第1航空群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
第1航空群
JMSDF Fleet Air Wing 1 Head 2015.JPG
第1航空群司令部
創設 1953年(昭和28年)12月1日(鹿屋航空隊)
再編成 1961年(昭和36年)9月1日(第1航空群:改編)
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 Naval Ensign of Japan.svg 海上自衛隊
部隊編制単位
兵種/任務/特性 対艦・対潜航空部隊
所在地 鹿児島県 鹿屋市
上級単位 航空集団
テンプレートを表示

第1航空群(だいいちこうくうぐん、英称:Fleet Air Wing 1 )とは、海上自衛隊航空集団隷下の航空部隊(航空群)の一つであり鹿屋航空基地鹿児島県鹿屋市)に配備されている。群司令は海将補(二)をもって充てられている[1]

沿革[編集]

旧司令部庁舎。鹿屋海軍航空隊時代の建物を2015年まで使用していた
  • 1953年(昭和28年)12月1日保安庁警備隊鹿屋航空隊」として鹿屋航空基地に新編、佐世保地方隊隷下に編入。
  • 1955年(昭和30年)7月15日自衛艦隊隷下に第1(TBM)、第2(PV-2)訓練飛行隊から成る訓練飛行隊群を編成。
    • 11月14日:第1(SNJ)、第2(TBM・SNJ)、第3(TBM)、第4(PV-2)、第5(PV-2)各飛行隊を編成。
  • 1956年(昭和31年)3月9日米国より空輸されたP2V-7が第5飛行隊に配備。
    • 12月16日:鹿屋航空隊教育部が発足。
  • 1957年(昭和32年)5月1日:第6飛行隊(S2F-1)を新編。
  • 1958年(昭和33年)4月1日:第6飛行隊が徳島航空隊隷下に編成替え。
    • 8月5日:第5飛行隊を改編し、「第1飛行隊」「第2飛行隊」(P2V-7)を編成。第2飛行隊は八戸に移駐、第5飛行隊は廃止。
    • 12月16日:教育部が「鹿屋教育航空隊」として独立。
  • 1960年(昭和35年)9月1日:「鹿屋救難飛行隊」が新編。
  • 1961年(昭和36年)9月1日航空集団の新編により、鹿屋航空隊が「第1航空群」に改編され、航空集団隷下に編入。
    • 第1飛行隊は「第1航空隊」に改編、「第3航空隊」が新編。
    • 改編時の編成(司令部・第1航空隊(P2V-7×8機)・第3航空隊(P2V-7×6機)・第1支援整備隊・鹿屋航空基地隊)。
  • 1962年(昭和37年)9月1日:第3航空隊が第4航空群隷下に編成替え。
  • 1970年(昭和45年)4月:第1航空隊にP-2J哨戒機が配備開始。
  • 1971年(昭和46年)2月27日:第1航空群でのP2V-7の運用が終了。
  • 1973年(昭和48年)3月1日第3航空群が廃止となり、同群隷下の「第11航空隊」(S2F-1)を編入。
  • 1984年(昭和59年)3月30日:S2F-1が全機退役し、第11航空隊が廃止。
  • 1987年(昭和62年)12月1日:鹿屋教育航空群及び同群隷下の第203教育航空隊が廃止となり、同隊所属のP-2Jにより「第7航空隊」を新編。
  • 1989年(平成元年)7月10日:第1航空隊にP-3C哨戒機が配備開始。
  • 1991年(平成03年)7月29日:第7航空隊にP-3Cが配備開始。
  • 1994年(平成06年)5月26日:第7航空隊所属のP-2Jが退役し、P-2Jが全機除籍。
  • 1998年(平成10年)12月8日:補給整備部門の組織改編により第1支援整備隊を「第1整備補給隊」に改編。
  • 2008年(平成20年)3月26日:体制移行による部隊改編。
  1. 第1航空隊、第7航空隊を廃止、統合し「第1航空隊」を新編。
  2. 鹿屋救難飛行隊第22航空群隷下に編入され「第72航空隊鹿屋航空分遣隊」に改編。
  1. 第1航空隊の第1列線整備隊と第1整備補給隊の第11検査隊及び第12検査隊を廃止、統合し第1整備補給隊に「第11機側整備隊」及び「第12機側整備隊」が新編[2]
  2. 鹿屋航空基地隊の警衛隊、運航隊地上救難班、管理隊車両班が統合され「鹿屋航空警備隊」に改編[2]

司令部編成[編集]

司令部は、鹿屋航空基地に設置されている。

部隊編成[編集]

  • 第1整備補給隊(鹿屋航空基地
    • 隊本部
    • 第1航空機整備隊
    • 第1電子整備隊
    • 第1武器整備隊
    • 第11機側整備隊
    • 第12機側整備隊
    • 第1補給隊
  • 鹿屋航空基地隊(鹿屋航空基地
    • 隊本部
    • 鹿屋管理隊
    • 鹿屋航空警衛隊
    • 鹿屋運航隊
    • 鹿屋経理隊
    • 鹿屋厚生隊
    • 鹿屋航空衛生隊

主要幹部[編集]

官職名 階級 氏名 補職発令日 前職
第1航空群司令 海将補 中村敏弘 2017年03月27日 海上幕僚監部指揮通信情報部
情報課長
首席幕僚 1等海佐 森脇仁 2018年03月30日 海上幕僚監部総括副監察官
第1航空隊司令 1等海佐 本村雅久 2017年08月01日 第203教育航空隊司令
第1整備補給隊司令 1等海佐 木下周一 2017年12月01日 自衛隊徳島地方協力本部
鹿屋航空基地隊司令 1等海佐 岡田幸雄 2016年08月01日 第24航空隊司令
歴代の第1航空群司令(特記ない限り海将補
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
鹿屋航空隊司令(佐世保地方隊隷下)
1 相生高秀 1953.12.1 - 1955.8.15 海兵59期 訓練飛行隊群司令 就任時2等警備正
1954.8.1 1等海佐
2 十川 潔 1955.8.16 - 1957.7.31 海兵55期 海上幕僚監部防衛部防衛課長 統合幕僚会議事務局第3班長
3 寺井義守 1957.8.1 - 1958.5.31 海兵54期・
海大36期
佐世保地方総監 横須賀地方総監
4 山田龍人 1958.6.1 - 1960.7.31 海兵58期 大村航空隊司令 海上自衛隊幹部学校
自衛艦隊司令部付
→1961.9.1 航空集団司令官
就任時1等海佐
1959.2.1海将補
5 武田新太郎 1960.8.1 - 1961.8.31 神戸高等商船 徳島航空隊司令
→1959.7.14 大阪基地隊付
→1960.7.14 鹿屋航空隊付
第1航空群司令 就任時1等海佐
1960.9.1海将補
第1航空群司令(航空集団隷下)
1 武田新太郎 1961.9.1 - 1962.6.30 神戸高等商船 鹿屋航空隊司令 佐世保地方副総監
2 岡本晴年 1962.7.1 - 1963.4.30 海兵60期 第21航空群司令 教育航空集団司令
兼 岩国教育航空群司令
3 伊吹正一 1963.5.1 - 1964.7.15 海兵62期 海上幕僚監部監察官代理
→1963.4.1 海上幕僚監部付
海上幕僚監部監察官 就任時1等海佐
1963.7.1 海将補
4 阿部平次郎 1964.7.16 - 1966.5.15 海兵61期 第4航空群司令 海上幕僚監部付
→1966.7.1 退職
5 安藤信雄 1966.5.16 - 1967.12.15 海兵65期 海上幕僚監部防衛部教育第2課長 海上幕僚監部防衛部付
→1968.1.1 防衛部副部長
就任時1等海佐
1966.7.1 海将補
6 武田茂樹 1967.12.16 - 1969.11.30 海兵65期 第21航空群司令 海上幕僚監部付
→1969.12.31 退職
7 薬師寺一男 1969.12.1 - 1971.7.1 海兵66期 1971.7.1 死去
8 肥田眞幸 1971.7.5 - 1972.12.15 海兵67期 第4航空群司令 教育航空集団司令官
9 石田鏡三 1972.12.16 - 1974.2.28 海兵69期 小月教育航空群司令 海上幕僚監部付
→1974.7.1 退職
就任時1等海佐
1973.1.1 海将補
10 赤塚一男 1974.3.1 - 1976.6.30 海兵71期 航空集団司令部幕僚長 海上幕僚監部付
→1976.9.1 退職
11 平野律朗 1976.7.1 - 1978.3.15 海兵72期 鹿屋教育航空群司令 海上幕僚監部付
→1978.7.1 退職
12 土橋琢治 1978.3.16 - 1980.2.14 海兵74期 海上幕僚監部防衛部副部長 教育航空集団司令官
13 小崎啓介 1980.2.15 - 1980.7.31 第31航空群司令
14 三宅歳行 1980.8.1 - 1981.12.1 沖縄航空隊司令 呉地方総監部付
→1981.12.28 退職
15 鈴木 真 1981.12.2 - 1983.12.19 海兵73期 下総教育航空群司令 横須賀地方総監部幕僚長
16 武内 淳 1983.12.20 - 1985.2.28 東京水産大
4期幹候
海上幕僚監部付
→1985.3.30 退職
17 伊藤達二 1985.3.1 - 1987.3.26 防大2期 小月教育航空群司令 海上自衛隊幹部候補生学校長
18 猪狩 眞 1987.3.27 - 1988.12.14 防大4期 海上幕僚監部調査部調査第1課長 海上幕僚監部調査部長
19 松本哲雄 1988.12.15 - 1990.3.15 防大5期 海上自衛隊幹部学校教育部長 第4航空群司令
20 夏川和也 1990.3.16 - 1991.3.15 防大6期 航空集団司令部幕僚長 海上幕僚監部人事教育部長
21 石神庚一 1991.3.16 - 1992.3.15 防大7期 第51航空隊司令 海上幕僚監部監察官
22 松村清人 1992.3.16 - 1993.3.31 防大6期 第2航空群司令 海上自衛隊幹部候補生学校長
23 石川亨 1993.4.1 - 1995.6.29 防大11期 海上幕僚監部防衛部防衛課長 海上幕僚監部防衛部長
24 吉原征義 1995.6.30 - 1997.6.30 防大11期 教育航空集団司令部幕僚長 大湊地方総監部幕僚長 就任時1等海佐
1995.12.15 海将補
25 高橋 亨 1997.7.1 - 1999.3.28 神奈川大
21期幹候
海上幕僚監部装備体系課長 航空集団司令部幕僚長
26 小林秀至 1999.3.29 - 2001.3.26 防大15期 海上幕僚監部監理部総務課長 阪神基地隊司令
27 荒川堯一 2001.3.27 - 2002.3.21 防大16期 第4航空群司令 自衛艦隊司令部幕僚長
28 松岡貞義 2002.3.22 - 2003.3.26 防大18期 航空集団司令部幕僚 第31航空群司令
29 志賀洋介 2003.3.27 - 2005.7.27 防大16期 第4航空群司令 阪神基地隊司令
30 大谷祥治 2005.7.28 - 2007.7.2 防大21期 航空集団司令部幕僚長 海上幕僚監部指揮通信情報部長
31 坂田竜三 2007.7.3 - 2009.7.20 防大26期 海上幕僚監部防衛部防衛課長 統合幕僚監部指揮通信システム部長
32 池 太郎 2009.7.21 - 2011.8.4 防大27期 航空集団司令部幕僚長 舞鶴地方総監部幕僚長
33 出口佳努 2011.8.5 - 2012.7.25 岡山大
37期幹候
海上幕僚監部防衛部防衛課長 防衛監察本部監察官
34 杉本孝幸 2012.7.26 - 2013.8.21 防大29期 航空集団司令部幕僚長
35 園田直紀 2013.8.22 - 2015.8.3 防大31期 第31航空群司令
36 市田 章 2015.8.4 - 2017.3.26 防大33期 第5航空群司令部首席幕僚 第5航空群司令
37 中村敏弘 2017.3.27 - 防大32期 海上幕僚監部指揮通信情報部
情報課長
就任時1等海佐
2017.8.1 海将補

脚注[編集]

外部リンク[編集]