竹前栄治

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竹前 栄治(たけまえ えいじ、1930年8月4日 - 2015年7月14日)は、日本の政治学者、占領史研究家。東京経済大学名誉教授。

人物・経歴[編集]

長野県生まれ。1951年長野県須坂西高等学校卒業、1955年東京教育大学文学部社会科学科法律政治学専攻を卒業し、世田谷区立尾山台中学校教諭に赴任。1958年から東京都立工業短期大学附属工業高等学校(現東京都立工業高等専門学校)教諭、1962年東京都立工業高等専門学校教諭。1963年東京都立大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。1964年東京都立工業高等専門学校助教授、1968年東京都立大学大学院社会科学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学。1968年中央大学法学部兼任講師。1970年「アメリカ対日労働政策の研究」で法学博士(東京都立大学)。 1974年東京経済大学経済学部助教授、現代社会学部教授。 2001年東京経済大学現代社会学部特任教授、2005年退職、名誉教授。1983年『戦後労働改革』で労働関係図書優秀賞受賞。

1980年ころに失明したため盲導犬障碍者問題などについても発言する。

2015年7月14日に虚血性心不全のため84歳で死去した[1]

2015年10月25日に「竹前榮治先生を偲ぶ会」を開催[2]

著書[編集]

  • 『アメリカ対日労働政策の研究』日本評論社 1970
  • 『占領戦後史 対日管理政策の全容』双柿舎 1980 のち同時代ライブラリー、岩波現代文庫
  • 『戦後労働改革 GHQ労働政策史』東京大学出版会 1982
  • 『証言日本占領史 GHQ労働課の群像』岩波書店 1983
  • 『GHQ』岩波新書 1983
  • 『日本占領 GHQ高官の証言』中央公論社 1988
  • 『占領と戦後改革』岩波ブックレット 1988
  • 『GHQ労働課の人と政策』増補改訂版 エムティ出版 1991
  • 『GHQの人びと 経歴と政策』明石書店 2002
  • 『失明を超えて拡がる世界 GHQ研究者として生きる』桐書房 2007

共編著[編集]

  • 日本占領秘史 上 天川晃共著 朝日新聞社 1977.8 のちハヤカワ文庫
  • 昭和史 国民のなかの波瀾と激動の半世紀 金原左門共編著 1982.7 (有斐閣選書)
  • 労働政策講義ノート 悠思社 1992.4
  • 戦後日本の原点 占領史の現在 袖井林二郎共編 悠思社 1992
  • 憲法制定史 日本国憲法検証 1 岡部史信共著 2000.6 (小学館文庫)
  • 護憲・改憲史論 日本国憲法検証 2001.6 (小学館文庫)
  • 盲導犬ネモフィラ 生涯現役の大学12年生 竹前淳子共著 あすなろ書房 2002.7
  • 障害者政策の国際比較 障害者政策研究会共編 明石書店 2002.11

翻訳[編集]

  • 近代化の理論 マイロン・ウィーナ編著 上林良一共訳 法政大学出版局 1968
  • DDT革命 占領期の医療福祉政策を回想する C.F.サムス 編訳 岩波書店 1986.8 「GHQサムス准将の改革」 桐書房 2007
  • 日本占領の日々 マクマホン・ボール日記 菊池努共訳 岩波書店 1992.4
  • GHQ日本占領史 第1巻 GHQ日本占領史序説 今泉真理共訳 日本図書センター 1996.2
  • GHQ日本占領史 第31巻 労働組合運動の発展 岡部史信共訳 日本図書センター 1997.7
  • 米国陸海軍軍政/民事マニュアル 尾崎毅共訳 みすず書房 1998.10

参考[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 訃報:竹前栄治さん84歳=東京経済大名誉教授 毎日新聞 2015年7月17日
  2. ^ 「竹前榮治先生を偲ぶ会」のご案内 東京経済大学