第15回日本フットボールリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
日本フットボールリーグ(JFL) > 第15回日本フットボールリーグ
第15回日本フットボールリーグ
シーズン 2013
優勝 AC長野パルセイロ
昇格 カマタマーレ讃岐(J2昇格)
AC長野パルセイロ(J3加盟)
SC相模原(J3加盟)
FC町田ゼルビア(J3加盟)
ツエーゲン金沢 (J3加盟)
ブラウブリッツ秋田 (J3加盟)
FC琉球 (J3加盟)
Y.S.C.C. (J3加盟)
藤枝MYFC (J3加盟)
福島ユナイテッドFC(J3加盟)
降格 なし
試合数 306
ゴール数 785 (1試合平均2.57)
得点王 宇野沢祐次長野)(20)
最大差勝利ホーム試合
Honda 5-0 栃木U(第29節・10月20日)
金沢 5-0 琉球(第30節・10月26日)
長野 5-0 ソニー仙台(第31節・11月3日)
最大差勝利アウェー試合
横河武蔵野 0-5 YSCC(第6節・4月14日)
栃木U 0-5 HOYO大分(第7節・4月21日)
最多得点試合
秋田 3-6 藤枝(第15節・6月8日)
最多連勝記録
佐川印刷SC(8:第27節 - 第34節)
最多連続負け無し記録
長野(24:第9節 - 第32節)
最多連続勝ち無し記録
MIOびわこ滋賀(17:第8節 - 第24節)
最多連敗記録
HOYO大分(9:第24節 - 第32節)
最多観客動員
10,116人 - 琉球 vs 栃木U(第23節・8月4日)
最少観客動員
126人 - 佐川印刷 vs 横河武蔵野(第5節・4月6日)
平均観客動員 1,321人
2012
2014

第15回日本フットボールリーグは、2013年平成25年)3月10日から同年11月24日にかけて行われた日本フットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。AC長野パルセイロが初優勝を果たした。

参加クラブ[編集]

第15回JFLの参加クラブは以下の通りである(記載は前年シーズンの成績上位順)。前年シーズン後にV・ファーレン長崎がJ2昇格により退会した一方、FC町田ゼルビアJリーグ ディビジョン2(J2)からの降格(J2会員の喪失→準加盟クラブへの降格)により、SC相模原福島ユナイテッドFC前シーズンの全国地域サッカーリーグ決勝大会からの昇格により本年より参加している。なお、町田はJ2からJFLへの唯一の降格チームとなった。

チーム名(正式名称) ホームタウン 備考
FC町田ゼルビア 東京都町田市 降格(自動降格・J2 22位)準加盟チームに降格
J2ライセンス保有
AC長野パルセイロ 長野県長野市
カマタマーレ讃岐 香川県高松市丸亀市など全県
Honda FC
(本田技研工業株式会社フットボールクラブ)
静岡県浜松市
Y.S.C.C.
(NPO横浜スポーツ&カルチャークラブ)
神奈川県横浜市 シーズン中(8月20日)に準加盟承認
佐川印刷SC
(佐川印刷株式会社サッカークラブ)
京都府向日市
MIOびわこ滋賀 滋賀県草津市東近江市
FC琉球 沖縄県沖縄市など全県 シーズン中(9月17日)に準加盟承認
横河武蔵野FC
(横河武蔵野フットボールクラブ)
東京都武蔵野市
藤枝MYFC 静岡県藤枝市など5市2町 シーズン中(9月17日)に準加盟承認
ソニー仙台FC
(ソニー仙台フットボールクラブ)
宮城県多賀城市
ブラウブリッツ秋田 秋田県秋田市にかほ市など全県
ツエーゲン金沢 石川県金沢市など全県
HOYO大分 大分県由布市大分市 正式名称変更(HOYO AC ELAN大分)
ホンダロックSC
(株式会社ホンダロック サッカー部)
宮崎県宮崎市
栃木ウーヴァFC
(栃木ウーヴァフットボールクラブ)
栃木県栃木市足利市 残留(JFL・地域リーグ入替戦勝利)
SC相模原 神奈川県相模原市 昇格(自動昇格・第36回地域決勝 優勝)
福島ユナイテッドFC
(福島ユナイテッドフットボールクラブ)
福島県福島市など全県 昇格(自動昇格・第36回地域決勝 2位)
シーズン中(9月17日)に準加盟承認

レギュレーション[編集]

1月16日に開幕戦カードが、2月21日に全対戦カードが発表された[1]

リーグ・試合形式[編集]

リーグ戦試合数
18チームによる2回総当たり(各チーム34試合、合計306試合)で実施される。
試合形式
試合は90分間(前・後半45分ずつ)で行い、決着がつかなければ引き分けとなる。勝利には勝ち点3、引き分けには勝ち点1が与えられる。
強化費
勝利チームに対し「勝利チーム賞」として強化費5万円を贈る。
Jリーグへの加盟(J2への昇格)
前年に引き続き、シーズン後にJ2とJFLの間での入れ替え制度が導入された。
具体的には、「Jリーグクラブライセンス制度に基づき、クラブライセンス審査を受け、J2ライセンスが付与されているJリーグ準加盟クラブ」が年間2位以内となった場合に、
  • 1位はJ2に自動昇格(J2の22位と自動入れ替え)
  • 2位はJ2下位チーム[注 1]ホーム・アンド・アウェー方式で入れ替え戦を行い、勝利すれば昇格。
  • 2位以内に昇格資格を満たすクラブがいなかった場合の昇格クラブはなし(入れ替え戦も行わない)。
となる。
入れ替え戦を実施する場合の開催日は、第1戦が12月1日、第2戦が12月8日とされた[2]
昨年と異なり、自動降格ないし入れ替え戦敗戦のチームは、翌年はJFLではなく新設されるJ3(後述)に所属する。
地域リーグへの降格・次年度の参加要件
2014年度からJ2の下部リーグに相当するJ3(その後正式名称が「J3リーグ」に決定)が設立される予定で、2013年のJFL参加クラブからもJリーグ準加盟クラブを中心にJ3に移行するクラブが複数発生すると報じられ[3]、2014年以降現在の18クラブから大幅に減少することが予想されていたことから、JFLではJFL入れ替え戦試合実施要項第2条に於いて以下のように定めた[4]
  • 2013年度 第15回JFL終了後のJFLから9地域リーグへの降格チームは無いものとし、入れ替え戦も行わない。
  • 地域リーグからの入会チームについては、原則として全国地域サッカーリーグ決勝大会の上位3チームとする。ただし、J3入会チーム数が決定し、JFLのリーグ編成上必要と認められた場合は入会チーム数が増減する場合もある。
これについて日本フットボールリーグ運営部長の上保毅彦は「J3リーグができても、JFLリーグは日本のアマチュアサッカーリーグのトップリーグという姿勢に変わりはない」と強調していると報じられている[5]
その後、JFLは2014年度のリーグ戦のチーム数について、4チーム減の14チームで行うことを正式に発表した[6]
天皇杯への出場枠
第17節終了時点の1位のチームに第93回天皇杯の出場権が与えられる[7]
第16節までカマタマーレ讃岐、AC長野パルセイロ、FC町田ゼルビアの3チームにJFLシードのチャンスがあったが、第17節でカマタマーレ讃岐が勝利し、AC長野パルセイロがFC町田ゼルビアとの直接対決を制し、勝ち点で讃岐と長野がともに37で並んだが、得失点差で讃岐が長野を上回り、カマタマーレ讃岐に天皇杯出場権が与えられた。

年間順位[編集]

順位 クラブ名 得点 失点 勝点 備考
1 AC長野パルセイロ 34 21 9 4 61 25 +36 72 J3加盟
2 カマタマーレ讃岐 34 21 5 8 49 27 +22 68 J2・JFL入れ替え戦
3 SC相模原 34 18 7 9 58 42 +16 61 J3加盟
4 FC町田ゼルビア 34 18 7 9 51 44 +7 61
5 Honda FC 34 14 11 9 54 38 +16 53
6 佐川印刷SC 34 14 11 9 36 25 +11 53
7 ツエーゲン金沢 34 14 8 12 60 48 +12 50 J3加盟
8 ブラウブリッツ秋田 34 14 8 12 48 45 +3 50
9 ソニー仙台FC 34 12 14 8 33 34 -1 50
10 横河武蔵野FC 34 13 10 11 36 60 0 49
11 FC琉球 34 12 10 12 47 51 -4 46 J3加盟
12 Y.S.C.C. 34 11 6 17 45 56 -11 39
13 藤枝MYFC 34 9 9 16 40 58 -18 36
14 福島ユナイテッドFC 34 8 10 16 35 42 -7 34
15 HOYO大分 34 9 5 20 32 45 -13 32
16 MIOびわこ滋賀 34 8 6 20 40 56 -16 30
17 栃木ウーヴァFC 34 9 3 22 34 66 -32 30
18 ホンダロックSC 34 6 11 17 26 47 -21 29

備考[編集]

  • クラブ名太字Jリーグに準加盟し、かつ2014年度からのJリーグ加盟意思を表明していたクラブ
  • 斜体は、上記の「天皇杯への出場枠」により第93回天皇杯本戦出場シード権を獲得したクラブ

個人記録[編集]

得点ランキング[編集]

選手名 得点 所属
得点王 宇野沢祐次 20 AC長野パルセイロ
2 鈴木孝司 15 FC町田ゼルビア
木島良輔 カマタマーレ讃岐
4 高橋駿太 13 FC琉球
清原翔平 ツエーゲン金沢
島屋八徳 HOYO大分
松本祐樹 SC相模原

個人表彰・ベスト11[編集]

Pos 選手名 所属
最優秀監督 美濃部直彦 AC長野パルセイロ
GK 諏訪雄大 AC長野パルセイロ
DF 大島嵩弘 AC長野パルセイロ
DF 深津康太 FC町田ゼルビア
DF 野口遼太 カマタマーレ讃岐
MF 大橋良隆 AC長野パルセイロ
MF 佐藤悠希 AC長野パルセイロ
MF 清原翔平 ツエーゲン金沢
MF 佐野裕哉 SC相模原
FW・MVP・得点王 宇野沢祐次 AC長野パルセイロ
FW 木島良輔 カマタマーレ讃岐
FW 鈴木孝司 FC町田ゼルビア
新人王 西口諒 AC長野パルセイロ

入れ替え[編集]

J2との入れ替え[編集]

11月10日の第32節をもってAC長野パルセイロのJFL優勝が決定、カマタマーレ讃岐の2位も確定した。長野はJ2ライセンスを保持しておらず、2位の讃岐は11月19日の理事会で11月24日の第34節でホーム平均入場者数が3,000人以上を確定させることと12月1日、8日に行われる2013J2・JFL入れ替え戦に勝利することを条件にJ2入会が承認された[8][9]。その後11月24日のJFL第34節のホンダロック戦でホーム平均入場者数3000人をクリアしたため、同年のJ2・22位のガイナーレ鳥取との入れ替え戦を行うこととなり、讃岐がこれに勝利したためJ2昇格となった(敗れた鳥取はJ3編入)。

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
カマタマーレ讃岐 2 - 1 ガイナーレ鳥取 1 - 1 1 - 0

地域リーグとの入れ替え[編集]

2014年にJ3リーグ(J3)が発足することに伴い、JFLのチーム数が大幅に減少することが見込まれていることから、上記の通り今年度はJFLから地域リーグへの降格はない。また、10クラブにJ3ライセンスが発給されたため、全国地域サッカーリーグ決勝大会の上位3チーム以外にもJFL参入が可能になったことから、JFLは2014年度の新規参加希望クラブを地域リーグ以下に属するクラブに対し募集し、25クラブからの応募があったことを発表した[4]

その後、2014年のJFLは14チームで開催することを決定[10]。このため2014年のJFLは、J3に参加しない8チームに、地域リーグからの6チームを加えて実施される。

12月4日の理事会において、以下の6チームのJFL新規加入が決定した[11]

第37回全国地域サッカーリーグ決勝大会上位チーム[注 2]
チーム リーグ成績 地域決勝大会成績 備考
ファジアーノ岡山ネクスト 中国1位 2位
鹿児島ユナイテッドFC[12]
(2チーム統合により新設)
九州2位 3位 FC KAGOSHIMAとしての成績
九州1位 4位 ヴォルカ鹿児島としての成績
JFL入会希望申請チーム
チーム リーグ成績 地域決勝大会成績 備考
ヴァンラーレ八戸FC 東北1部2位 参加できず Jリーグ準加盟・J3ライセンスなし
アスルクラロ沼津 東海1部4位 参加できず Jリーグ準加盟・J3ライセンスあり
マルヤス工業サッカー部 東海1部1位 1次ラウンド敗退
レノファ山口FC 中国3位 1次ラウンド敗退 Jリーグ準加盟・J3ライセンスあり

現在の参加チーム(2017年)[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 1位も昇格対象である場合はJ2の21位、昇格対象が2位のみの場合はJ2の22位。
  2. ^ 地域決勝大会優勝のグルージャ盛岡は、J3リーグ加盟が承認された。

出典[編集]

  1. ^ “第15回日本フットボールリーグ日程発表!” (プレスリリース), 日本フットボールリーグ, (2013年2月21日), http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=585 2013年2月27日閲覧。 
  2. ^ “2013J2・JFL入れ替え戦 大会方式および試合方式について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2012年12月18日), http://www.j-league.or.jp/release/000/00004845.html 2013年1月19日閲覧。 
  3. ^ “J3の14年開始を正式決定=12クラブ前後参加へ-Jリーグ”. 時事ドットコム (時事通信社). (2013年2月26日). http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013022600956 2013年2月27日閲覧。 
  4. ^ a b “2014年度 第16回JFL入会希望届、提出チームについて” (プレスリリース), 日本フットボールリーグ, (2013年10月24日), http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=660 2013年10月25日閲覧。 
  5. ^ “JFL 来季はJ3発足により6減の12チームで開催へ!”. スポーツニッポン. (2013年2月22日). http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/02/22/kiji/K20130222005246180.html 2012年2月27日閲覧。 
  6. ^ “2014年度 第16回日本フットボールリーグ チーム数についてのお知らせ” (プレスリリース), 日本フットボールリーグ, (2013年11月7日), http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=664 2013年11月12日閲覧。 
  7. ^ 第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会 大会実施要項- 日本サッカー協会(2013年5月20日付)
  8. ^ Jリーグ入会審査(J2およびJ3)結果について - 2013年11月19日Jリーグ
  9. ^ 2013J2・JFL入れ替え戦 開催決定のお知らせ - 2013年11月19日Jリーグ
  10. ^ 2014年度第16回日本フットボールリーグチーム数についてのお知らせ - 2013年11月7日日本フットボールリーグオフィシャルwebサイト
  11. ^ 第16回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!”. 日本フットボールリーグ (2013年12月4日). 2013年12月4日閲覧。
  12. ^ ヴォルカ、FC 統合新チーム名は「鹿児島ユナイテッドFC」 - 2013年12月2日南日本新聞

関連項目[編集]

外部リンク[編集]