笠原祥太郎

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笠原 祥太郎
中日ドラゴンズ #47
Kasahara47.jpg
2018年8月24日 マツダスタジアムにて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 新潟県新津市(現:新潟市秋葉区
生年月日 (1995-03-17) 1995年3月17日(27歳)
身長
体重
178 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト4位
初出場 2017年6月30日
年俸 1000万円(2022年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

笠原 祥太郎(かさはら しょうたろう、1995年3月17日 - )は、新潟県新津市(現:新潟市秋葉区)出身のプロ野球選手投手)。左投左打。中日ドラゴンズ所属。

名前の「」は正確には示へんを崩さずに「」と書く。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学校2年生の時に、姉[注 1]からキャッチボールに誘われたことをきっかけに、野球に興味を持ち、地元の少年スポーツクラブに加入し、中学(新潟市立新津第二中学校[3])では軟式野球部に所属した[4]ラグビー選手の稲垣啓太は中学校の先輩にあたる[5]

高校は新潟県立新津高等学校に進学。2年生の春からエース番号を与えられたが、2年夏の大会は県予選1回戦の帝京長岡高等学校戦で敗退[注 2]。3年時も県予選で2回戦の新潟明訓高校戦で敗退した[注 3]

理学療法士を目指して地元の新潟医療福祉大学を志望[7]。しかし、3年時に負けた新潟明訓高校野球部監督の佐藤和也が同大学に新設される野球部の監督に就任するという噂を聞いたことで、志望学科を健康スポーツ学科に変更し、一般受験で進学して、大学でも野球を続けた[8]。当初はプロ野球は念頭になかったが、球速は2年冬ころから一気に増し、3年時の秋には、チームは関甲新学生リーグの1部に昇格した。同年の秋リーグでリーグ新記録の73奪三振(投球回:55回1/3)を記録する。4年時の春のリーグでは、同大は2位で、笠原個人は6勝(0敗)・防御率0.72・奪三振64とすべてでリーグ最高を記録、球速は147km/h、「No.1左腕」と評された[9]。プロ入りを意識して体重も入学時の74kgから85kgに増量[9]。4年時には大学日本代表選考会のメンバー50人にも選出されるが、選考で落選した[6]

2016年10月20日に行われたドラフト会議では、中日ドラゴンズから4位指名を受け、11月21日に契約金4000万円、年俸800万円で合意し、入団した[10]。背番号は47新潟県の大学から、社会人野球などを経ずにNPB入りしたのは笠原が初めてであった[11]

プロ入り後[編集]

2017年は6月30日の広島東洋カープ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)に公式戦で中継ぎとして初登板を果たした[12]。以後8月末までに16回2/3を投げ、防御率4.86ながら17奪三振(奪三振率9.18)を記録。9月からは先発に回ると、3回目の登板となった9月18日の読売ジャイアンツ戦(ナゴヤドーム)で、8回2安打無失点に抑えて初勝利を挙げた[13]。自身最終戦となった10月3日の横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)では、初回に細川成也に3ラン本塁打を浴びるも、2回以降は無安打に抑え、3安打3失点でプロ初完投を果たしたが、味方の援護がなく敗戦投手となった[14]。最終的に、先発に転向後は計5試合で32回を投げ、1勝2敗、防御率2.25だった。オフに推定年俸1200万円(400万円増)で契約更改[15]

2018年は開幕ローテーション入りし、開幕3戦目、4月1日の広島戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)に先発したが、6回4失点で敗戦投手となった[16]。その後、4月25日の巨人戦で一死も取れずに6失点、5月13日の巨人戦では1回2/3を5失点で降板[17]し、5月14日に二軍降格した[18]。再昇格後の6月15日の埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)で7回2安打無失点と好投[18]すると、7月24日のDeNA戦(浜松球場)でシーズン初勝利を挙げた[19]。また、9月7日の広島戦(ナゴヤドーム)ではプロ初完封勝利を飾った[20]。同年は6月以降に限れば、13試合で83回1/3を投げ6勝2敗(うち完封1)、防御率2.70の成績だった。オフの11月18日に推定年俸2100万円(900万円増)で契約更改[21]

2019年は3月29日のDeNAとの開幕戦(横浜スタジアム)で自身初めて開幕投手を務め[22]、5回無失点に抑えた[23]。4試合に登板し2勝0敗、防御率2.75の成績を記録していた[24]が、4月27日の阪神タイガース戦(ナゴヤドーム)で不整脈の症状が出たため先発登板を回避[25]。精密検査を受けるため翌28日に登録抹消された[25]。5月11日には発作性上室性頻拍と診断されたことが発表された[24]。6月22日にウエスタン・リーグ公式戦の広島戦(ナゴヤ球場)で実戦復帰し2回3安打1失点という結果を残すと[26]、7月21日のDeNA戦(横浜スタジアム)で一軍復帰し[27]、翌週のDeNA戦(ナゴヤドーム)で復帰後初勝利を挙げた[28]。しかし、不整脈の影響でシーズンを通して僅か8試合の出場に留まった[29]。オフに450万円減となる推定年俸1650万円で契約更改[29]

2020年新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が延期になったため、シーズン前にシンカーの取得を目指した[30]。だが、同年は7月に右内腹斜筋損傷で故障離脱した[31]こともあり、一軍登板はなかった。オフにチェンジアップの改良とツーシームの取得に励んだ[32]

2021年は9月15日の広島戦(バンテリンドーム ナゴヤ)に先発し、2年ぶりに一軍登板[33]。この試合では6四球を出しながらも5回1失点と踏ん張った[33]ものの、その後チームは逆転された[34]ため勝利投手にはなれなかった。次の登板でも、6回1失点と試合を作った[35]。だが、その後は2試合連続で5失点以上した[36][37]ため、10月9日に登録抹消された[38]。同年は4試合に先発したものの、0勝2敗、防御率6.30という成績だった[39]。オフの11月11日に250万円減となる推定年俸1000万円で契約更改[40]

2022年は4月2日の広島戦(バンテリンドーム ナゴヤ)でシーズン初先発し[41]、6回2失点に抑えた[42]。7月14日の東京ヤクルトスワローズ戦(バンテリンドーム ナゴヤ)に先発し、5回1失点で3年ぶりに勝利投手となった[43]

選手としての特徴[編集]

オーバースローから最速147km/hのストレートとカットボールチェンジアップカーブを投げる。

人物[編集]

家族[編集]

2018年1月5日に高校時代の同級生である一般女性と入籍[44]。2019年5月20日に第1子(長女)が誕生した[45]

家庭では、新潟の言葉で通しており、チームメイトの小笠原慎之介からも「優しいし、方言も使うので面白い人」、「笠原さんはその優しさがマウンドで出ない」と評されている[7]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2017 中日 18 5 1 0 0 1 3 0 0 .250 206 48.2 38 4 21 1 7 43 0 0 17 17 3.14 1.21
2018 20 17 1 1 0 6 4 0 0 .600 479 108.2 100 12 49 1 6 88 2 0 52 50 4.14 1.37
2019 8 8 0 0 0 3 2 0 0 .600 158 34.2 39 4 17 0 1 22 0 0 23 22 5.71 1.62
2021 4 4 0 0 0 0 2 0 0 .000 94 20.0 20 4 17 1 0 13 1 0 14 14 6.30 1.85
通算:4年 50 34 2 1 0 10 11 0 0 .476 937 212.0 197 24 104 3 14 166 3 0 106 103 4.37 1.42
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手












2017 中日 18 0 12 0 0 1.000
2018 20 4 25 1 1 .967
2019 8 3 2 0 1 1.000
2021 4 0 2 0 0 1.000
通算 50 7 41 1 2 .980
  • 2021年度シーズン終了時

記録[編集]

初記録
投手記録
打撃記録
  • 初打席:2017年9月1日、対阪神タイガース21回戦(阪神甲子園球場)、3回表に青柳晃洋から投ゴロ
  • 初安打:2017年10月3日、対横浜DeNAベイスターズ24回戦(横浜スタジアム)、5回表に綾部翔から中前安打[52][53]
  • 初打点:2018年7月24日、対横浜DeNAベイスターズ15回戦(浜松球場)、2回裏に井納翔一から左中間適時二塁打[52][54]
その他の記録

背番号[編集]

  • 47(2017年 - )

登場曲[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 姉も大学まで硬式野球を続け、女子硬式野球部のある埼玉栄高校から防衛大学校に進んで男子硬式野球部に所属していた。ポジションは捕手[2]
  2. ^ 2対1でリードして9回裏2死ランナーなしから、三振振り逃げ、内野安打、エラー、押し出しが重なり、逆転サヨナラ負けした[6]
  3. ^ ここでも、4対3と1点をリードして9回裏に入ったものの、自身のバント処理の失敗などから、逆転サヨナラ負けした[6]

出典[編集]

  1. ^ 中日 - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2021年11月12日閲覧。
  2. ^ 白球に代え、「パイロットの夢」追う 防衛大学校硬式野球部唯一の女子部員、笠原千鶴さん(22) 産経ニュース 2015年10月10日
  3. ^ 笠原祥太郎(中日ドラゴンズ)”. 週刊ベースボールONLINE. 2017年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
  4. ^ 新潟県の大学から初のプロ誕生!越後のドクターK笠原祥太郎”. BBCrix (2017年10月23日). 2018年8月18日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
  5. ^ 新潟出身の中日・笠原祥太郎が中学野球部の先輩ラグビー稲垣啓太の「笑わない男」に対抗!? 来季は「失わない男」だ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 中日新聞社 (2019年12月22日). 2019年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月23日閲覧。
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]