笑う洋楽展

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笑う洋楽展
ジャンル 音楽番組 / バラエティ番組
放送時間 土曜日 24:15 - 24:45(30分間)
日曜日 0:15 - 0:45)
放送期間 2014年4月6日 - 2018年3月25日
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本放送協会
出演者 みうらじゅん
安齋肇
ナレーター 横尾まり
外部リンク 番組公式サイト

特記事項:
レギュラー化前の単発番組としては2013年1月4日に放送開始(60分番組)。
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笑う洋楽展』(わらうようがくてん)は、NHK BSプレミアム2014年4月に放送を開始した音楽バラエティ番組であった。『洋楽倶楽部』の企画の一環として、2013年1月から7月にかけて単発の60分番組が計5回放送され、2014年4月からレギュラー化された(レギュラー放送は30分)。

概要[編集]

当番組のプロデューサーを務める藤﨑謙によると、2012年に洋楽担当となった際、NHK局内にある1950年代1990年代に撮影された約600曲の洋楽映像をチェックしたところ、思わず笑ってしまう様なツッコミどころ満載の面白い映像がたくさんあることを発見、「この映像を生かして、どの局もやっていない斬新な番組を作りたい」と企画したのが当番組誕生のきっかけだという。ちなみに毎回テーマとアーティストを選ぶ作業は藤﨑が一人で行っているという[1]

イラストレーターで洋楽にも造詣の深いみうらじゅん安齋肇が、外国の歌手のミュージック・ビデオコンサート映像、音楽番組でのスタジオライヴ映像等を鑑賞し、時にツッコミを入れながら自由にトークを繰り広げる番組である。また、紹介された歌手に関する情報や、「最新写真」と称して歌手の近影(公式のものばかりでなく、パパラッチらにより隠し撮りされたと思われるものも少なくない)が紹介されることも多い。最後にその日に紹介された映像の中から安齋の独断で「最優秀作品」を1作品選出し、その一部をもう一度流して番組を終える。オープニングテーマにはラトルズの『ラヴ・ライフ』が使用される。

番組では毎回テーマが決められており、単発放送時代には音楽ジャンルや年代といった幅広いテーマを採り上げたが、レギュラー化後は「胸毛男」等の様にテーマがピンポイントに絞り込まれる様になった。紹介される作品については、単発放送時代は1950年代1970年代の古い楽曲であったが、レギュラー化後は2000年代以降の比較的新しい楽曲が採り上げられることもある。

単発放送時代には、安齋がレギュラー出演するテレビ朝日系『タモリ倶楽部』内『空耳アワー』に類似した演出が見られた[2]。単発放送時代のスタジオのセットはジュークボックス等が置かれたアメリカダイナー風のものであったが、レギュラー化後は名画をパロディ化した絵画[3]を配した美術館風のセットに変わり、みうらと安齋の顔をしたスフィンクス像が置かれている。

出演者[編集]

レギュラー[編集]

アシスタント[編集]

レギュラー放送では原則として毎回1人ずつ、年末スペシャル等では2人登場する。「紹介される歌手の大ファン」や、「歌手自身」「歌手の娘・息子」といった設定で、その歌手にちなんだ衣装や歌手の写真がプリントされたTシャツ等を着用し、時には歌手そっくりのカツラや付け鼻などを付けてその歌手にまつわるグッズを紹介する。アシスタントは主に女性だが、ごく稀にIngoのような男性アシスタントが登場することもある。

ナレーター[編集]

放送時間[編集]

  • 2017年4月2日 - 現在:毎週土曜日 24:15 - 24:45(日曜日 0:15 - 0:45)
  • 2015年4月12日 - 2017年3月12日:毎週土曜日 24:45 - 25:15(日曜日 0:45 - 1:15)[4]
  • 2014年4月6日 - 2015年3月15日:毎週土曜日 24:00 - 24:30(日曜日 0:00 - 0:30)

この他、単発版・レギュラー版とも、不定期に再放送が行われることがある。

放送リスト[編集]

太字は最優秀作品である。

単発放送時代[編集]

レギュラー化後[編集]

2014年[編集]

2015年[編集]

2016年[編集]

2017年[編集]

2018年[編集]

スピンオフ『昭和コネタ展』[編集]

2014年6月29日7月6日は当番組のスピンオフ企画として、当番組同様みうら・安齋の出演、横尾のナレーションによる『昭和コネタ展』が放送された。昭和の古いニュース映画等のトピック映像を鑑賞しながら自由にトークを繰り広げ、最後に当番組同様安齋の独断で最優秀作品を1本選ぶというもので、6月29日放送分では昭和24年6月、7月6日放送分では昭和28年7月のトピックを取り上げた。

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2015年5月18日付中日新聞文化面より。
  2. ^ オープニングでみうらが「誰が作ったか知らないがビデオを見るとかすかにおかしい『笑う洋楽展』のお時間です。お相手はこの方です」等と安齋を紹介していた他、「最優秀作品に贈呈する」と称して、「ポップス編」から「ロック編」までは背中に『洋楽倶楽部』のロゴマークが入った革ジャンパー(本革か否かは不明)が、「70年代前期」「70年代後期」では背中に『笑う洋楽展』のロゴマーク(安齋のデザインによるもの)が入ったベストが用意されていた(ただしあくまで演出の小道具として用意されていただけで、実際に贈呈されていた訳ではない)。レギュラー化後のオープニングはみうらがギャグ的なフレーズを一言言ってから安齋を紹介するスタイルに変わり、革ジャンやベストも姿を消した。
  3. ^ ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』の4人がクイーンのメンバーになっているものや、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の顔にキッスのメンバーの様なメイクが施されているもの等があった。絵は半年に1回、4月と10月の改編期毎に総入れ替えされる。
  4. ^ 4月5日放送分のみ25:00 - 25:30(日曜日1:00 - 1:30)の放送であった。また、多少時間が移動することがあった。
  5. ^ 楽曲そのものは1982年に発売された「セインツ・アンド・シナーズ」に収録されている。紹介されたのは1987年に発売された「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス」に収録された再レコーディング版のPV。
  6. ^ この回は最優秀作品を1作選ぶという方式ではなく、全作品の映像から観客のシーンを抜き出して編集した映像に、BGMとして『ファイト・フォー・ユア・ライト』を乗せたものを放送。以後、エンディングは最優秀作品のビデオだけでなく、みうら・安齋のリクエストによる変則的なビデオも多くなる。
  7. ^ この回はクリス・デ・バーの顔を印刷した紙製のお面や、更にお面の下に付け眉毛を付けて登場したアシスタントのSabrinaが最優秀作品に選ばれ、番組最後に『ホワットエヴァー』をBGMにしたSabrinaの登場シーンが放送された。
  8. ^ 0:25 - 1:25の60分番組。当番組としては初めて、予め募集した観覧希望者をスタジオに入れて収録を行った。男女対抗ではなく、赤い衣装等を身に着けた歌手の作品と白い衣装等を身に着けた歌手の作品の対抗形式。スタジオ観覧者にどちらが良かったか拍手を求めた後、安齋の判定により白組が勝利。
  9. ^ 「最新写真」でボーイ・ジョージの隣に写っていた友人のフィリップが「最優秀作品」に選ばれた。
  10. ^ アメリカの経済誌が発表した2014年のミュージシャン長者番付の上位5人の楽曲。
  11. ^ イギリスを除くヨーロッパのサッカー強豪国から選ばれた5組の楽曲。
  12. ^ 23:45 - 1:00(土曜~深夜)放送。12月11日(金)NHKふれあいホールでの公開収録。前回同様、会場の拍手によって白組が優勝。エンディングではマライア・キャリーの歌う『蛍の光』をBGMに、優勝した白組のアーティストのビデオをダイジェストで流した。
  13. ^ 男女二人組のデュオで、男性だけが既にこの世を去っている五組。
  14. ^ 5つの楽曲のビデオに共通するテーマは何か、というクイズ形式の回。正解は「マイケルが出てくる」であり、それぞれの楽曲のビデオにマイケル・J・フォックスマイケル・ジョーダンらが登場。安齋は不正解であった。
  15. ^ 2016年10月にノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの楽曲をカバーしたアーティスト5組を紹介。
  16. ^ 今回は最優秀作品を選ぶのではなく、チャック・ベリージョニー・B.グッドをBGMにそれぞれのミュージックビデオをつなぎ合わせたものが最後に流された。
  17. ^ 今回は男女で白組と紅組に分かれ、それぞれテーマごとの対決という形をとった。結果は白組の優勝となり、ロッド・スチュワートの歌う「蛍の光」をBGMに白組5組のビデオが流された。
  18. ^ シン・リジィが銅像になったのでは無く、メンバーだったフィル・ライノットが銅像になった。
  19. ^ 今回の最優秀作品は、親日家であるフレディ・マクレガーが2011年3月19日ジャマイカ・キングストンでのステージで日本への応援メッセージとして独唱された「琵琶湖の歌」が流された。
  20. ^ 突然、あと4回で番組終了と報告。さらに残り4回は、1分長い30分番組として放送すると報告。

外部リンク[編集]