竹本由紀夫
基本情報 | |
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国籍 |
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出身地 | 静岡県伊東市 |
生年月日 | 1956年8月1日(64歳) |
身長 体重 |
183 cm 73 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1980年 ドラフト1位 |
初出場 | 1981年 |
最終出場 | 1984年 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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竹本 由紀夫(たけもと ゆきお、1956年8月1日 - )は、静岡県出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
来歴・人物[編集]
修善寺工業高では、1974年夏の県大会準決勝に進出するが、清水市商高に逆転負け、甲子園には届かなかった。
高校卒業後は、社会人野球の新日本製鐵室蘭に入団。1979年の都市対抗ではエースとして投げ、高梨英夫(大昭和製紙北海道から補強)が放った当時の通算新記録となる決勝ホームランなどもあり、ベスト8に進出。また第4回インターコンチネンタルカップ日本代表に選出され、日本の準優勝に貢献した。同年のドラフト会議でロッテオリオンズから1位指名を受けるが入団を拒否した。
翌1980年、第26回アマチュア野球世界選手権の代表に選ばれキューバ戦などで好投、都市対抗では大昭和製紙北海道の補強選手として出場。初戦では、世界選手権代表の長谷部優を擁する松下電器と対戦。4回からリリーフとして登板し、5-4と逃げ勝つ。準々決勝では東芝府中と戦い、高梨の新記録となる通算8号ホームランを放ち先制すると8回にも高梨が決勝打を打ち浜師勝彦との室蘭リレーで勝ちベスト4に進出した。同年は、石毛宏典(プリンスホテル→西武)、原辰徳(東海大→巨人)とともに御三家として注目を集め、ドラフト会議でヤクルトスワローズから1位指名を受け入団した。
当初右腕の本格派で、スライダー・シュートを武器とする社会人ナンバーワン右腕として即先発ローテーション入りを期待されたが、結局1勝も挙げることができず1984年に引退。僅か4年でプロ野球生活の幕を閉じた。
プロで活躍出来なかった理由として、プロ入り後の投球フォーム改造が定着しないまま、一軍の試合に登板させられたことが挙げられている。対巨人戦にリリーフ登板の際、日本テレビで試合の解説をしていた金田正一が、「こんなにバランスの悪いフォームでは、プロでは絶対に通用しない。良いと思うところが何もない」とそのフォームの悪さを指摘している。さらに別の巨人戦での登板時には、「期待の新人だから即戦力として使いたいのかも知れないが、もう一度ファームで鍛え直した方がよいと思う」と語っている。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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1981 | ヤクルト | 17 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | -- | .000 | 129 | 29.0 | 28 | 2 | 16 | 1 | 3 | 20 | 0 | 0 | 16 | 12 | 3.72 | 1.52 |
1982 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -- | ---- | 54 | 14.1 | 9 | 1 | 5 | 0 | 0 | 10 | 1 | 0 | 5 | 5 | 3.21 | 0.98 | |
1983 | 12 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | -- | .000 | 112 | 24.0 | 28 | 6 | 12 | 0 | 1 | 18 | 1 | 1 | 20 | 17 | 6.38 | 1.67 | |
1984 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | -- | .000 | 23 | 5.1 | 4 | 1 | 4 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 4 | 4 | 6.75 | 1.50 | |
通算:4年 | 37 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | -- | .000 | 318 | 72.2 | 69 | 10 | 37 | 2 | 4 | 52 | 2 | 1 | 45 | 38 | 4.71 | 1.46 |
背番号[編集]
- 15 (1981年 - 1984年)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 竹本由紀夫 - NPB.jp 日本野球機構
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