竹石尚人

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竹石 尚人 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム タケイシ ナオト
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
大学 青山学院大学
生年月日 (1997-07-01) 1997年7月1日(22歳)
生誕地 大分県の旗大分県玖珠郡九重町
身長 174cm
体重 55kg
自己ベスト
1500m 3分54秒72(2016年)
5000m 14分05秒40(2016年)
10000m 29分22秒79(2018年)
ハーフマラソン 1時間04分10秒(2018年)
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竹石 尚人(たけいし なおと、1997年7月1日 - )は、日本陸上競技選手。専門は長距離走大分県玖珠郡九重町出身。青山学院大学総合文化政策学部(総合文化政策学科)在学中[1]

経歴[編集]

2歳年上の実姉の影響により、2010年4月に九重町立南山田中学校(現在廃校)入学時から陸上部に所属。中学卒業後の2013年4月、大分県立鶴崎工業高等学校に入学[2]。高校3年生時には主将を務め、第66回全国高等学校駅伝競走大会・男子の部では北九州地区代表として出場、1区・トップバッターを務めた(区間32位・チーム総合順位31位[3])。

高校卒業後の2016年4月、青山学院大学へ進学し陸上競技部に所属。青山学院大2年生時、2017年11月の第49回全日本大学駅伝対校選手権大会へ、自身大学生として3大駅伝に初出場。6区を担当し区間4位タイで通過したが、青学大としては総合3位に終わった[4]

2018年1月の第94回東京箱根間往復大学駅伝競走へ、自身初の箱根駅伝に往路5区・山登り区間を初出走[5]。先頭の東洋大学と2分3秒差の暫定2位でたすきを受け、青学大4年連続の往路優勝を狙って逆転を目指した。ところが、16Km付近で足のけいれんにより一旦立ち止まり、19.5Kmでも再び痙攣で走行を停止するアクシデントが発生。結果自身の区間順位は5位と、36秒の差まで東洋大を猛迫したが、惜しくも2位通過で往路優勝はならなかった[6]。それでも翌日の復路では、6区の山下りで東洋大を逆転し首位に立ち、それ以降も総合2位・東洋大との差を大きく広げて、結果青学大は2015年・第91回箱根駅伝から総合4連覇を成し遂げた[7]

青山学院大3年生時、2018年10月の第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走へ6区・アンカーで初出走。総合2位だった東洋大学に差を詰められたが、12秒の差で逃げ切って区間2位の記録で、青学大の総合優勝に貢献した[8]

2019年1月の第95回東京箱根間往復大学駅伝競走に、2年連続で往路5区・山登りを担当。往路暫定首位・東洋大学と3分30秒差、往路暫定2位・東海大学と42秒差の暫定3位でタスキを受ける。しかし、スタート後から竹石のペースは思うように上がらず、坂道の途中で往路3位・國學院大学、往路4位・駒澤大学、往路5位・法政大学に次々と追い越されてしまう。結果自身の区間順位は13位とブレーキと成り、青学大はまさかの往路6位と大きく出遅れ、往路優勝の東洋大とは5分30秒、往路2位の東海大にも4分14秒もの大差を追う厳しい展開となった[9][10]。翌日の復路で、青学大は奇跡の大逆転を目指して激走、結果5年連続での復路優勝を達成する。但し、箱根駅伝総合初優勝を果たした東海大と3分41秒の差で総合2位に甘んじ、青学大の総合5連覇は成らなかった[11]

青山学院大4年生時、青学大町田の寮長に就任する。2019年9月28日、TBSテレビ系列の生放送特別番組オールスター感謝祭'19秋』の「赤坂5丁目ミニマラソン」へゲスト出走。一般女子とは4分の差でスタート、優勝のタレント森渉にゴール手前で追い詰めたものの、森と同タイムながら僅差で及ばず準優勝だった。なおこの結末に関して一部のマスメディアは、「ミニマラソン終盤の『心臓破りの丘』で、森脇健児の直ぐ側に居た同特番のスタッフカメラマン担当者が、竹石尚人の走路と追い越しを妨害する恰好と成り、それが結果的に竹石の敗退要因に繋がった」と指摘している[12]

それから約2週間後、2019年10月14日開催の第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走へ、5区で昨年に引き続き出場。襷を受けた時は暫定首位・駒澤大学とほぼ同時の暫定2位だったが、スタート後間もなくして駒澤大・中村大成から徐々に引き離され、途中では東洋大学・今西駿介にかわされてしまい暫定3位へ落ちる。自身区間6位の記録と不本意な成績に終わり、青学大も総合5位と2連覇はならなかった[13]。2019年11月3日の第51回全日本大学駅伝対校選手権大会へは、当初7区にエントリーしていたが、当日は補欠だった吉田圭太と入れ替わった為出番が無かった[14][15]

2019年12月10日、第96回東京箱根間往復大学駅伝競走のエントリー発表があった。だが、この前日に竹石は左足を負傷していた為、箱根駅伝への出場をギリギリまで原晋監督と相談していたが、自ら監督へ「正直しんどい。僕よりも下級生の選手を使うべきです」「青学の16・17番目の部員の方が強いので、僕を外して下さい」等と辞退を直訴[16][17]。結局青学大16人のメンバーに竹石の名前は無く、自身4年目の箱根駅伝はエントリー漏れという形式と成った[18]

当初竹石は大学卒業の後競技を引退し、陸上部の無い生命保険会社に就職する予定だった。ところが、第96回箱根駅伝で青学大が2年振り5度目の総合優勝達成ののち、自ら実業団へ目指す為に就職先の内定を辞退し、大学留年を検討している旨を明らかにした[19]

戦績[編集]

主な成績[編集]

大会 種目(区間) 順位 記録 備考
2015年12月 第66回全国高等学校駅伝競走大会 10Km(1区) 32位 30分26秒 チーム総合31位
2016年4月 第249回日本体育大学長距離競技会 1500m(14組) 7位 3分54秒72 自己記録
2016年5月 第2回世田谷陸上記録会2016 5000m(15組) 10位 14分05秒40 自己記録
2018年3月 第21回日本学生(立川シティ)ハーフマラソン選手権大会 ハーフマラソン 12位 1時間04分10秒 自己記録
2018年4月 第262回日本体育大学長距離競技会 10000m(11組) 21位 29分22秒79 自己記録
2018年5月 第97回関東学生陸上競技対校選手権大会 ハーフマラソン(2部) 5位 1時間05分10秒
2019年5月 第98回関東学生陸上競技対校選手権大会 ハーフマラソン(2部) 8位 1時間05分56秒

大学駅伝成績[編集]

年度 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2016年度)
第28回
出場なし
第48回
出場なし
第93回
出場なし
2年生
(2017年度)
第29回
出場なし
第49回 - 6区
区間4位タイ - 36分08秒
第94回 - 5区
区間5位 - 1時間12分49秒
3年生
(2018年度)
第30回 - 6区
区間2位 - 30分08秒
第50回
出場なし
第95回 - 5区
区間13位 - 1時間14分52秒
4年生
(2019年度)
第31回 - 5区
区間6位 - 18分36秒
第51回
出場なし
第96回
出場なし

自己記録[編集]

  • 1500m・・・3分54秒72(2016年)
  • 5000m・・・14分05秒40(2016年)
  • 10000m・・・29分22秒79(2018年)
  • ハーフマラソン・・・1時間04分10秒(2018年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 長距離ブロック 4年生
  2. ^ スポーツ報知 箱根駅伝選手名鑑 青山学院大学 竹石尚人
  3. ^ 高校駅伝・第66回男子大会記録
  4. ^ 第49回全日本大学区駅伝・区間成績(テレビ朝日)
  5. ^ 選手詳細情報 竹石尚人 - 箱根駅伝公式サイト
  6. ^ 青学大・竹石けいれんも冷静対処、冷や汗から逆襲へ日刊スポーツ・2018年1月3日記事
  7. ^ 箱根駅伝・第94回大会成績
  8. ^ 第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走・大会結果
  9. ^ 最強一転6位の青学大、平成例のない奇跡逆転V挑む日刊スポーツ・2019年1月2日記事
  10. ^ 青学大 往路6位 総合V5&3冠に暗雲も原監督「歴史に残る大逆転をしようぜ」スポニチ・2019年1月3日記事
  11. ^ 箱根駅伝・第95回大会成績
  12. ^ 青学の竹石選手が「赤坂ミニマラソン」で負けたのは森脇健児のせいだった!?Asagei+Plus・2019年10月4日記事
  13. ^ 第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走・大会結果
  14. ^ 秩父宮賜杯 第51回全日本大学駅伝対校選手権大会 出場選手一覧表
  15. ^ 箱根駅伝の行方を占う“山上り”と“山下り” 青学は今季も苦戦必至か?文春オンライン・2019年11月14日記事
  16. ^ 青学大・原晋監督 箱根駅伝は「やっぱり大作戦」で!デイリースポーツ・2019年12月11日記事
  17. ^ 箱根駅伝V奪回へ 青学大・原監督、恒例のテーマ発表“やっぱり大作戦”!?スポニチ・2019年12月11日記事
  18. ^ 青学原監督、箱根駅伝作戦名は「やっぱり大作戦」日刊スポーツ・2019年12月10日記事
  19. ^ 【箱根駅伝】青学・竹石尚人、5年生でもう一度 内定辞退し留年決断” (日本語). スポーツ報知 (2020年1月4日). 2020年1月4日閲覧。