第2次キャメロン内閣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
第2次キャメロン内閣
イギリス 第95代内閣
David cameron announces resignation (cropped).jpg
成立年月日2015年5月11日
終了年月日2016年7月13日
組織
元首エリザベス2世
首相デーヴィッド・キャメロン
閣僚数32
与党保守党
影の内閣第2次ハーマン影の内閣
野党労働党
野党党首ハリエット・ハーマン(党首代行)
詳細
成立直前の選挙2015年総選挙
前内閣第1次キャメロン第2次改造内閣
次内閣メイ内閣

第2次キャメロン内閣(だいにじきゃめろんないかく)は、2015年5月7日に実施された庶民院議員総選挙の結果を受けて、デーヴィッド・キャメロン首相に任命され、組閣したイギリスの内閣である。前第1次キャメロン第2次改造内閣までは、保守党自由民主党連立政権であったが、総選挙での勝利により、保守党単独政権となった。

2016年6月に実施された欧州連合からイギリスが離脱するか残留するかの是非を問う国民投票の結果を受けて、キャメロン首相は新しい保守党党首が選出された後に首相を辞する考えを示した。キャメロン首相は7月13日に辞任し、キャメロン内閣で内務大臣を務めていたテリーザ・メイが新たな首相に就任することが2016年7月11日に発表された[1]

概要[編集]

キャメロン首相は、財務大臣にジョージ・オズボーン、内務大臣にテリーザ・メイ、外務・英連邦大臣にフィリップ・ハモンド、そして国防大臣にマイケル・ファロンを留任させる閣僚人事を、2015年5月8日の午後に発表した。オズボーンは、前内閣でウィリアム・ヘイグが保持していた名誉職である筆頭国務大臣の称号を与えられた。[2][3]

他の閣僚人事については、当週内に発表された[4]。前内閣でコミュニティー大臣を務めたエリック・ピックルズは内閣を去り、ナイトの爵位を授与された。現内閣では、ピックルズに代わり、グレッグ・クラークが同大臣職を務める。マイケル・ゴーヴは、クリス・グレイリングに代わって、司法大臣に転任した。グレイリングは新たに庶民院院内総務となった。

複数の空席となっている閣僚ポストは、以前、自由民主党が担っていたが、後に保守党の大臣によって、空席を埋められた。すなわち、ビジネス大臣、エネルギー大臣、スコットランド大臣、財務省主席担当官の各大臣には、サジード・ジャビド、アンバー・ラッド、デービッド・マンデル、グレッグ・ハンズが、それぞれ就いたほか、ジャビドが前任者の文化大臣にはジョン・ウィッティングデールが就いた。

マシュー・ハンコックが新しい内閣府担当大臣に就いた一方、マーク・ハーパーはゴーヴに代わって院内幹事に就任した。アナ・スーブリは、小規模ビジネス・産業・事業担当大臣に任命された。また、プリティ・パテルは新しい雇用担当大臣に任命され、ロバート・ハルフォンは無任所大臣となった。

閣僚[編集]

役職 画像 大臣 任期 備考
首相
第一大蔵卿
行政機構担当大臣
保守党党首)
Official-photo-cameron.png デイヴィッド・キャメロン MP 2010年5月11日 - 留任
財務大臣
第二大蔵卿
筆頭国務大臣
George osborne hi.jpg ジョージ・オズボーン MP 2010年5月12日 -
2010年5月11日 -
2015年5月8日 -
留任
内務大臣 Theresa May - Home Secretary and minister for women and equality.jpg テリーザ・メイ MP 2010年5月12日 - 留任
外務・英連邦大臣 Philip Hammond, Secretary of State for Defence.jpg フィリップ・ハモンド MP 2014年7月15日 - 留任
国防大臣 Secretary of State Michael Fallon.jpg マイケル・ファロン MP 2014年7月15日 - 留任
司法大臣
大法官
Michael Gove Minister.jpg マイケル・ゴーヴ MP 2015年5月8日 -
2015年5月9日 -
財務政務次官、庶民院院内幹事から転任
庶民院院内総務
枢密院議長
Chris Grayling Official.jpg クリス・グレイリング MP 2015年5月9日 -
2015年5月8日 -
大法官、司法大臣から転任
教育大臣
女性・平等担当大臣
NickyH&SJan10.jpg ニッキー・モーガン MP 2014年7月15日 -
2014年4月9日 -
留任
貴族院院内総務
王璽尚書
The Baroness Stowell.jpg ストウェル・オブ・ビーストン女男爵 MBE PC 2014年7月15日 -
2014年7月15日 -
留任
エネルギー・気候変動大臣 Amber Rudd 2015.jpg アンバー・ラッド MP 2015年5月11日 - 新任
ビジネス・イノベーション・職業技能大臣 Sajid Javid (cropped).jpg サジド・ジャヴィド MP 2015年5月11日 - 文化・メディア・スポーツ大臣から転任
文化・メディア・スポーツ大臣 JFA Whittingdale public photo.jpg ジョン・ウィッティングデール OBE MP 2015年5月11日 - 新任
労働・年金大臣 Iain Duncan-Smith Official.jpg イアン・ダンカン・スミス MP 2010年5月12日 - 留任
交通大臣 Patrick McLoughlin - Secretary of State for Transport.jpg パトリック・マクローリン MP 2012年9月4日 - 留任
環境・食糧・農村大臣 Elizabeth Truss, Secretary of State for Environment, Food and Rural Affairs.jpg リズ・トラス MP 2014年7月15日 - 留任
コミュニティー・地方政府大臣 Greg Clark at the CBI Climate Change Summit 2008 cropped.jpg グレッグ・クラーク MP 2015年5月11日 - ビジネス・イノベーション・職業技能閣外大臣
(大学・科学・都市担当)から転任
国際開発大臣 Justine Greening.jpg ジャスティン・グリーニング MP 2012年9月4日 - 留任
保健大臣 Jeremy Hunt Official.jpg ジェレミー・ハント MP 2012年9月4日 - 留任
北アイルランド大臣 Theresa Villiers Official.jpg テリーザ・ヴィリアーズ MP 2012年9月4日 - 留任
ウェールズ大臣 Stephen Crabb Secretary of State.jpg スティーヴン・クラブ MP 2014年7月15日 - 留任
スコットランド大臣 David Mundell visiting Stornoway Black Pudding.jpg デイヴィッド・マンデル MP 2015年5月11日 新任
ランカスター公領大臣 Replace this image JA.svg オリヴァー・レトウィン MP 2014年7月15日 - 留任
無任所大臣 Robert Halfon Minister.jpg ロバート・ハルフォン MP 2015年5月11日 - 新任
下記の役職者も閣議に出席
財務政務次官
庶民院院内幹事
Mark Harper - Minister of State for Immigration.jpg マーク・ハーパー MP 2015年5月9日 - 新任
財務省主席担当官 Replace this image JA.svg グレッグ・ハンズ MP 2015年5月11日 - 新任
内閣府担当大臣
財務省主計長官
Mark Malloch Brown 080701-F-1644L-048.jpg マット・ハンコック MP 2015年5月11日 - ビジネス・イノベーション・職業技能閣外大臣
(ビジネス・事業担当)、エネルギー・気候変動閣外大臣
(エネルギー担当)、ポーツマス担当大臣から転任
外務・英連邦閣外大臣
(外務担当)
Joyce Anelay, Baroness Anelay of St Johns (cropped).jpg アンリー・オブ・セント・ジョンズ女男爵 DBE PC 2014年8月6日 - 留任
ビジネス・イノベーション・職業技能閣外大臣
(小規模ビジネス・産業・事業担当)
Anna Soubry MP MOD 45156137.jpg アナ・スーブリ MP 2015年5月11日 - 新任
労働・年金閣外大臣
(雇用担当)
Priti Patel Minister.jpg プリティ・パテル MP 2015年5月11日 - 新任
下記の役職者も必要に応じて閣議に出席
法務長官 Jeremy Wright, Attorney General for England and Wales.jpg ジェレミー・ライト QC MP 2014年7月15日 - 留任

※略称については以下を参照

  • MP 「Member of Parliament」を略した称号。 (下院議員)
  • PC 「Privy Councilor」を略した称号。(枢密顧問官)
  • QC 「Queen's Counsel」を略した称号。(王室顧問弁護士、勅選弁護士[5]

脚注[編集]

  1. ^ “Theresa May to succeed Cameron as UK PM on Wednesday”. BBC News. (2016年7月11日). http://www.bbc.com/news/uk-politics-36768148 2016年7月11日閲覧。 
  2. ^ Election 2015: Prime Minister and ministerial appointments”. Prime Minister's Office (2015年5月8日). 2015年8月20日閲覧。
  3. ^ Nicolas Watts (2015年5月8日). “George Osborne made first secretary of state in cabinet reshuffle”. Guardian. 2015年8月20日閲覧。
  4. ^ Election 2015: Prime Minister and ministerial appointments - News stories - GOV.UK”. www.gov.uk. 2015年8月20日閲覧。
  5. ^ Queen's Counsel”. 新英和中辞典 第6版(エキサイト辞書). 2015年8月20日閲覧。
先代:
第1次キャメロン第2次改造内閣
イギリスの内閣
2015年5月11日 - 2016年7月13日
次代:
メイ内閣