第31期女流王将戦

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第31期 女流王将戦
開催期間 2009年08月28日 - 2009年11月2日
三番勝負 : 2009年10月11日 - 2009年11月02日

挑戦者決定トーナメント :

2009年08月28日 - 2009年09月08日

【今期のみ選抜8名によるトーナメント】
【予選トーナメント 実施せず】
前女流王将 清水市代(8期目)
第31期女流王将 清水市代(9期目)
女流王将戦
第30期第32期 >
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第31期女流王将戦(だい31きじょりゅうおうしょうせん、スポンサー名義で第31期霧島酒造杯女流王将戦)は、2009年度女流王将戦である。

この期から主催が日刊スポーツからサテライトカルチャージャパン(後の囲碁・将棋チャンネル)に交代。また都城ケーブルテレビ(後のBTV)が協力として名を連ねた[1]

棋戦休止と再開の概要[編集]

2008年10月8日、日本将棋連盟は女流王将戦を第30期をもって休止する事を発表[2]。清水市代が保持する「第30期女流王将」の称号については、今後1年間(2009年10月31日まで)に限り「女流王将」のタイトル名を使用するものとして扱われた。

2009年07月31日、「囲碁・将棋チャンネル」の放送事業を行うサテライトカルチャージャパン(後の囲碁・将棋チャンネル)と日本将棋連盟が主催し、2004年から女流王将戦を協賛する霧島酒造が引き続き協賛し「霧島酒造杯女流王将戦」として再開することを発表[3]

第31期に限り、挑戦者は全女流棋士により争われる形式ではなく、選抜参加女流棋士8名の特別トーナメント戦で決定するものとした[3]

出場女流棋士選抜基準
  • 対局ルール
持時間 (挑戦者決定トーナメント・タイトル三番勝負とも)
振り駒 チェスクロック使用 各25分 切れたら40秒将棋
  • タイトル戦三番勝負
  • 女流王将 清水市代
    • 第1局(都城・吉助) 10月11日(日)
    • 第2・3局(東京将棋会館)・・・11月 2 日(月)
    第2局は午前10時開始 第3局は午後2時開始の1日2局
    • 表彰式
    明治記念館・・・11月30日(月) 18:00~20:00
選抜による参加女流棋士8名の特別トーナメント戦
  • 第1シード 前回(30期)のベスト4
矢内女王、鈴木女流初段、千葉女流三段、岩根女流二段
  • 第2シード タイトル保持者(平成21年7月31日現在)
石橋女流王位、里見倉敷藤花
  • 第3シード ポイントランキング
    (昨年1年間の各棋戦実績をポイントに換算したランキング表・表自体は非公開)
上田女流二段
  • 別途1名・・・主催者推薦枠
笠井友貴女流アマ名人

三番勝負[編集]

2009年10月11日 - 2009年11月 2日

日程 (2009年) 第1局 第2局 第3局 結果
10月11日 11月 2日 11月 2日※
(会場)

対局者
宮崎県
(
)

都城市
東京都 渋谷区
(
)

千駄ケ谷
東京都 渋谷区
(
)

千駄ケ谷
霧島創業記念館
「吉助」
将棋会館 将棋会館
第30期 女流王将

清水市代 女流王将
- 防衛
挑戦者

上田初美 女流二段

持ち時間各25分(チェスクロック使用)、切れたら秒読み40秒
※ 第1局と第3局では手番の先後を振り駒で決定。
※ 第3局は実施されず。

挑戦者決定トーナメント[編集]

第31期に限り、挑戦者は全女流棋士により争われる形式ではなく、選抜参加女流棋士8名の特別トーナメント戦で決定するものとした[3]

☆ 第1シード:前回(30期)のベスト4
★ 第2シード:タイトル保持者 (平成21年7月31日現在)
※ 第3シード:ポイントランキング 上位1名
00(昨年1年間の各棋戦実績をポイントに換算したランキング表・表自体は非公開)
  • 主催者推薦枠 (1名)
  • 挑戦者決定トーナメント1回戦・準決勝日程
    • 8月28日(金)と8月31日(月)
    1回戦 午前10時開始 準決勝 午後2時開始 ※ 1日2局の対局
    • 挑戦者決定戦
    9月8日(火) 午前10時開始
  1回戦 2回戦 0000決定戦0000
鈴木環那 女流初段
(8/31) 上田 挑戦者 / 三番勝負 進出
上田初美 女流二段
(8/31) 0上田初美 女流二段0
石橋幸緒[4] 女流王位
(8/31) 石橋
千葉涼子 女流三段
(9/08)
岩根忍 女流二段
(8/28) 岩根
推薦 笠井友貴 女流アマ名人
(8/28) 岩根忍 女流二段
里見香奈 倉敷藤花
(8/28) 矢内
矢内理絵子 女王

脚注[編集]

  1. ^ 第31期女流王将戦 - 日本将棋連盟
  2. ^ 女流王将戦の休止について|将棋ニュース|日本将棋連盟” (2008年10月9日). 2017年10月20日閲覧。
  3. ^ a b c 女流王将戦の再開について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2009年7月31日). 2017年10月20日閲覧。
  4. ^ 日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属。

外部リンク[編集]