 7 40 2:03 インターセプト
4 8:37 自陣38 シーホークス 6 30 3:02 フィールドゴール成功 26 ジェイソン・マイヤーズ 22 7
4 5:35 自陣38 ペイトリオッツ 4 18 1:08 インターセプトリターンTD 45 ウチェナ・ヌウォス英語版 キック成功 29 7
4 4:27 自陣35 ペイトリオッツ 8 65 2:06 タッチダウン(パス) 7 ドレイク・メイ→ラモンドレ・スティーブンソン パス失敗 29 13
4 2:21 敵陣46 シーホークス 3 12 0:32 パント
4 1:49 自陣6 ペイトリオッツ 6 65 1:49 試合終了
P=プレー数、TOP=タイム・オブ・ポゼッションPAT=ポイント・アフター・タッチダウン。 アメリカンフットボールの用語集 (en) も参照。 29 13

脚注

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